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感情を抑えるのはプラスなのかマイナスなのか

心と身体は表裏一体、どっちが表か裏かなんてないなぁと常々思っていて。

心のもやもやに、ヨガやストレッチ、美の探究、
身体の硬さやこり、滞りに、みないことにしている記憶や意識の開放、
など、一見逆サイドからのアプローチを提案していきたいなーと
クライアントさんとお話しすることを楽しみにお待ちしています。

脊柱管狭窄症

ボディートークという、心と身体のつながりの緩みや断然を丁寧に解きほぐすセラピーをしていています。

Yoga & BodyTalk ektan

そこに、先日

「疲れやすい(HSP)、中学時代からの腰痛(脊柱管狭窄症)、夜中に何度も目が覚める」

ということがお悩みの40代半ばの女性がご相談にきてくださいました。
ボディートークの公式HPに載っているわたしの自己紹介のHSPの文字に
ビビッときてくださったそうで。

ええぇ、中学からの腰痛ってマジ辛い!
と、勝手にちょっとふっくらした方をイメージして待っていたら、
「今日は身体を使うのかなと思って」とジャージという装いにも関わらず、”お仕事できます。きちんとしています”という美しさに気を配っている方でした。

実感を感じたいせっかちで、自分で解決したい。
自分ケアは大事だと気づいて、パーソナルトレーニングやマシンピラティスで効率的に整えています。
すごくいろいろある人生で、
夫は年上で結婚当初は知らなかったけどモラハラな人で、、
冥途までの暇つぶしをできれば穏やかに過ごしたいと
気持ちを安定させられるようになって、落ち着いています。
今は、自分で仕事をしているのですが、
うまくいくか?と心配と不安があって、
ストレスで、いいものを食べないとダメだってわかってるのに
ついスイーツとか食べちゃって、、、

うわー、これ、ほーんのちょっと前のわたし!

***

わたしも、うつ病で1年休職した教員(いわゆるちゃーんとした人。わたしはちゃんとしてないから、いろいろある)の夫と
不安定な個人事業主という働き方の中での二人の子育ていう渦中で、
ヨガスートラの「ヨガとは心の死滅なり」をそのまま受け取って
”よし、心を波立たせななければいいんだ、感じないことにしよう”
と感情を封印した数年を過ごしていました。

「怒らない。相手はそうする必要があったってことでしょ」と
偽物の余裕を演出していたのですが、
結局、仕事で友人とトラブルになり、ボディートークに出逢い、
ライティング・ライフ・プロジェクトに出逢い、
感じないようにしていても、潜在意識にたくさん傷がつき
それが、人生に「気づこうよ?」と顕れてくる
ということを知り、
感情はしっかりと味わってあげるのが、生きること、
地を足に付けながら軽やかに自分を生きることにつながると
感情取り戻し作戦(書く瞑想=ライティング・ライフ・プロジェクトや
ボディートークセッション)参戦中です。

そして、感じる、書くと、ほんとうに環境が変わってくるなと実感する日々を過ごしています。
最近、夫は元気です。

***

こんなちょっと前の自分である彼女の処世術の「感じない、落ち着き」に
ついて、はてさて、これは自分に問いかけることでもあるなと
セッションスタート。

リンパドレナージで胃のあたり、気管支のあたりの感情開放を行い、
ボディートークでは意識に問いかけて心と身体のバランスを調整しました。

セッション後は下がっていた右肩(社会的な責任の意識)が上がり、
「腰は長時間歩けないのが脊柱管狭窄症なので様子をみますね」と
これからいつものマッサージに行きます、とお昼前に
お帰りになりました。

背骨とか腰とか、まったくフォーミュラ
(ボディートークのつなぎなおしのオーダーメイドのリンク)
に出てこなかったけど、どうだったかなぁと
思っていた夜にご連絡があり。

腰は楽になったのですが、、
いつものマッサージ中に、訳も分からず涙が止まらなくなって
家事もやる気がしなくて、今寝ています。
ボディートークと関係ありますか?

ボディートーク中に涙が出ることはよくあります。
そんなつもりはないのにと頑張ってきた方ほどびっくりしますが、
潜在意識でシフトが起こったとみます。
今回はタイムラグがあったので余計に驚かれたでしょうが、、

ここからは、わたしの経験則なのですが。
人生ってなに?と問われたら、「経験」で
その経験は魂の筋トレ的要素が多分に強い。

心も身体も、人生を味わうための大切なツールで
だからこそ、心も身体も感じてもらうことを切望してて
いっしょに(っていうかもともと一体なんですけどね)
生きていきたいと願ってるかなと思います。

というわけで、感情は感じてこそ人生
なのでは、と思います。
それを再認識させてくれたセッションだったなぁと
感じ入りました。

感情、感じるのがきっついときも多いですけどね(^^;

感情を味わって、自分自身を慈しんで、
冥途までの暇つぶし、なんて言わないで
人生を自分らしく楽しんでほしいです。

考察として。
脊柱管狭窄症は、脊柱(背骨)の中で神経が通っている脊柱管が
狭くなる症状。
神経の役割は、”伝えること”。
感じない=伝えないという意識が、それはどうなの?
それでいいの?と教えてくれたのでは、と
やっぱり身体と心(意識)は一つだなと、思います。

ぜひぜひ、身体の声を聴いてみてほしい。
今、あなたの身体はなにを話してますか?

わたし、今、左ひざを曲げるとき痛いです。
右は”公”、左は”私”、
膝は”柔軟性・恐れ・意志力”の意識の部位で。
曲げるとき痛いから、
”自分の意志をまげるなよ!すすめ!”ってことなのか
歩んでいく脚の真ん中で複雑繊細な関節なので
”周りと連携とるのを忘れてない?”という声なのか
様子を見ていきたいと思います。
ちなみに、ヤムナボールで膝上、ひざ下、
ふくらはぎをゆるめると軽くなります。
単に身体の使い方を見直して?もっと大事にして?
ということだったりして。


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