ケニア旅/ある日の会話

今日は、ケニアに着いて四日目。
朝からインターン先の音楽学校でパソコン仕事をしたり、次の日の準備をした。明日は、子供向けの土曜日クラスを担当する。少し緊張。

お昼ごはんを食べるチャンスを逃していたので、お腹空いたよーと家に帰ると
近所のポテトを買いなさいと、ホームステイ先の家政婦さん兼私のビッグシスターMaryがついてきてくれた。小さなポテト1つ10円くらいの丸ごとフライにケチャップやチリソース、塩をかけてくれる。料理人のお兄さんとあまり上手くコミュニケーションが取れず、早くスワヒリ語を勉強しなきゃと思う。隣で焼きコーンを売っているお兄さんのところに少し人が集まっており商売繁盛だ~。コーンにかぶりつきながら笑い合っているバイクに乗ったイケメン兄ちゃんと可愛らしい女の子、一生懸命コーンを焼いているお兄さんがいる場所に私たちもジョインするとバイクのイケメン兄ちゃんが完全スワヒリ語で絡んできた。私は全くスワヒリ語が話せないので、Maryに訳してもらう。
「君の番号が欲しいよ。」と言うので、セネガルのノリで「君には、かわいい彼女がいるじゃんか。It’s not nice.」と言い返すと「いいんだよ。」と言う。横で彼女はへへへと笑っている。

セネガルではこんな会話が日常茶飯事で楽しかったが、ケニアではあまりナンパされないことに少し驚いた。セネガルでは女の子と一緒にいるのに冗談でもナンパしてくることはなかったけど。(笑)今思うと、そんな冗談の流れをセネガルの現地語でできてた自分凄いなぁ(笑)

ポテトとコーンそしてバナナを手に入れた私たちは、家へ向かう。
ダイニングテーブルでポテトを食べていると、Maryが「花梨!!」と呼ぶので行ってみると、家の扉から見える建築現場の男たちが手を振ってくるとのこと。
でも、ずっと見ていても誰も手を振ってこないので「いないじゃん」と言うと、
「さっきは手を振ってきてたのよ」と言うので、「次手振られたら、呼んでね」と言う。

「花梨!!!来て!!」
行っても、だれもこっちを向いていない。
「どの人??あの人は忙しそうだね」
「あの人は、全然働かないのよ。だから日が暮れそうになって、今焦ってしてるのよ。」
「そっかー。他の人もぜんぜんこっち見ないじゃん。爆笑」
と、誰もこっちを見ないのでMaryは口笛で彼らを呼ぼうとしたけど吹き方を知らならしい(笑)結局、彼らがこちを見ていたんじゃなくてMaryが見ていたから手を振ってきたんじゃないのかと思ったけどそこは伏せておこう。

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