ロスをロスするProject

クリエイティブとアイデアの力で食品ロス問題に新たな視点の提案を行うサイト「ロスは、きっ…

ロスをロスするProject

クリエイティブとアイデアの力で食品ロス問題に新たな視点の提案を行うサイト「ロスは、きっとロスできる」の公式noteです。あなたらしく食品ロスをロスする方法をお届けします。 https://lossloss.jp/

マガジン

  • 食べ物が届くまで -事業系食品ロス削減の取り組み-

    食べ物は、たくさんの人の手や工程を経て私たち消費者に届けられています。その工程ごとに様々な理由で発生する食品ロスは「事業系食品ロス」と呼ばれ、消費者が知る機会は少ないと言えます。ここでは事業系食品ロスの内容や実施されている取り組みをご紹介します。

  • いま、私たちにできること・できそうなこと

    食品ロス対策は、毎日の生活に取り入れやすそうなことを続けていくことが大切です。みんなの「ちょっとの工夫」が集まれば、やがて大きな力となり、削減目標に近づいていくはずです。ここではその「ちょっとの工夫」が見つかりそうな、ヒントをご紹介します。

  • ロスをロスするProject×〇〇の立ち話

    食品ロス問題の分野で活動されている方々にお話を伺い、知らなかったことやヒントになりそうなことを取材しました。立場や世代が変われば見方も変わりますが、食品ロス対策の目標はみんな同じ。ためになるお話に、ちょっと聞き耳を立ててみませんか?

最近の記事

キユーピータマゴに聞く、タマゴのリーディングカンパニーをめざし挑み続ける卵の100%有効活用法とは

キユーピーグループでの卵の使用量は約25万トン、日本で消費される鶏卵の約10%を占め、さらに卵を加工した後に排出される卵殻は約2.8万トンにも上ります。キユーピータマゴは長い年月をかけ、卵の100%有効活用化を実現しています。 卵黄から卵白、卵殻、卵殻膜まで。捨てるところがない卵の本来の姿とはキユーピーでは「食品ロス」という言葉がなかったであろう1919年の創業当初から、マヨネーズに使用する黄身以外の活用に努めてきました。まず、取り組んだのは卵白の活用です。当初は卵白を生の

    • 消費者庁への取材を通して「コミュニティの大きさ」について考えてみたおはなし

      食品ロスの問題は複雑に絡み合っており、対象があらゆる立場の消費者に関わるため、関係する省庁も多岐に渡っています。今回各省庁にも取材を、と考える中で消費者庁のお話はぜひお伺いしたいと考えていました。 とはいえ普段から省庁の方とお会いする機会、ましてお話しする機会は全くなく、そもそも取材を受けていただけるのか不安でしたが、快く引き受けてくださいました。 取材を通して一番興味深かったのは、「コミュニティの大きさ」についてでした。私たちロスをロスするProjectも普段活動してい

      • 消費者庁に聞く、人々の意識に働きかけ、自ら行動する食品ロス削減とは

        消費者庁は、消費者行政の「舵取り役」として、消費者が主役となって、安全で安心して豊かに暮らすことができる社会を実現するために設置された機関です。消費者政策の推進に向けて様々な計画を策定されている中、食という分野では、まだ食べることができる食品がムダに廃棄されないよう食品ロスの削減に取り組まれています。「食べ残し」「直接廃棄」「過剰除去」など、今後の食品ロス削減を目指していくにあたり、どのようなお考えをもって施策に取り組まれているのか、取材しました。 食品ロス削減の司令塔を担

        • キリンビールに聞く、提供までに生じるロスを解消する業務用ビールサーバー「TAPPY」とは

          2021年4月から全国展開されている、キリンビールの業務用ペットボトルビールサーバー「TAPPY(タッピー)」。カウンターに置けるほどコンパクトで、日常的な交換・洗浄作業も簡単でありながら、交換・洗浄時に生じていた廃棄ビール量の削減も実現しました。TAPPY開発に至った外食産業の変化や課題、そして導入後の反響は、どのようなものだったのでしょう。 外食業界が抱えていた、樽詰めビールの廃棄ロス問題外食産業では今、「1杯目の生ビール」、いわゆる「とりあえず生(ビール)」とオーダー

        キユーピータマゴに聞く、タマゴのリーディングカンパニーをめざし挑み続ける卵の100%有効活用法とは

        マガジン

        • 食べ物が届くまで -事業系食品ロス削減の取り組み-
          7本
        • いま、私たちにできること・できそうなこと
          4本
        • ロスをロスするProject×〇〇の立ち話
          2本

        記事

          加平小学校(東京都足立区)の栄養教諭に聞く、学校給食に込めた子どもたちへの思いとは

          「おいしい給食」を推進する足立区。各校の調理室で手作りされる給食は、子どもたちの体も心も豊かにすることを目指しています。東京都足立区の加平小学校では、おいしくて、栄養バランスのとれた献立、栄養教諭によるランチルーム給食や食育指導の実施など、学校給食を通して子どもたちの社会性も育んでいます。食べることだけでなく、食に関する環境問題や食への関心も高める給食の時間。どのようなお考えをもって学校給食や食育指導に取り組まれているのか、取材しました。 より近い距離で、子どもたちと関わる

          加平小学校(東京都足立区)の栄養教諭に聞く、学校給食に込めた子どもたちへの思いとは

          アップサイクルのその先について考えたおはなし

          カンロさんに取材に伺った際にお聞きした「世界にひとつだけの、パッケージアップサイクル」プロジェクト。取材時に見せていただいたかわいい雑貨に一目惚れし、クラウドファンディングの募集当日に購入させていただきました。 このプロジェクトのお話は、取材記事をご覧ください。 待ちに待ったリターン品がそれぞれの家に届き、すぐに開けたい気持ちを抑えつつ、会社に持ってきました。 あかし:私はピュレグミのペンケース買いました。 みつはし:私は同じくピュレグミのペンケースとカンロのサコッシ

          アップサイクルのその先について考えたおはなし

          サラダクラブに聞く、野菜廃棄物ゼロを実現する多様な取り組みとは

          1999年、パッケージサラダの販売を開始した「カット野菜」のリーディングカンパニー、サラダクラブさん。食品ロス削減に取り組むキユーピーグループ経営方針に則り、野菜未利用部の活用も積極的に行っています。 野菜廃棄物を活用した循環型農業とはサラダクラブは食品に携わる会社として「野菜を余すところなく使い切りたい」という想いをずっと持っていました。そこで着目したのが、「千切りキャベツ」や「ミックスサラダ」といったパッケージサラダの製造過程で発生するキャベツやレタスの外葉、芯など野菜

          サラダクラブに聞く、野菜廃棄物ゼロを実現する多様な取り組みとは

          キユーピーグループに聞く、食を通じて社会に貢献する。志をひとつに、食品ロス削減へのあくなき挑戦。

          キユーピーグループは、家で調理して食べる「内食」、惣菜などを買って食べる「中食」、お店などで食べる「外食」といった食シーンに対応した事業を展開しています。グループ全体の課題として食品ロスの削減・有効活用を掲げ、食品残さ削減、野菜未利用部の有効活用、商品廃棄の削減に取り組まれています。 食資源を決して無駄にしない。キユーピーグループに根付く企業カルチャーとは。 キユーピーグループの食品ロス削減への取り組みを教えてください。 松原さん 創業当初からマヨネーズに使用しない卵白

          キユーピーグループに聞く、食を通じて社会に貢献する。志をひとつに、食品ロス削減へのあくなき挑戦。

          東京みやげの新定番を見つけたおはなし

          普段大阪で勤務している私は、東京出張が入ると心が躍ります。 帰り際には時間の許す限りあらゆるお菓子を見て、どれをお土産にするか悩む時間も楽しんでいます。 行く度に新しい商品が出ていて選ぶのは楽しいのですが、お菓子以外の選択肢もあるのかな?お菓子を渡すだけじゃなくて、お土産話のように何か話せることがあるといいのに…と思っていたところ、カンロ飴でおなじみのカンロさんへ取材に行けることになりました! 取材記事はこちらからご覧ください。 その取材時にお話をお伺いしたのが「ヒトツ

          東京みやげの新定番を見つけたおはなし

          カンロに聞く、サーキュラーエコノミーを実現する廃棄物の価値創造とは

          1912年の創業以来、その時代や消費者のニーズに合わせた「ひとつぶ」を作り続けているカンロさん。近年は他業種との協業でやむを得ず廃棄となってしまうモノたちを生まれ変わらせています。 廃棄される飴を再生する新たな試みとは カンロを代表する商品カンロ飴は、砂糖や水あめを溶かしながら煮詰め、細長いロープ状にした生地をアメ玉の形にカットして作ります。この成形の工程で出る削りかすや、気泡が入ったり欠けがあったりして検品ではじかれて廃棄するものが発生します。そのうち約85%は飼料や肥

          カンロに聞く、サーキュラーエコノミーを実現する廃棄物の価値創造とは

          コープこうべさんへの取材で知った、素敵な関係性が生むロスのおはなし

          スーパーやコンビニエンスストアなど、小売の業界で発生する食品ロスについてコープこうべさんにお話を伺いました。 環境問題について常に時代の先端を行く仕組み、食品ロス対策の豊富なアイデアの秘密に迫ります! 取材記事はこちらからご覧ください。 食材の買い物の場として身近な存在であるスーパーやコンビニエンスストア。 最近は食品ロス対策として、割引シールが貼られた商品や見切り品コーナーの設置など、さまざまな取り組みが始まっていることを実感します。その中でも、今ほど「食品ロス」や「環境

          コープこうべさんへの取材で知った、素敵な関係性が生むロスのおはなし

          コープこうべに聞く、組合員の声を事業を通してカタチにする、継続的な食品ロス削減活動とは

          「てまえどり」「フードドライブ」「食品残さ等の有効活用」などの食品ロス対策に、小売業界のなかでもいち早く取り組んできたコープこうべさん。これらの取り組みの多くが組合員からの声がきっかけとなったもので、実験や検討を重ねながら事業を通して、食品ロス問題に継続的に取り組まれています。 今回は、小売の現場で発生する食品ロスとその対策や、組合員の声に耳を傾け様々なことにチャレンジされている様子を取材しました。 小売の現場で発生している食品ロスと、その対策 一般的に、小売の現場で発生

          コープこうべに聞く、組合員の声を事業を通してカタチにする、継続的な食品ロス削減活動とは

          「チャンスロスより食品ロス対策」の言葉に、胸を撃ち抜かれてしまったおはなし

          外食の分野ではどのような食品ロスが発生するのか?を調べていた時、食堂・お弁当販売・おにぎり販売を実施されている象印マホービンさんを思い出しました。各業態の食品ロス対策はもちろん、ごはんへの愛がぎゅうぎゅうに詰まったお話を伺うことができました! 取材記事はこちらからご覧ください。 今回、象印さんの取材の中で、「チャンスロスより食品ロス対策」という言葉がありました。 チャンスロスとは、買いたいお客様が来たときに商品が欠品しているなどの理由で売るチャンスをふいにしてしまうことです

          「チャンスロスより食品ロス対策」の言葉に、胸を撃ち抜かれてしまったおはなし

          象印マホービンに聞く、ムダを生まない、“ごはん”に寄り添う企業の食品ロス削減への取り組みとは

          大阪に本社を構える、象印マホービンさん。炊飯ジャーや電気ポットをはじめとした「調理家電」製品、ガラス・ステンレスマホービンを中心とした「リビング」製品に加え、空気清浄機や加湿器などの「生活家電」製品を手がけています。一方で現在、大阪市内を中心に『象印食堂』『象印銀白弁当』『象印銀白おにぎり』の3つの飲食店ブランドを展開。 外食産業における食品ロスの主な要因とされる「お客様の食べ残し」「調理・仕込みの余剰」「発注ミス」などがある中で、どのような想いをもって、いかに食品ロスの課題

          象印マホービンに聞く、ムダを生まない、“ごはん”に寄り添う企業の食品ロス削減への取り組みとは

          小林富雄教授への取材で覚醒したおはなし

          ロスをロスするProjectのサイト立ち上げにあたって、2023年1月に日本女子大学 小林富雄教授に食品ロス問題についてお話を伺いました。 取材では本当にたくさんのお話を聞かせていただいたのですが、特にチームメンバーが発見だと思ったこと、目から鱗だったことを厳選して記事にさせていただきました。 取材記事はぜひこちらからご覧ください! 小林先生に取材をお願いしたい!と考えたのは、Projectを立ち上げるにあたり、情報収集のため様々な書籍やインターネットから食品ロスに関する

          小林富雄教授への取材で覚醒したおはなし

          小林富雄教授に聞く、日本における食品ロスの現在地と、理想的な未来への歩き方

          「もったいない文化」があるはずの日本で、なかなか進まない食品ロス問題の解決。食品ロスに結びつく意外な原因や、解決に必要なマインドなど、日本女子大学 小林富雄教授に伺いました。 「食品ロス」イコール「コミュニケーションロス」食品ロスは、出したくて出している人はいないのに、長い間解決できていない問題です。では、なぜ食品ロスが出ているのか。原因は食べ物を残してしまう行為そのものにもありますが、私はコミュニケーション不足も原因の一つと考えています。 例えば、夕食が用意されているの

          小林富雄教授に聞く、日本における食品ロスの現在地と、理想的な未来への歩き方