アップサイクルのその先について考えたおはなし
カンロさんに取材に伺った際にお聞きした「世界にひとつだけの、パッケージアップサイクル」プロジェクト。取材時に見せていただいたかわいい雑貨に一目惚れし、クラウドファンディングの募集当日に購入させていただきました。
このプロジェクトのお話は、取材記事をご覧ください。
待ちに待ったリターン品がそれぞれの家に届き、すぐに開けたい気持ちを抑えつつ、会社に持ってきました。
あかし:私はピュレグミのペンケース買いました。
みつはし:私は同じくピュレグミのペンケースとカンロのサコッシュ2点買いです!
実際の商品がこちら!取材時に伺った通り、1点1点絵柄が異なっており、まさに世界にひとつだけのものになっていました。かわいい!!
食品ロスについて色々と調べていく中で、「アップサイクル」という言葉もよく耳にするようになりました。
アップサイクルとは、捨てられるはずだったものにデザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、元の状態より価値を高めることを指します。
「新たな付加価値」というところがポイントで、今回のカンロさんの例で言うと、製造工程上どうしても発生してしまう廃棄包材を雑貨として生まれ変わらせるというところがポイントになったと思います。
職人がひとつずつ手作業で廃棄包材を分解して圧着し、一枚のシートにしてから縫い上げることで、使われる包材の部分によって柄の配置が異なります。
通常販売されている雑貨だと、柄が違うことは不良品と捉えられることもありますが、違いをそのまま活かすこともこのプロジェクトのいいところだと思います。さらに、サーキュラーエコノミーの観点から、新たな価値を得たこの雑貨たちが再びゴミになってしまわないように、雑貨が痛んだ時に修理できるサービスも構想中だそう。
今後きっと注目の的になるであろうペンケースとサコッシュ。
アップサイクルについて、そしてカンロさんの取り組みについて話す機会と捉え、広めていきたいと思います。
あかし:何でサコッシュ買わなかったんだろー!!!ほんと後悔。。
みつはし:たまにだったら貸してあげてもいいですよ。笑
せっかくならバッグも買って全種コンプリートすればよかった!と思うくらいのかわいさです!
執筆:明石麻穂(ロスをロスするProject)
撮影:江戸明弘(株式会社エンビジョン)
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