見出し画像

スロヴェニア・クロアチア旅行記_1/6 (2022.9.18)

今日から6日間、親友で同居人のアンドレア、その友人のカルロと共に、スロヴェニアとクロアチアを旅行する。

午前10時半。シボレーに乗り込み自宅を出て、カルロを拾い、リュブリャナ(スロヴェニア首都)を目指す。
本記事のタイトルを “スロヴェニア・クロアチア旅行記” としたので、道中イタリア内で起きた出来事は省き、リュブリャナに着いてからのことを書こうと思っていたのだが、どうしても記録に残しておきたいことがイタリアを出る前に起こったので、それだけは記しておこうと思う。

高速道路を走行中、パルマノーヴァ(フリウリ‐ヴェネツィア・ジュリア州ウーディネ県)手前で、僕史上最悪のサービスエリアに立ち寄った。

くだんのサービスエリア外観

端的に言うと、接客の質が悪く、客の民度が低く、トイレが驚くほど汚い。
でもそれってイタリアのデフォルトなんじゃないの?と言われれば確かにそうだが、北イタリアでここまで色々残念なのは珍しい。
そして、極めつけはこれ↓

アランチーニ
最高に美味いはずの食い物をここまでまずく作る技術がすごい。

サービスエリアを逃げるように後にし、その30分後。身分証チェックも何もなくイタリアを出てスロヴェニアへ入り、みんなで楽しくイタリアをディスる。
「イタリアを出た途端空気がよくなるな!」
「なんか俺、急に体調がよくなったような気がするよ!」
「道路がすごい滑らかだな!」

僕の好きな国ランキング2位のスロヴェニア。
ちなみに、1位はチェコ。
道路標識。
もちろん表記はスロヴェニア語。文法はエグいが字面はかわいい。

それからさらに30分後、リュブリャナに到着したが、今回の旅行は観光だけが目的ではないため、ホテルに荷物を置いた後、関係各所を回って所用を済ませ、夜になってようやく、夕食がてら街の散策に出かけた。

車でホテルを出て、中心街そばの駐車場に車を停め、徒歩で中心街へ向かう。
夕食は今までに何度か訪れたことのあるボスニア料理の店でとることにした。

豆とソーセージ
スパイシーな味付け
パン
フォカッチャに似てるけど、イタリアのフォカッチャよりも湿っぽい

このレストランでは食事よりもやりたいことがあるので、僕のオーダー品はこれだけ。
その "やりたいこと" というのが...

こちらのレストラン、壁中にスロヴェニア語の格言が書かれたボードが飾られているのだ。
僕はスロヴェニア語が少しだけわかる。でも、少ししかわからないから、このような短い文でも訳すのにかなりの時間がかかるのだ。だから食事は早々に切り上げ、見える範囲に掲げられているボードの翻訳を始める。
ん?Google翻訳を使えば秒で終わるだろ、って?そんなことしたら楽しみが半減するじゃん。

「秋に死ねば冬はない」
まぁ確かにそうだけど...僕は収穫の秋を謳歌して厳しい冬を耐え、再び巡ってくる春を待ちたい。
どうでもいいけど、スタインベックの「二十日鼠と人間」を思い出す。

食後、店を出て夜の中心街を散策する。

日曜日だし寒いし(9℃)で、誰もいねぇ
謎の建物と柱
寒いのにテラス席に座ってる…
広場
寒いのに階段に座って喋ってる…
寒いのに銅像の足元で飯食ったりスマホ見たりしてる…
城がライトアップされてる
川もライトアップされてる
大量の鍵
橋から撮った川の写真

歩いていたら腹が減ったのでカフェに寄った。

いちごのケーキ
メロンとサボテンのケーキ
これは最高に美味かった。

カフェを出て散策を続け、目当ての観光名所に辿り着く。

街のシンボル、ドラゴン君!
かっこいい!!
正面から見てもかっこいい!!!
人間以外の生き物に生まれ変わるとしたら、僕はドラゴンになりたい。