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【学校の先生向け】不登校の子どもとどう関わればいいか?

こんにちは、足が長い人です。今回の記事は学校の先生にぜひとも読んでもらえたらと思います。

不登校の子どもとの関わり方ですが、決して難しいことではありません。誰でもできることです。ぶっちゃけ方法論というより心がまえです。

あ、そういえば以前に「不登校対応がなぜ難しいと思われるか」を書いた記事があるので、できれば先にそちらをご覧ください。

不登校の子とまずはどう関わっていくべきか。

最も大切なのは「信頼関係」をつくることです。

信頼関係をしっかり構築して、お互いに冗談を言ったり笑い話をしたりできるようになるまでは、あれこれこちらの要求は言わないこと!

学校に来る子どもとは、よく顔を合わせますよね?よく話しますよね?だから信頼関係があるんですよ。だからこちらが指導をしても、指導に込められた気持ちや思いが生徒に伝わるから、指導が多少キツかったり威圧的であっても大丈夫なんです。しかも学校には好きな友だちや好きな先生や彼氏彼女がいますよね?学校の指導で心に負荷がかかっても「逃げ場」があります。

不登校の子どもに「心の逃げ場」はありますか?無いか少ないかではないでしょうか。それなのにあれこれ言われるって辛すぎると思いませんか?基本的に学校の先生は、あれこれ厳しいことは言わない方がいい。テストがどうとか言わなければならないことは伝え方を工夫する必要があります。

言わなければいけないことがあるときに、どう伝えたらいいのかはまた次回

では、あれこれ言わないなら不登校の子どもとどうやって信頼関係作っていけばいいのか…

それは自分で考えましょう(笑)

簡単ですよ。その子は何が好きですか?そしてあなたはどんなことをして子どもを楽しませることができますか?これを考えて実践すればいいだけ。答えは子どもや先生の中にあるんですよ。実際にこんな事例があります。

ある不登校のサッカー少年に先生たちが放課後に家庭訪問に行ったとき、生徒指導主任と担任が、一緒に近所の公園でサッカーをして遊んだら、その子は翌日学校に来たんですよ。

先生と一緒にサッカーをして楽しかった⇒先生良い人、先生好き⇒学校行ってみようかなっていうことです。

私は一緒にゲームして遊んだこともあれば、カードゲームやったこともあれば、一緒に勉強したり個別で授業したりもしました。個人的に焼きリンゴ一緒に作ったのは良い思い出ですね。子どもにとって嫌なことは言わずに、ちょっとでもいいから心を満たしてあげてください。これを読んでいる先生は、そのために先生になったのだと私は思っています。

あ、ちなみにですが、「自分のクラスの子が、学校に来ていた状態から不登校になった」ケースの場合は「少し根気」が要ります。だって先生や学校を信頼できていないからSOSを伝えられなくて不登校になってるんだから。この場合は、自分だけではなく他の先生の力を借りてください。抱え込まずにみんなで対応しましょう。チーム学校の流行にのりましょう。

まとめ

不登校の子どもと関わるときには、信頼関係を作っていくこと。信頼関係を作るためには、子どもの心を少しでも満たしてあげること。方法は、子どもの好きなこと、先生が持っている武器、そこから見つけていくこと。大丈夫、子どもを思う学校の先生ならできます。応援しています。


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