不登校の子に、伝えなければならないことを伝えるとき、どうすればいいか?
どうも、足の長い人です。
不登校の対応をするにあたって、学校の先生が最もモヤモヤすること。
おそらく「子どもにとって厳しいこと」を言わねばならぬときだと思います。
テストのこと、進路のこと、出席日数など…orz
実体験ですが、出席日数のことは本当に言い辛いですよ。。。言う方も言われる方も不幸だと思いましたね。。。自分でどうすることもできないし。
さて、どういう風に伝えたらいいか。
テストだったら私はこのように伝えます。
「こんな話されるのは嫌かもしれないけど、テストはどうする?これ学校の仕事として伝えないといけないことだからさ。テスト受けるかどうかは、君が決めていいよ。」
最低限これぐらいは言うと思います。「仕事として伝えないといけないことだから」っていうところの奥には「あなたにプレッシャーをかけるつもりはない」ということを示せると思っています。
また子どもと会う前に「自分自身の精神状態」をしっかり点検してください。イライラしていないか?ネガティブな感情になっていないか?今の自分を見て子どもは怖がらないかどうか?しっかり自分の心を確認してくださいね。ネガティブな感情は態度に表れてそれが子どもに伝わりますから。
そしてこれが一番重要だと思うんですが、自己決定させることです。子どもがどうしたらいいのか思いつかないなら選択肢を与えてください。
選択したことは全力で認めてあげてください。人生は選択の連続ですからね。過剰な親の期待のなかで育ってしまった子は、それまで選択の機会なんてなかったかもしれないので、選択の機会は嬉しいと思います。自己決定は自立への第一歩です。
重要なのは、こちらの精神状態を点検しつつ、相手の気持ちに立って伝えるべきことを伝えること。そして子どもに自己決定させること。
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