田舎の一匹狼

長野県で体験型民宿を営みながら、有害駆除された鹿の有効活用に取り組んでいます。

田舎の一匹狼

長野県で体験型民宿を営みながら、有害駆除された鹿の有効活用に取り組んでいます。

最近の記事

農村ホームステイの意義

超久し振りにブログを書きます。 おそらく文章力が相当低下していると思うのですが、ちゃんと書けるかなー? よし書くか。 農家民宿(体験型民宿)を始めて今年で13年目になりますが、うちの宿泊者の客層は次の4つに分類できます。 利用者数が多い順に挙げていきます。 ①都会のファミリー層 ②農村ホームステイ(都会の中高生) ③インバウンド(外国人旅行者) ④①~③に該当しない層(友達同士やカップル、一人旅など) このうち②の農村ホームステイ(都会の中高生)に焦点を当てて、運営側

    • 死生観

      午前4時、寝ようとすると脳が色々と勝手に考えるモードに入ってしまい、全然寝れないので寝ることを諦めて久し振りにブログを書きます。 はぁ~、 寝不足で今日一日は辛いだろうな・・・ まぁいいか、書きます。 これから自分の死生観について書きますが、誤解を生まないように先に言っておきます。 大病を患っている訳ではありませんし、両手とも生命線が濃くて異常に長く、手の平を通り越して手の甲まで到達しようとしているので、おそらく私は長生きをするんだろうと思います。 その前置きの上でお

      • 触り続ける

        去年の夏前くらいからコロナ騒ぎが終息する雰囲気が漂い始め、それ以降、一般のお客様のご予約状況に関しては、コロナ前とほぼ同程度まで回復しました。 あとは都会の中学校からのホームステイが再開されれば良いのですが、こちらは学校行事ですので慎重になっている様子です。 今年は中学生と一緒に田植えが出来ることを願っています。 ※うちの田んぼ、去年とおととしは全て一人で手植えしました。 腰が壊れた(笑) 国内旅行が復活しているのと同時に期待されるのがインバウンド(海外からの旅行者)で

        • 引っ越し

          長期に渡り、熊五郎(くーちゃん)の体調が悪く数日前に動物病院へ連れて行きました。 具体的な症状は、食欲も元気もあるのですが下痢が止まらないという症状です。 病院での検便の結果、犬鞭虫という寄生虫が体内にいることが判明しました。 散歩中に落ちているものを平気で食べるし、野生動物のフンを見付けると臭いを嗅いだり舐めたりするので、そういったルートから寄生虫の卵が体内に入ったのでしょう。 動物病院の先生いわく、非常に厄介な寄生虫のようで、薬で駆虫できるのですが、完全に駆虫するのに何

          有吉佐和子

          ブログを書きたい気分になったので書きます。 自費で作った鹿の解体施設に新たなオプションを加えました。 解体施設は自宅に隣接しているのですが、その間の通路に屋根を取り付けました。 屋根を取り付ける前↓ 屋根を取り付けた後↓ 屋根を作った理由は、搬入した鹿を解体施設内に入れる前にチェーンブロックで吊るして体の表面の汚れを水で流して洗浄したいからです。 チェーンブロックを雨ざらしにする訳にはいかないので屋根を作りました。 チェーンブロックで鹿を吊るす台はコメリで単管パイプを買

          遥か遠い理想の社会

          久し振りにブログを書いてみようと思います。 “駆除したら食べる、それが当たり前の社会を作る” 駆除された鹿のことです。 駆除された鹿の90%が廃棄処分されている現状に疑問を抱き、駆除した鹿を食べることが当たり前の社会にしたくて2015年に決意し活動をスタートしました。 ↓当時(初めて解体の仕方を教わったときの写真) 村内で罠に掛かった鹿を引き取り、解体法や調理法などを身に付けながら民宿業で資金を貯め、2020年に正式に保健所の許可(食肉処理業&食肉販売業)を取得しました

          遥か遠い理想の社会

          今後の鹿個体数推移の予測

          “駆除したら食べる、それが当たり前の社会を作る” 駆除された鹿のことです。 駆除された鹿の90%が廃棄処分されている現状に疑問を抱き、駆除した鹿を食べることが当たり前の社会にしたくて2015年に決意しました。 それ以降、解体法や調理法などを身に付けながら民宿業で資金を貯め、2020年に正式に保健所の許可(食肉処理業&食肉販売業)を取得しました。 今私が取り組んでいるステージは、黒字化モデルを作ってフランチャイズ展開していくことです。 ですが・・・ いや~、ハードル高いで

          今後の鹿個体数推移の予測

          兼業ジビエへの道

          3か年計画で進めている “兼業ジビエのビジネスモデル” 作り。 完成したらこのビジネスモデルを普及していく狙いでスタートしました。 2年目が終了して、いよいよ勝負の3年目に突入しました。 突入はいいですけど、ちゃんと検証することが必要ですね。 3年目終了時に設定している到達目標に対して、2年目が終了した現在、どの程度近付けているのか検証しました。 到達目標が書かれた収支計画書と今現在の実績表を見比べれば一目瞭然でした。 いや~非常に厳しいです... 感覚の中で、到底届い

          兼業ジビエへの道

          「駆除したら食べる」それが当たり前の社会を目指して(駆除された鹿の話)

          初めまして、長野県の南部、豊丘村という場所で体験型民宿を営んでおります壬生(みぶ)と申します。 これまで別のプラットフォーム(さくらのブログ)で日々の活動を綴っていましたが、サービス廃止の方向へ向かっている傾向にあるため、この度、noteへ移行することとしました。 さくらのブログで綴ってきた内容はこちらからご覧ください。 自己紹介 簡単に自己紹介をします。 1981年生まれの埼玉県越谷市出身。 田舎暮らしに憧れ2004年に長野県下伊那郡豊丘村へ移住。 会社勤務を経て201

          「駆除したら食べる」それが当たり前の社会を目指して(駆除された鹿の話)