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アラサーの、燃える悔しさ。

今日も今日とてこの煮えたぎる感情をメタ認知するためにnoteを開く。このnoteを書き終えた時、わたしは自分にちゃんと「頑張ろうぜ」って言ってあげたいから。

パートナーに、「法人として起業するのはやめて欲しい」と言われた。

そもそも遡ると、
昨年参加していた起業家育成プログラムやら何やらで、起業はやっぱり難しいな、と思いつつ
やっぱり自分がやりたい、実現したい事業の像、自分が真に感じている課題は変わらずそこにあって
じゃあ副業で個人事業主として細々とでもやりたいことをやっていく。そう決めた。

わたしにとっては個人事業主として独立するか、ひとりで法人を立ち上げるか、というのは大きな問題ではなくて
税法上の取り扱いが変わるなぁくらいの意識だったんだけど
パートナーから見ると違うらしい。

「法人の代表になるっていうのは、その覚悟を持つってことやし、それはゆっきのためにも、2人のためにも、やめておいた方がいいと思う

そう言われて、単純に悔しかった。

これを今通りすがりで読んだ人は「何が?」かもしれない。
「その通りじゃない?」かもしれない。わたしだって一定その通りだって、そう思う。

何が悔しかったのかって、
これだけ、これだけ迷いながらもがきながら、自分の能力不足も痛感しながら、それでも何とか進んできてる、
そんな私をずっと見てくれてたのに。
本当は怖くて怖くてたまらないけど挑戦しない限り何も変わらないから飛び込まなくちゃと奮い立たせている私を知っているのに。

なのに、「2人のために」の一言で、単純に片づけられた気がしたから。

反対を押し切ってまでやらないのなら結局その程度の覚悟、そうかもしれない。2人の生活のバランスを考えたら実際そうなんだろう。

でもわかっちゃうんだよ。そばにいるから。

結局あなたは、自分が挑戦者でいたいから、私には収まってて欲しいんだって。
自分の方が経営者に向いていて、自分がやりたいから、
わたしは待ってて欲しいって。そう思ってること、わかっちゃうんだよ。

フェミニズムって鼻で笑われる論なんだろう、世間的には。
それでも、ちょっとは憤らせてくれよ。

女性で起業するっていろんなバリアがある。
そのバリアの多くはさ、男性側の「普通」とかルール設定に基づいてる気がしてならないんよ。

起業家女性が産休育休取ろうとすると、VCに会社捨てて子供取るってこと?って聞かれる。
大企業で女性が社内起業しようとしても、育児と両立してる人はまだまだ少ない。
起業家男性や政治家と一緒になる人は、みんな大体専業主婦やパート勤務だ。

世間の認知は昔に比べて進んでるって思う。
わたしのパートナーだって、リベラルで女性の社会進出に対して、わたしの挑戦に対して、ものすごく理解がある方だ。

でも究極突き詰めて考えたら、やっぱりあなたは私に「安定していて欲しい」んだね、と思ってしまった。自分が無鉄砲に挑戦するから、そのバランスをとってねと。

わかってる。そんな彼をパートナーに選んでるのは私だから、これは単なるわがままだ。わかっていたじゃないかってことなんだ。

でもさ、仕事がようやく軌道に乗って、さぁこれからって時に、
家庭とのバランスをどうやったって一番シビアに考えることそれ自体、女性の役割になってるの、気付いてくれてる?

私がそう伝えるまで、彼は疑問にも思わないんだろう。正しいことを正しく伝えたと思っているんだろう。

悔しかったの。わたしは貴方のために心を燃やす機会をひとつ、手放すのが当然だと思われた気がして。

そうやって、ご飯の時にわたしはそっと気持ちをつぶやくんだろうか。それとも、中長期的に考えて「仕方ない仕方ない」って言い聞かせるんだろうか。

いつもnoteはポジティブに終わるって決めてたのに、今回もなんだか沈んだまんま終わっちゃいそう…!笑

でもね、
この文章を読んだ、少し挑戦しようと足を踏み出しかけているアラサー女性のあなたにも
世の中に感じる悔しさ、自分の不甲斐なさ、全部全部味わって前に進もうってやっぱり言いたい。

アラサーって、リスクとった攻めの行動も、守りの行動も、どっちも選択できる自由があるからこそ怖いんだよね。どれが正解なのか分からないから。

だからこそ、わたしはこうやって思考を整理して声に出すことを止めたくない。

今のままでも悔しいけど、
これで泣き寝入りしたらもっと悔しい。
攻撃はせず、柔らかに、でもしっかりと自分の思うことを声に出して、
「心配してくれてありがとう、でも頑張るからさ、ちょっとだけ私に賭けてみない?笑」って笑顔で言えるイイオンナを目指したい。

がんばろうね。

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