白れんが ろきちゃん

白れんがというコンビでお笑いやってます。 Twitterもやってます。白れんがろきちゃ…

白れんが ろきちゃん

白れんがというコンビでお笑いやってます。 Twitterもやってます。白れんがろきちゃんで検索して下さい!

最近の記事

どれだけサブスクが充実しても映画館に行く

最近、めちゃくちゃすごいアプリを知った。皆さん、「ジャンプ+」って知ってますか?このアプリマジですごいです。漫画好きは、例外なく泣いて喜ぶと思います。なぜなら、ジャンプ+ では、漫画を無料で読むことができる!というと、これは誇大広告だが、多くの漫画を初回無料で読むことができる!「怪獣8号」とか、「SPY×FAMILY」とか、多くの人気作品を初回無料で読むことができる!とんでもないアプリだ。このアプリと出会って、とりあえず「怪獣8号」は全部読んだ。趣味のないろきちゃんにとって、

    • 青い春と書くけれど、青春の季節は夏だと思う

      ひたすらに痺れながら、今年は甲子園に明け暮れた。スーツを着た社会人は時に年下に見えることがある。全然、下に見える。しかし、高校球児、特に甲子園に出てくるような高校の球児たちは、年下に見えない。もう7つ以上も下のはずなのに、年上に見えてしまう。あの頃の幻影か。追っていた先輩の姿や、活躍する同級生の背中が大きく見えたが、背番号をもらうことができなかったろきちゃんにとっては同級生もほぼ年上みたいなもんだ。彼らは非常に立派だ。立派すぎる。あの頃と見え方が同じすぎて悲しくなる時がある。

      • お笑いに需要はない!

        M-1グランプリ、キングオブコント、僕らの賞レースが終わり始めている。よく芸人たちが「夏」と表現する闘いが終わりに近づいている。お笑いに馴染みの少ない人にしてみれば、M-1は冬だし、キングオブコントは秋のはずだ(このぐらいの認識がある人はお笑いへの造詣が深いとも言える)。それは、決勝が行われる時期であり、そのための予選は4ヶ月ほど前から始まっている。そして、我々芸人たち、地下芸人たち、目下一回戦の勝ちを確信するほどの実力をまだ持ち得ない芸人たちにとっては、「夏」こそが闘いの季

        • 東京大学大学院首席芸人ろきちゃん

          2024年3月21日、もう半年も経とうとしているが、私ろきちゃんは東京大学大学院経済学研究科修士課程経済史コースを首席で卒業した、最下位でもあったが。該当者がろきちゃんただ独りであったことは秘密だが、本当に壇上で学位記を受け取ったのだ。ろきちゃんの最盛期かもしれぬ。今後、東大首席(該当者1人のうち)よりも名誉あるなにかを手にすることなどできるのだろうか、とか下らないことを考えてしまう。 東大にまで行ったのに、芸人か。とは自分ですら思う。見たことないメーカーのタブレットでYo

        どれだけサブスクが充実しても映画館に行く

          はいはい、ろきちゃんは学歴厨です

          「センター試験(現共通試験)何点だった?」 なんて他人に聞いた日には、もうまともな会話ができる人とは思われない。もちろん、センター試験の点数なんかでは、人間に序列は定まらない。ろきちゃんは、大学受験頑張った、という人と話すと、すぐこれを聞いてしまう。それは単なる興味というか、会話の潤滑油というか、そんな感じ。でも、そんな会話の引き出しでは、やっぱり 「ろきちゃんって学歴厨?」 と言われてしまう。そうです!ろきちゃんは学歴厨です! 「学歴厨」ネットスラングだろうか、学歴

          はいはい、ろきちゃんは学歴厨です

          「それでいい」と言うやつら

          「ラーメンのお好みどうなさいますか?」 「普通でいいです」 普通でいいです?なんじゃそれ。「普通がいいです」或いは「普通でお願いします」だろうが。 この場合の「普通」は決して、最も簡単で単純な作業工程の話をしている訳ではない。「普通」は細部までこだわった、より多くの人に対して開かれた、汎用性の高き属性だ。例えば、「味濃いめ」とか、「麺固め」とかと同じ、それなりの操作が必要な分類である、と大昔に家系ラーメン店で半年ほどアルバイトしたことのあるろきちゃんが言っている。そうである

          「それでいい」と言うやつら

          再開初日に相応しい言葉たち

          お久しぶりです。白れんがろきちゃんです。 「久しぶり」とは言っても、巷ではろきちゃんnote待望論も何もなかったわけではございますが。再開初投稿に相応しい言葉たちを選んでいたら歳をふたつほど重ねていた。ふたつも歳を重ねたら、さぞ大人っぽくなったかと想像したが、友人たちが結婚していくこと以外にはどんな変化も経験することはできなかった。相変わらずお笑いをやっているし、相変わらず売れてないし、相変わらず白れんがだ。さぁ、またここからぼちぼち言葉たちを紡いでいきたい。あ、別に再開初

          再開初日に相応しい言葉たち

          白れんが&ベッケンバーガーのツーマンライブ「催し物」アーカイブ配信

          12月16日に行われたライブのアーカイブをYouTubeの限定公開で配信させて頂きます。URLは以下に添付させて頂きます。

          ¥500

          白れんが&ベッケンバーガーのツーマンライブ「催し物」アーカイブ配信

          ¥500

          大切な記憶を思い出すことができた

          どうして、ああも熱中していたものですら、いとも簡単に忘れてしまうのだろうか。それは、忘れっぽい性質の話とか、歳をとった経年劣化の話とか、そういう話ではない。小さい頃は見えていた妖怪が大人になって見えなくなった、とかそういう話。 あんなに熱中していたのに、「ポケットモンスターパール」の次にやり込んだゲームだったはずなのに、今日の今まで少しも思い出さなかったゲーム、がろきちゃんの実家のどこかに眠っている。はず。 覚えなくていいことばかり覚えてしまった。友達グループでいるのにス

          大切な記憶を思い出すことができた

          ろきちゃんのことデブだと思ってない?

          ☆大学院でも授業がある。大学生の頃よりは随分と減ったが、それでもある。先日、昼頃の授業終わりに特段の意図はなく、そそくさと教室から研究室に帰ると、その後先生に質問をしてから研究室に戻ってきた同期が、ろきちゃんに言う。 「あれ?ご飯食べてないんだ。お腹減ったからすごい速さで帰ったのかと思った」 だって。 ろきちゃんのことデブだと思ってない? ☆ろきちゃんは実家が農家なので主食であるお米を仕送りしてもらっている。そういう訳で、外食やコンビニ飯を食べるより、おにぎりを握って行っ

          ろきちゃんのことデブだと思ってない?

          人生についての圧倒的な楽観と悲観

          そこに狂おしいほどに赤々と光るリンゴがある。それはそれは見たことのない程に美しく輝いていたので、手に取ってみた。しかし持ち上げてみると、そのリンゴの底はそひどく醜く腐っていて、到底食べるに値しなかった。そっとそのリンゴを置くと、そのリンゴに手を伸ばして貪り尽くす人がいた。腐っているリンゴを貪り尽くす人がいた。意味が分からなかった。 「この前さ、ディズニー行ってきたんだ!」 と言うと、 「誰と行ったの?」 と返ってくる。ろきちゃんは意味深なイタズラ顔で、 「そんなことを聞くの

          人生についての圧倒的な楽観と悲観

          あるあるじゃねぇよ

          「昨日さ、授業中先生のこと呼ぼうとしたら、母さん!って言っちゃってさ」 「うわー、めっちゃあるあるじゃん」 あるあるじゃないよ。これは、ろきちゃん固有のたった一度きりの大事な経験だよ。 人生は意外とありきたりなことしか起きないし、ありきたりな言葉で埋もれてしまう。どんなに惜別の別れでも、一番最後に伝えたいことは「ありがとう」とか「また会おう」とかありきたりな言葉だ。でも、それはありきたりな言葉ではあっても、ありきたりな別れや経験ではない。その「ありがとう」には、その人(た

          あるあるじゃねぇよ

          イカれた効用関数で生きています

          経済学では、効用関数を想定して議論を進める。それは、とある選択について、その選択がその人についてどれだけ重要か、という度合いを表した数式の表現だ。実際、学部生用のミクロ経済学の教科書では、財1、財2の数量xとかを変数にして、x1が多い方が嬉しいとかそんな関数を見てきた。 経済学部に関係のある人ならすごく馴染み深い数式であると同時に、懐疑的にその関数と睨めっこした人も多いのではないだろうか。「おい待てよ、こんな関数で千差万別、個性溢れる人類の世界を表現していいのか」と。経済学

          イカれた効用関数で生きています

          春に巣食う希望は眩しすぎる

          春、だった。まだ5月に差し掛かってもいないというのに、夏かと思うほどに暑い日がある。桜の下が賑わっている、そんな風景を見たのは何年振りだったか。今振り返ると、誰にも歓迎されていない、そんな桜を見ることにすら少し望郷に感じてしまう。それ程に、ここ何年かはろきちゃんたちの生活を変えてしまった。 大学のキャンパスがキャンパスとして機能できているのも懐かしい。新入生で溢れかえるキャンパス、新入生で溢れかえる学生街。彼らの目に溢れる希望が眩しい。受験という終わりの見えそうにない戦争を

          春に巣食う希望は眩しすぎる

          ろきちゃんだ!

          芸能界を目指すなら、テレビに出ることを目指すなら、街を歩いているときに一度くらいは「あっ」と、顔を差されたいものだ。そして、徐々に周りの人もろきちゃんに気づき始め、人混みの原因になってしまうみたいな。本当は嬉しかったのに、それがだるかったみたいな風に何かの媒体で「この前さー」とトークするみたいな。そんな経験をしてみたい。残念ながら未だそんな兆しすらない。 いや、そんな兆しが見え始めてきたのかもしれない。 4月3日。ろきちゃんが所属する東京大学大学院経済学研究科では、新入生

          ディズニーの思い出が染み付いたタオルが洗えない

          この前ディズニーランドに行ってきた。このnoteで散々言ってきた、ディズニーに行ける人生。ろきちゃんはひっそりと水面下でその計画を着々と進めていたのだ。もちろん、誰と行ったか宣言するのは無粋なので、秘密にしよう。 (男2人で行ったなど本当に情けないので言えないが、楽しくてしょうがなかった) あの日は、それはそれは夢のような一日でこの世のものであったとは、今でも俄かに信じ難い。それほどの光景が目の前に広がっていた。ディズニー作品が好きでもない、「アナと雪の女王」ぐらいしかま

          ディズニーの思い出が染み付いたタオルが洗えない