学生の春休みにディズニーに行ける人生を
もはや陰キャ、陽キャの二分法は古いと思われる程に定着しきった概念だ。世界は、そういう人間が二分法どころではない、とんでもない層をなしながら構成されている。テッペンには、特別な何かが起こらなくても(いや、特別な何かが必ず起きているのかもしれない)、人が寄ってきて、大人数のグループを構成することができて、友人同士でいるにも関わらず携帯をいじっていても、特段違和感を感じ得ない人間たちが存在している。そして、底辺(という言い方は誤解すぎるが)には、群がれないこと、邪険に扱われているこ