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難病日記

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発病から入院治療、そして退院後の治療を時系列を追ってエッセー風に書いています。
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2019年2月の記事一覧

3度目の血液検査から入院まで

3度目の血液検査から入院まで

発病してから3度目の血液検査の結果まで1週間。やっぱりじっと待っている性格ではないので、自然治癒力向上をめざして新陳代謝を活発にするためにやり始めたランニングを続けました。もう夏なので大量の汗をかいてリフレッシュすると、心なしか足の浮腫みも取れてきたような気がして、体調は回復してきているような気になります。それでも「入院」の文字が頭をよぎります。本当にそんなに悪い病気なのかな。通院による投薬治療程

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やっと総合病院までたどり着いた

やっと総合病院までたどり着いた

文字通りその日の内にその足で青梅市総合病院に向かいました。受付はもう閉まっていましたが、事情を話して紹介状を見せるとスムーズに受診の手配をしてもらえました。

医療制度が変わって、大きな病院に直接受診に行けません。まあ、行こうと思えば行けますが特別料金がかかります。地域医療支援制度ともいうのでしょうか。詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.gov-online.go.jp/use

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検査結果 総合病院への道

検査結果 総合病院への道

セカンドオピニオンの血液検査の結果が出るまで1週間。何もせずにじっと待っている性分ではないので、自分なりに健康になる努力をすることにしました。ここ数年運動不足もあり汗をかくことがめっきり無くなっていることに気が付きました。人間の健康を保つ上で新陳代謝が重要と考えていましたので、汗をかかないことがとても気がかりでした。そこで検査結果を待つあいだにランニング(と言っても歩くスピードに毛が生えたぐらいの

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セカンドオピニオン 血液検査

セカンドオピニオン 血液検査

近所の病院での最初の血液検査結果では何も悪いところが見つからなかった(見つけられなかった)ので、さて悩みました。どうしたものだろう。症状が出ているのだから何か原因が必ずあるはずです。ここはやはりセカンドオピニオンが必要だ。でも闇雲に違う病院に行ったとしてもまた同じ結果になる可能性もある。

そこでまず自分の症状を自分なりに検証してみることから始めました。主だった症状は手、足、顔の浮腫みです。この手

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最初の病院 血液検査

最初の病院 血液検査

やっと重い腰を上げて病院に行くことにしました。足や顔の浮腫(むく)みまでなら我慢していたと思いますが、さすがに手の浮腫みは仕事に支障をきたしていました。小さなタイルを使った物作りなどが本業なので、指先が思うように動かないことは厳しい状況です。
普段の生活でも、指が痛くてビール瓶の蓋が開けられない、水道栓が回せない、箸をよく落すなどなど、不便が増えてきていたのでなおさらです。

さて意を決して病院に

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病気の予兆

病気の予兆

病気や怪我は突然なるものですが、それなりには予兆があるものです。インフルエンザをきっかけにその予兆は現れ始めました。それはまず今までに経験したことが無い疲労感でした。
最初はインフルエンザの影響かなと思ったのですが、いつまで経ってもその疲労感が無くなりません。

3月になると家の周りの坂道を登るのも休み休みでなくては、疲れて動けなくなってきました。気が付くと足、特にふくらはぎが練馬大根(今じゃ誰も

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トリガー=引き金

トリガー=引き金

思うに病気のきっかけは昨年(2018年)2月に参加した浅草パズル&ゲームフェスティバルで、人生初めてインフルエンザにかかったことでした。こんなインフルエンザがまん延している時期に不特定多数の人を相手にゲーム紹介を一日やっていたのが原因かもしれません。

それまでも時々風邪をひいて高熱(39~40度ぐらい)が出ることがありました。そういう時は免疫力が大活躍してくれて、発熱に伴う大量の発汗によって1日

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