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大英博物館のオンライン「3Dモデル」!

ロンドンの「大英博物館(The British Museum)」といえば、1753年に設立された世界最大の博物館の一つであり、イギリスが大英帝国時代以来、植民地や世界各地から略奪あるいは収集した約800万点もの美術品や工芸品が収蔵されている。

基本的に、常設展示されているのは約15万点に過ぎないが、それでもすべての展示室を回ろうとすれば、何日もかかる。とにかく圧倒される巨大な博物館だが、入場は無料であり、写真撮影もほとんどの展示室で許可されているという開かれた博物館である。

「ロゼッタ・ストーン」やイースター島から持ち帰った「モアイ像」、エジプトの「王墓」や黄金で装飾された「ミイラ」の数々、パルテノン神殿や古代アッシリアからの著名な発掘品など、教科書で見たことのある展示品ばかりが並んでいる。

さて、ここで大英博物館「セクションG72」に実際に展示されている男性像を紹介しよう。この男性像は、キプロスのアポロン神殿で発掘された紀元前475年~450年のもので、頭にはビーズの花輪を身に着け、髪と髭の形は典型的なペルシャ帝国アケメネス朝のスタイルだと解説にある。

オンライン 3D モデル

ここで驚くべきことは、大英博物館が「3D モデル」を公開していることなのである。次のリンクから、誰でもオンラインで無料で、270点の美術品の3Dイメージを楽しむことができるのである!

たとえば、さきほどの男性像は、3Dイメージを好きなようにマウスで360度回転させれば、上下左右のあらゆる方向から観察できる。すると、次のようにさまざまな表情が浮かび上がる。

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角度を変えるだけで、これほどまでに表情が変化することに驚かされる。とにかくおもしろすぎるシステムなので、ぜひいろいろな美術品で試してみてほしい!

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