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ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の凄すぎる最初の画像!

「アメリカ航空宇宙局(NASA)」は、2021年12月25日に「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST: James Webb Space Telescope)」を打ち上げた。「ジェイムズ・ウェッブ」とは、NASA長官としてマーキュリー計画・ジェミニ計画・アポロ計画を推進した宇宙計画初期の功績者の名前である。

JWSTの反射鏡主鏡は18枚の六角形セグメントによって構成され、完成時には口径約6.5mになる。132個のアクチュエーターモーターによって主鏡は10nm(ナノメートル=10億分の1メートル)レベルで微調整できる。テニスコート・サイズの遮光版が太陽光を防ぎ、宇宙望遠鏡本体を絶対零度近くに安定させる。JWSTの総コストは100億ドル(約1兆3000億円)に膨れ上がった。

NASAは、隕石の衝突など幾度かのアクシデントを乗り越え、半年以上をかけて100以上の工程に及ぶ複雑な展開作業を成功させた。現在のJWSTは「ラグランジュ2」と呼ばれる安定軌道に位置している。そして、2022年7月11日、JWSTの撮影した画像が公開されたのである!

この最初の画像は、「とびうお座」の方向約42億4000万光年先にある銀河団「SMACS0723」を12時間以上かけて6種類のフィルターを介して赤外線で撮影し、それに「赤・オレンジ・緑・青」の4色を割り当てたものである。過去に捉えられたことのないほど暗い130億光年以上先にある銀河も含まれているという。「凄すぎる」としか言いようがない!

これに加えて、NASAは4枚の画像を公開した。それらは、次のサイトで見ることができる。せひ最遠の宇宙を見る感動を一緒に味わってほしい!

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