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20代夫婦の結婚のリアル 【💍編】

「結婚したいけどお金がかかるから…」
夫婦共通の男友達の不安な声。プロポーズ、婚約指輪、結婚指輪、両家顔合わせ、前撮り、結婚式…勿論、どれも必須なものではないが、一般的に「結婚」と聞くとこれらの言葉を思い浮かべるだろう。

一生に一度なので実現できるものは実現したいという女性が多いのではなかろうか。女性の立場として共感できるものがある。
しかしながら、我が夫婦の場合、新生活にも費用が必要だった為、全てにお金はかけていられなかった。夫、公務員。私は教員。20代前半の公務員の給料は安い。結婚は一生に一度であるが、資産形成やこれからの生活の資金を貯蓄していくことも考えてなくてはならない。これが現実だ。
削れるところは削りつつ、お金をかけるところにはお金をかける。メリハリをつけた資産の支出に重きを置いた。


【プロポーズと婚約指輪💍】について

結論から言うと、婚約指輪はもらっていない。
100本のバラの花束と🌹私の好きなブランドのプレゼント。

後に、なぜ婚約指輪ではないのか尋ねると、高いものは高く、安いものは安い。平均がどれぐらいかは分からないが、高いものを買えるほどのお金はない。上記の費用を合わせると安い結婚指輪は買える値段であった。かと言って、あまり着用しないものにお金をかけるのも…と思ったらしい。
夫らしい、合理的な判断である。サプライズと愛情表現が苦手な夫の精一杯であった。

実際、婚約指輪を着用する機会といえば、結婚式の指輪交換の際(と自分が着用したいと思った際?)だろうか。新生活にも必要なお金を充てることができたので、ベストな判断だったと思う◎

【結婚指輪💍】について

結婚指輪を探しに、数軒一緒に回って見たり実際に試着したりした。
中でも、職人さんが一つ丁寧に作られている指輪があって、夫婦共々、そのお店の指輪のデザインに釘付けだった。その場で即決するには価格が大きかったので家に帰って、他のブランドで似たようなものがないかを探した。
似たようなものがあるにはあるのだが、何か求めているものとは少し違う…

迷った挙句、私たちの出した結論は、
「同じようなデザインで自分たちで作ればいい」
という大胆なものであった。夫が好んだデザインは、ツルッとした表面のものではなく、槌目模様のデザインのもの。デコボコした表面が特徴的である。

中に夫がデザインした文字を刻印してもらい、女性用の私の方には小さなダイヤを1つ入れた。

細い板状のプラチナの板からオリジナルの指輪が完成した時は感激した。こちらのお店はコースにより値段が異なるが、出来上がったものの重さにより値段が決まるというシステムだった。元々、購入しようとしていたものの半額ほどの値段で満足のいくものを仕上げることができた。

槌目模様のデザインは光が当たると、キラキラと光って綺麗である。自分たちで作ったものなので自然と愛着も湧く。レザーの経年変化を楽しむように、指輪の経年変化を楽しんでいる。

💍まとめ

一生に一度、特に指輪に関しては、長く着けるものなので、自分たちの予算が許す範囲内で自分たちの気に入るものが手に入ればそれが一番よいと思う。それぞれのライフステージによって、貯金額やかけられるお金も違ってくると思う。今後の生活を考えてお金を貯金しつつ、結婚というライフイベントで必要だと感じたものは購入する。この考えは、あくまで私たち夫婦のものであり、世の中のカップルや夫婦からはかけ離れたものではあるかもしれないが、少しでも面白い、参考になったと感じて頂ければ幸いだ。

引き続き、📷前撮り編、🤵‍♂️結婚式編についても書いてみようと思う。

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