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退職しても世代が違っても、共通項「ヤフー」でつながる ~ヤフー退職者の同窓会イベントを開催しました!~

こんにちは。ヤフーのオープンコラボレーションハブ「LODGE」です。LODGEは、ヤフーのアルムナイ(卒業生)組織である「モトヤフ会」の事務局をしています。

今回は、先日3年ぶりに開催された「モトヤフナイト」についてご紹介します!

退職後につながる仕組み「モトヤフ会」とは?

「モトヤフ会」はヤフー株式会社を退職した方たちの会です。ヤフーの創業20周年を機に、2017年2月に設立されました。

「ヤフー×モトヤフ」「モトヤフ×モトヤフ」のネットワークをつないで、ビジネス上のコラボレーションや、交流が活発化することを目指しています。

実際、モトヤフとイマヤフ(現在ヤフーに所属している社員)との間で副業に取り組んだり、コラボレーション企画の検討を始めるケースも多々生まれています。

↓ 「モトヤフ」について、詳細は以下のnote記事をご覧ください!

https://note.com/lodge/n/na5642ecb8969

フルリモート開催で大集合。テーマは「IT業界を取り巻く今と未来」

3年ぶりの「モトヤフナイト」はフルリモート開催。多数のモトヤフ、イマヤフが参加しました。第1部はトークセッション、第2部はランダムにブレクアウトルームに分かれての交流会を開催しました。

第1部のトークセッションは、現ヤフー社長、前ヤフー社長、元ヤフーCOOが登壇。ピーク時でモトヤフ、イマヤフの計300人以上が同時視聴しました。

登壇者
・川邊健太郎さん(ヤフー代表取締役社長)
・宮坂 学さん(東京都副都知事)※前ヤフー代表取締役社長
・喜多埜 裕明さん(社外取締役・顧問多数)※元ヤフーCOO

「これからの働き方」「行政DX」「副業」など話題のテーマが満載のトークセッションは大変に盛り上がりました。

もし今ヤフー社員なら、時間をどう使う? どんなサービスを作りたい?

この数年で働き方のスタンダードが大きく変わり、副業が当たり前になりました。いまもしヤフー社員だったら、どんなふうに時間を使いますか? という質問が寄せられました。川邊さん、宮坂さん、喜多埜さんからそれぞれの経験をもとに、回答がありました。

オンラインとリアルの使い分けはどうなる? 働き方のスタンダードはどう変わる?

コロナ禍で働く環境が大きく変化し、働く場所や居住地の選択は自由度を増しています。官民双方で、オンラインとバーチャルの使い分けは今後どのようになっていくか?働き方のスタンダードの変化に伴い、それに適応するために必要なことは何か?についてお話いただきました。

官民を超えた人材の流動性は、将来どうなる?

官民を超えた人材の流動性について、将来どうなっていく見通しか?質問が寄せられました。現在東京都副都知事として「官」の立場で働く宮坂さんと、「民」の立場で働く川邊さん、喜多埜さんから、それぞれの環境、ご経験からのお話をいただきました。

その他、「デジタルやAIの力で、どんな世の中になるとよいか」「イマヤフとモトヤフで今後どんなことができたらよいか」などについてお話いただきました。

「ある意味ではリアルを超えたかも」

第1部終了後は、ブレイクアウトルームに分かれてランダムトークを開催。「初めまして」と「久しぶり」が混在するなか、ヤフーで最も印象的だった業務内容を交えつつ自己紹介、フリートークしました。ほとんどの部屋が時間延長するほど盛り上がりました!

事後アンケートで寄せられた声を一部ご紹介します。

めっちゃ楽しかったです。
離れてもう11年ですが個別セッションでも同じ会社の人同士だったという安心感が話を盛り上げてくれました。
メタバース上でできたらもっと盛り上がりますねw

モトヤフナイトは初参加ですが、想像していたよりもずっと楽しかったです。
ZOOMだから気軽に参加しやすいのもあったと思います。
イマヤフの方ともこういう機会でないと会うこともなかったと思います。
本当に久しぶりに会えてよかったです。ありがとうございます。

宮坂さん、川邊さん、喜多埜さんのトークが面白かったです。
そして懐かしかったです!
また是非開催してほしいです。

懐かしい人、新しい世界。
官民の境界がなくなっていく未来が見えたことが素晴らしかったです。
モトヤフコミュニティでゆるくつながりあうことで、助け合い、実際に視界が広がった一人でもあります。
ぜひまたお声がけいただけたら幸いです。
運営皆様、ご登壇皆様、すてきでした。
本当にありがとうございました!

変わらず活躍を続ける宮坂さんや川邊さんのお話を聞けて、自分の仕事の原点を思い出し、とても面白かったです。
また参加したいです!
(オフラインで開催できるようになっても、今回のようにオンラインからでもお話が聞けると嬉しいです!)

初めて参加しました。
良かったです。
もっと頻度上げて開催してほしいです。
ビジネスマッチングとか。
事務局の皆様、本当に大変でしたでしょう。
お疲れ様でした!

300人を超えるオンラインイベントとなって大成功だったと思います。
ある意味ではリアルを超えたかも。

コメントにもあったとおり、「オンライン開催だからこその利点」もあったように思います。リアル開催だとつい顔なじみで集まってしまいがちですが、強制的にランダムにブレイクアウトルームに編成されることで、偶発的な出会いがありました。

参加の感想。一緒に働いたことはなくても「ヤフー時代に共有した文化」が同じなら繋がれる

モトヤフナイトは、これまで興味はありつつも、「顔なじみのモトヤフがいなかったら、会場の隅っこに居心地悪く佇むだけなのでは……?」といった不安もあり、なんとなく敬遠していました。今回はオンライン開催で気軽に参加できることもあり、川邊さん、宮坂さん、喜多埜さん3名のトークセッションを楽しみに参加しました。

まったく異なる環境で働くお三方のお話は、新たな気づきを得たり、それまで持っていた仮説に確証を得たりと、とても密度の濃い時間でした。もっと多くの方に知ってほしい思いから、ヤフー社員向けには書下ろしのレポートを展開する予定です。

特に、最近のLODGE主催イベントのテーマでもある「官と民の文化の違い」について、宮坂さんのようなIT企業出身者の視点から紹介される行政の内実は、とても参考になりました。

ランダムに振り分けられたブレイクアウトルームは、9名中3名がイマヤフ、6名がモトヤフ。共通項や「あるある!」「懐かしい!」話題をもとに初対面同士でもあっという間に打ち解けたのが印象的でした。これまでZOOM越しに「初めまして」を言ってきたシーンは数えきれないくらいにありますが、圧倒的速度で場が和んだことは驚きでした。

出席者が「知っているかもしれない誰かとの繋がり」を求めている以外にも、同じ会社に所属し、同じ文化や言葉を共有してきた人同士である安心感、懐かしさが大きいと感じました。まさに「アルムナイ(同窓会)」の感覚です。

イベント後には、ブレイクアウトルームで知り合った数名の(初対面の)モトヤフの方とFacebookで繋がり、数日後には共通テーマをもとにミーティングにも発展しています。

副業が当たり前になった今、ひとつの企業に縛られない働き方、繋がりはますます貴重なものになっていくでしょう。モトヤフ会の事務局であるLODGEが今後もこうしたネットワークが活性化する仕組みを提案していきます。

モトヤフについてのお問合せはこちら
info-lodge@mail.yahoo.co.jp

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文:LODGE Maiko Takeguchi