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【ライブレポ】REBEL in JAPAN-Pinky Swear-

本年4回目にして、最も感慨深い現場になりましたことをご報告いたします。
好きでいられることにこんなに感謝したの、いつぶりだろう。

8.7 CIX 1st Concert REBEL in JAPAN-Pinky Swear-
@中野サンプラザホール

セットリスト

Black Out 、My new world、WIN-English ver-、Numb、Movie Star、Revival、Plastic Umbrella、Wondering、Future maker、Rebel、With you、Cinema-Japanese ver-、Pinky Swear、All for you

※順不同

全体感想

1部、座席は10列目の左側。そして2部はなんと5列目のど真ん中。どちらもばっちり肉眼で表情が見える距離でした。
時間通り始まったコンサート、1曲目はBlack Out! しかもちゃんと韓国語…!のっけからフロアゴリゴリの爆イケパフォーマンスで、待ちに待ったイルコンが幕を開けました。ラスサビ前のゴニの大ジャンプもしっかり拝めて眼福。さすがに腹チラはなかったですが…(笑)
その他デビュー曲のMovie Starや2作目のタイトル曲Numb、ツアータイトルにもなっている3作目の収録曲Rebel、以上4曲は韓国語でしたが、それ以外の9曲は全て日本語、残り1曲が英語と、ほぼ外国語ばかりのセットリストでした。
カムバも控えていてきっと忙しいだろうに、相当練習してくれたんだろうなと思います。本当にありがとう…

私は一部を除いて日本語曲(特に元が韓国語の曲を日本語バージョンにしたもの)があまり好きではないので、正直日本のコンサートではどうなるのか少し不安でした。理由はほぼどこのグループでも日本語バージョンは例外なく事故るからです。特にラップパート。
シアは製作者に恵まれたのか、かなり完成度が高いものが多いのですが、それでもやはり事故っている曲もあるので、どうしても馴染めない。恥ずかしながらあまり予習はしていませんでした(アルバム買ったのに)。
が、しかし。やはり生でパフォーマンスを見ると一気に堕ちました。特にFuture MakerとWondering。前者はラップがめちゃくちゃかっこよかったし(ほぼ聞き取れなかったけど)、スンフンの声量に圧倒されました。後者は初披露の頭をコンコンする振り付けが可愛かった。かなり高音が多いのでレコーディングが大変だったそうです。頑張ってくれてありがとう。

そしてこちらも発売後来日が中止され初披露となったRevival。妖艶な雰囲気を漂わせた包帯ダンス、美しいの一言です。ちょこちょこ手に絡まってしまったり、拍が遅れたりしているメンバーもいたので、やっぱり難しいんだろうな…がんばれ…と親みたいな感情になりました。(笑)
All For YouとPinky Swearは相変わらずの可愛らしさ。特に後者はCメロの振りが大好きで、ラスサビ前で4人がジニョンちゃんに一斉に抱きつくところなんかもう、尊すぎて涙。いちいちゴニが「ジニョンく〜ん♡」と叫んでくれるのでそこも萌えポイントでした。可愛い…

合間合間に挟まれるMCも、通訳さんを通したり、カンペを見たりしながらも、なんとか知っている日本語を駆使して一生懸命伝えようとしてくれていました。もうその努力だけでオタクは感無量だし、なんせ拙い日本語の可愛らしさといったら。特に韓国人は「つ」や「ざ行」の発音ができない(対応するハングルがない)ため、「いつも」が「いちゅも」になったり、「ざんねんです」が「じゃんねんです」になったりするのです。赤ちゃんかな…(?)ちなみに私のお気に入りは「ぎゅかちゅ(牛カツ)」と「なじぇ?(なぜ?)」です。
メンバーのことをなぜか「スンフンちゃん」「ヒョンソクちゃん」とちゃん付けするあたりも可愛かった。あとわちゃわちゃぶりももちろん健在で、通訳さんに喋る隙を与えないあたりもさすがです。

メンバー別感想

※2公演連続で入り記憶が曖昧&推しばかり見ていたため、分量がめちゃくちゃ偏ります。ご了承ください。

・ビョンゴン

ガチ推しにやっと会えた喜びでほぼ彼のことしか見ていませんでした。ずーっとときめきっぱなしで、またさらに愛が深くなってしまった。

いや、あの。かっこよすぎませんか??
本当に本当に顔が小さくて、整いすぎてたんです。決して顔だけのファンではないのですが、まず顔。元々かっこいいのは知っていましたが、いざこの目でしかと見たらもう、どうしようもないくらいかっこよかった。そして背が高いから言うまでもなく手足も長くて細くてスタイル抜群で、神様こんなイケメンを作り上げてくれてありがとうって思いました(無神論者です)。
さらにパフォーマンス。ラップが最高すぎてガチで見とれました。脳内が「エ…カッコイイ…」でいっぱいになり、完全にフリーズしてしまったのを覚えています。本気で見とれたのはたぶん人生初でした。この世にはこんなに素晴らしいアーティストがいて、私はそんな人を推してるのかと思うと、鳥肌が立ちました。

それでいて日本語が上手すぎた…繋ぎとか挨拶とか、ほとんど日本語で頑張ってくれたんです。ウンくんほど流暢ではありませんでしたが、相当勉強を頑張ってくれたんでしょう、めちゃくちゃ上手でした。3年ぶりに来日できた喜びと、会えなかった間の悲しみを表情豊かに伝えてくれ、しかも他のメンバーがカンペを見まくっているのに対しゴニはほとんどカンペなし。普通にすげぇよ。彼が口を開くたび、「日本語上手すぎんか…」っていう感想しか出てこなかったです。しゃべることがなくなると「ご飯食べましたか?」を連発し、あまりに何回も言うので会場は笑い声に包まれる。これほどの幸せ空間がこの世に存在するだろうか…
さらに「これが流行ってるんですよね?」と、日本の友達に教えてもらったという「わくわく!」をジェスチャーつきでやってくれたが、客席ポカンで照れ笑い。どうやら流行アニメの主要キャラのセリフらしい。その友人はなんとNoaくんでした。
2部にて突然ゴニが「ノア!」と客席に向かって叫び、ざわざわ。振り向くと2階席1番前のど真ん中にまさかの本物Noaくんがいました。スンフンも一緒になって嬉しそうにおててフリフリ。シルボの亡霊泣きます…こないだのウンくんといいほんま仲ええなあんたら…

とりあえずまあ何が言いたいかというと、とにかく可愛い。可愛い。もう、かわいいの一言!!推しの拙い日本語が可愛くないわけがないのですが、まあもう何も言えないわけです。かわいすぎて。しかも、パフォーマンスはバッチバチにこなしてるのに、途中メンバーと目が合ってふって笑ったり、MC中は一切マイクを手放さずに終始ニコニコしてたり、ギャップがズルい…好きです…(え)
何を言いたいかわからなくなったり、言い間違えたりする弟たちに「しっかりして?」とツッコミを入れたり、22日にカムバを控えている6集アルバムの話題が出ると、恐らく新曲の振りであろう動きをするムンニャンズに「見せるな!」と慌てたり、相変わらずリーダーは忙しい。日本語で言い、その後韓国語でもちゃんと翻訳してあげててお兄ちゃんしてた。しかし2部にてマンネに愛嬌を振られ「できない〜!」と駄々をこねるところは、本当に長男かと疑いたくなりました。結局愛嬌をやることになり、ヒョンソクの「バニバニ♡」をもじった「ゴニゴニ♡」をめちゃくちゃ照れながらやってくれた。ああクソ可愛いんだよてめえ!!(落ち着け)
フニゴニの絡みも相変わらずでした。Future makerで、サビのハイトーンを上半身を屈めて歌うスンフンの真似をし、MCでもそれをイジったり、Plastic Umbrellaではスンフンと見つめ合って笑っていたり、安定のフニゴニぶり(?)を見せつけてくれました。もうお前らはよ結婚せえ(何回目)

今回は終演後、メンバーが退場するファンを見送ってくれる「お見送り会」なるものがありました。前回AB6IXのペンミで同様の施策がありましたが、その時はアクリル板越しに手を振るメンバーの前をただ通り過ぎるだけで声を出すことすらできないという、完全なる流れ作業で動物園みたいでした。このご時世、コンサートが無事開催されただけでも御の字なので、まあそう変わらないだろうとそこまで期待していなかったのですが。
まさかの、アクリル板なし。仕切りはあるものの、その距離わずか2メートル。声出しも黙認。近すぎて近すぎて、頭がパニックになりました。
しかし冷酷無慈悲なスタッフさんたち(ごめんなさい)による剥がしのスピードが爆速すぎて、早く行けとめちゃくちゃ叫ばれるし押される私。パニクっている場合ではありません。

1部では、前回ヨントンのために準備したボードをあらかじめスタンバイしておき、いざメンバーの前へ。その瞬間、視界から彼以外の全てが消え去りました。彼以外、誰がどこにいたのか、全く覚えていません。コピー用紙に色鉛筆で書きなぐっただけの、ボードと呼ぶのも恥ずかしいレベルの激ダサな代物でしたが、「이병곤 오빠 존재가 기적!(イビョンゴンお兄さん 存在が奇跡)」という、自分の中では最上級の愛をつづった言葉を必死でアピールしたところ…
彼は私の激ダサボードを指さし、目を細め、「おぉ~」と言いながら嬉しそうに何度もうなずいてくれたのです。つ、伝わった!!!!!
あまりにも嬉しすぎて、「さ、さらんへっ……」と叫んだところで強制終了。友人と崩れ落ちそうになるのを支え合いながら、大騒ぎで会場を出ました。いや、めちゃくちゃ神対応やん…元々、明るくてとにかく優しい良い子なのは知っていましたが、想像以上に神だった。
2部では1人だったため、今度こそ全員の顔を見るぞ!!愛嬌してもらうぞ!!と意気込んでいたものの…やはり、ゴニしか視界に入りませんでした。辛うじて両隣にいたジニョンとスンフンを認識できたのは成長でしたが(?)。そして結局舞い上がってしまい、手にしたゴニのうちわを突き出し「オッパサランヘ!!!」と絶叫することしかできませんでした。こちらを見て何か言ってくれた気がしますが、周りの喧騒にかき消されてしまい何も聞こえず、スタッフさんにぐいぐい押されてまたもやそこで強制終了。
にしても近すぎて幸せだった〜...もう何も言えん…存在してくれてありがとう…

・スンフン

いや声量…さすがメインボーカル、ハモリやハイトーンの迫力が半端なかったです。ダンスもめちゃくちゃかっこよかったし(語彙力)、何よりスタイルが良すぎた。
1ヶ月ほど前から赤髪なのですが、今回も赤髪のまま登場。「髪が伸びません!」という日本語を覚えたらしくドヤ顔していました。確かに伸びてない。(笑)

・ヨンヒ

ピンクモリ可愛かった〜。めちゃくちゃ汗かいててスンフンに「ここだけ雨が降ってる」とイジられてたくらい汗だくだった。
基本的に大人しい上に日本語があまり得意ではないらしく、MCでは口数が少なかったです。個人的にはもっとおしゃべりしてる声が聞きたかった。
人前だと静か~に微笑んでるタイプなので、ファンサもなんかおしとやかな感じでした。手の振り方が皇族っぽかった(笑)

・ジニョン

いやぁ〜顔ちっさ!!!いや知ってたけど!!
本物は想像してた100倍くらいイケメンでした。偏った演出には山ほど言いたいことはありますが、なんかこの子がセンターならまぁ、いいか…ってなってしまった。それぐらい、オーラが抜群で、天性のアイドルってこういうことなんだなぁとしみじみ。そりゃファンが多いのもわかるわ…

・ヒョンソク

ほぼ足。(笑)
スタイルが良すぎるが故に、体のほとんどを足が占めているといっても過言ではないぐらい足が長かったです。ついでに手も長かった。そしてファンサの鬼。隙あらば客席に手を振り、ハートを作り、ピースし、と笑顔で休みなくファンサしまくっていました。ヨントンの時にマンネラインは塩対応と聞いていたので、びっくりでした。
MCになると兄いじりが好きな末っ子らしく、突然愛嬌を無茶ぶりしたり、くすぐったりしてはニヤニヤ。そういうところ可愛くて好きだよ…(唐突)

まとめ

まず一言。CIXよ、この世に存在してくれてありがとう!!!!
そして日本に来てくれて、コンサートをしてくれてありがとう。
まだまだファン歴1年足らずの新参者ですが、こんなに幸せを噛みしめた現場は人生初なんじゃないかと思うくらい、最高に幸せな時間でした。海外のアーティストにハマったのは初めてで、日本の推しと違って会えないのが前提になっているからか、余計に感慨深かったです。なんなら夢だったんじゃないかと思っているくらい(笑)
こんなに素敵なグループを推せているなんて、私はなんて幸せ者なんだろう。心の底からそう感じました。

「FIXであることを自慢してほしい」
アンコール前のインタビュー映像で、ヒョンソクが言っていた言葉です。心配しなくても、堂々と自慢できるよ。CIXを愛してやまないFIXでいられることを、誇りに思います。

本当に、本当にありがとう。これからも愛しています。


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