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銀河の犬と水玉~曼珠沙華の伝言~

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愛犬との出逢い、難病になったこと、愛犬が遺してくれた大切な想い出を、ノンフィクション小説に残しました。 命日から1年が経ち、アニマルコミュニケーターさんに愛犬からのメッセージを教…
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#医療格差

#15 銀河の犬と水玉~曼珠沙華の伝言~

#15 銀河の犬と水玉~曼珠沙華の伝言~

治療の為の準備

 もう東京の病院へ通うしか無い。専門医じゃないと話にならない病気なのだと、やっとこの病気の重さを痛感した私であったが、まず、この身体ではもう東京へは行けない。

 車椅子が必要だった。

 そこで市役所に問い合せたが、障害者手帳が無いと何も出来ない。レンタルもやってない、と嘘をつかれた。
 無料の貸出もあったのに、その時の電話でそう説明されたので、私は障害者手帳をまず取らねばなら

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#14 銀河の犬と水玉~曼珠沙華の伝言~

#14 銀河の犬と水玉~曼珠沙華の伝言~

地元の鍼灸院

 ネットで検索すると病名を載せてる鍼灸院があった。
 鍼灸なので、東京の病院と似たような治療だろうか?
 とりあえず電話で確認した。
 病名は知っているし治療法もわかっているとの事だった。
 予約が必要だと言われて数日後の予約を取った。
 運転も出来るはずもなく、バスはそこまで通ってなかった。
 仕方なくタクシーを呼び、行先の住所と院名をメモして渡し、座位が保てない私は後ろの座席で

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#13 銀河の犬と水玉~曼珠沙華の伝言~

#13 銀河の犬と水玉~曼珠沙華の伝言~

サーカス

 今度はパートタイムの仕事を探そう。
 一週間に3日程で1日5時間位なら、続けられるんじゃないだろうか。
 そんな仕事はハローワークでは無いと言われた。
 しかも、亜急性甲状腺炎の診断書を出したので、それはもう治ったのか?と聞かれるので、治ってはいないが誤診で本当の病名がわからないと正直に言うと、その状態の身体で雇う会社は無い、と。
 そりゃそうですよね。
 人生そんなうまくは……
 

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#12 銀河の犬と水玉~曼珠沙華の伝言~

#12 銀河の犬と水玉~曼珠沙華の伝言~

第8章 闇を行くゴミの分別もわからない

 その後、やっぱり工場が向いてるのか~と戻ったものの、どうも今までと違うのだった。
 単純なゴミの分別すらわからないのだ。
 私の頭の中ではAはBに入れないこと!と繰り返しながら、Bに入れている状態だった。
 Aを持ちながら「Bに入れない」と思うことでBに意識が集中する。
 そしてそのままBに入れてしまう。
 何度注意されても、注意されてるから気をつけて!

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