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「新しい働き方LAB」第四回:才能とカタルシスと

 世の中には、運良く「才能」に恵まれて、才能で食べている人というのがいます。そういう人は毎日が退屈でつまらない。するとうつ病になりやすいです。そういう意味では不運だとも言えます。ですから才能に頼りすぎないことも大切です。
 僕は運良く(或いは悪く)、そこまで才能がありませんでした。顔も良くないし、記憶力もない。ショートスリーパーでもなければ、頑丈でもないです。普通の発達障害です。ひとつだけあるのが、視覚IQが120だと言われています。あと、一部の発達障害は聴覚が鋭いと言われていますね。だから子供の頃はよく絵を褒められました。よく言われたのが、「私の考えたお話をマンガにして」というやつ。発達障害で上手くコミュニケーションが取れない僕にとって、クラスメートの話に絵を付けることは貴重な交流のひとつでした。そんなわけで子供時代はほとんどマンガを描いていました。今は全員就職したのでマンガは描いていません。
 それと、読字に難があるので小説が苦手です。だからずっとラジオドラマを聴いていました。今の子ならドラマCDでしょうか。アニメは動きすぎて苦手でした。それで自分でラジオドラマを作ったりしていましたね。発達障害がよくやる「コミック話法」の音声版みたいなものです。

※コミック話法とは、自分の事を客観的に捉えられない発達障害が、キャラクターを創作して彼らに語らせることで自分の環境を整理し、客観的にまとめるというものです。

 当然僕もコミック話法はしていましたが、いかんせん「読み返し」に難が出るので、音声の方が都合が良いんですよね。
 上記の二つはいずれも自分から能動的にしていたと言うよりは、必要に迫られてやむなくやっていたという感じです。そのうえ周囲から横槍や批判を入れられるわけでもなく、のびのびとやっていたこと。または、才能があって苦労せずできること。そういうものを就寝前にすることをおすすめしています。
 要するに就寝前と言うのは、何をしても良いんですよね。今までやってなかったけどやってみたいことで、あまり楽しそうではないこと。仕事に関係ない資格の勉強とか、僕なら英語のCDを聴いたりとか、テレビをボーッと見るのもこの時間がいいかもしれません。もちろん人によりますけど。「自分の人生にあまり関係ないこと」と捉えるといいかもしれません。逆に言えば、世の中のほとんどのことがこの「興味が無くて苦労せずにできること」なんじゃないのかなと思います。もちろん極めようとすると大変ですが、極めなくても言われたとおりにやるだけなら苦労も要りません。それでお金を貰っている人もたくさんいます。むしろ誰もやりたがらなくて退屈だからこそ金を払ってやらせることも多いものです。ただ、そういう仕事ばかりしているとどんどんうつになっていきます。
 僕は発達障害の影響で、さまざまな出来事から逃げてきました。そうして最後に残ったのが「漫画」でした。これは消去法であって、決してやりたいことでもなんでもなかったわけです。だから僕はずっと退屈な人生を送っていたとも言えます。

 さて、これで4つすべての説明を終えましたが、いかがだったでしょうか。
 今までの4つをまとめると、僕の場合は以下のようになります。

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 これを、一日のスパンで繰り返して生活することで、体内リズムに則った生活になるというわけですね。
 感情と脳、そして脳と健康は繋がっているというわけです。

 あ、言い忘れていましたが、今月の収入は700円でした。
(ココナラ、lancers、booth含め)

 それでは次回はいよいよ「感情ローテーション健康法」を続けた結果体調はどうなったのか? という発表をしたいと思います。
 お楽しみに!

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