人間関係構築術。12｢柳心｣

どうもどうも。
今回で12回目を迎えました。
ファイナルファンタジーで言うと
ガンビットシステムが搭載され、
MMORPGとして進化した
新たなナンバリング作品。
今回はそのFF12にならい、
抜本的なコンセプトの見直しを

行いません。。。

書くジャンルを変えようかと
悩んでる時期もありましたが、
特にテーマを決めずに書き散らかしてるので
別ジャンルが書きたければ
別の記事作って書きゃいいんですよね。
｢人間関係構築術｣を謳ってる以上は、
ここでは相も変わらず
人間関係のあれやこれやを綴りたいと思います。

さて今回は「柳心」と題しまして。
文字通り柳のような心、についてです。
僕の造語のつもりでしたが、検索したら
学校とか釣具とか色々出てきました。

さて僕の言う柳の心とは何なのか。
「柳に風」という諺があります。
枝垂れている柳に風が吹いても、
折れたり曲がったりすることなく、
風が止めばまた元通りになります。
転じて、

「圧力を受け流す」

という意味で使われます。

これこそ今の社会を生き抜くための黄金の精神だと思います。
生きている以上は大なり小なり外部からの圧力に曝されるので、
自分のメンタルが様々に形を変えられてしまいます。
人によっては形が変わるだけでは済まず、
そのままひしゃげてしまい元に戻らないことも有り得ます。
反対に、いわゆる「鋼のメンタル」の持ち主は、
多少外圧を加えられようとも変形せず、
形状記憶合金のように元通りです。

では、傷つきやすいメンタルの人たちは
「鋼のメンタル」になるまで精神を鍛え上げないといけないのでしょうか？
ある程度は、外圧に曝され続けることで耐久力の向上を望めますが、
自分のメンタルの限界値を正確に測れる人は少ないでしょう。
昨今の、精神に不調をきたす人の多さを見れば明らかです。
「鋼のメンタル」の持ち主のほとんどは、
そのように生まれついたのであって、努力してそうなった訳ではありません。

傷つきやすいメンタルならば、傷つかないように受け流せばいい。
強くなることではなく、しなやかになることを目指しましょう。
残念ながら、意識的/無意識的を問わず、
悪意を撒き散らすような人間が少なくないのは事実です。
それは通りすがりの人かも知れないし、職場の人間かも知れない。
もしかしたら、自分の大切な人から悪意や敵意が飛んでくるかも知れない。
言われる筋合いのない暴言や、
相手の気持ちを考えない理不尽な振る舞いに、
真正面から受け止める価値はない。
そう思います。

言葉にすれば簡単なように見えますが、
自身のマインドセットを再構築するのにはなかなか時間がかかります。
ですが、
下らない罵詈雑言や傍若無人な輩に頭を悩ませるために時間を使うくらいなら、
自分の心持ちを変えるのに時間を使った方がよほど生産的でしょう。

なぜだかいつもよりトゲトゲしい文体になってしまいましたが、
ここ数日思うところがあるのでこんな感じになりました。

ではまた。
お付き合いいただきありがとうございました。