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重要なのは“信頼関係”を築くこと#ミライを創る人【社員インタビュー2】

こんにちは!LIXIL住宅研究所のnote編集部です。
今回は、私たちLIXIL住宅研究所で働いている社員の想いや考え方、日々の仕事内容などを紹介する新連載「#ミライを創るひと」の第2弾です。

第2弾は当社の住宅フランチャイズチェーン(以降、住宅FC)で欠かせない、加盟店と本部をつなぐ橋渡し的役割、FC推進部にて活躍している松山さんにインタビューをしました!


入社歴:7年目(2017年入社)
配属部署:リフォーム推進部 → アイフルホームFC推進部
出身:東京都
出身学部:理工学部土木工学科 卒
趣味:野球(小学1年生からはじめて、現在は社会人チームにて活動中!)


やりたいことは“人のマネジメント”

―はじめに大学時代はどんなことを学んでいたか教えてください。

松山:土木工学科にて、水のエネルギーや地盤、環境工学など土木関係全般について学びました。卒業論文では地盤環境における汚染などの要因調査・考察を行いました。

―なぜLIXIL住宅研究所に入社しようと思ったのでしょうか?

松山:就活時に営業関係の仕事に就きたいと思っていました。私の性格からデスクワークで机にずっとかじりついているのではなく、営業などで体を動かすことがいいと思ったからです(笑)
なので、就活の時は営業職のある業種を狙って、手当たり次第説明会に参加しました。学部が建築関係だったので、ハウスメーカーやゼネコンはもちろんのこと、銀行や保険営業など…分野業種関係なく行きましたね。

でも、就活時はそう思っていても、仕事をしていく中でデスクワークなどの他の仕事が自分に向いていると気づいたり・やりたいことに変わったりするのではないかとも考えていました。
そんな中LIXIL住宅研究所の総合職採用は、加盟店のコンサルティングから広告宣伝、商品開発まで幅広く経験ができると感じたため、入社することを決めました。

―なるほど。総合職の採用ということに魅力を感じたのですね。他にもLIXIL住宅研究所に入社しようとした決め手はありますか?

松山:ありますね。就活時に「やりたいことはなにか?」を考えた時、「人のマネジメント」をしたいという思いが浮かんできました。それは、私が野球を通してチームマネジメントを経験したことが根本にあります。チームで目標を立てるときに、自分達が何を目指しどうあるべきなのかを考えたり、後輩達に教えるときに分かりやすく伝えられるように工夫したり、野球を通じて組織づくりを経験してきたことがマネジメントへの興味につながりました。

LIXIL住宅研究所には、FC推進部という部署があり、加盟店への営業・経営支援ができると知り、「FC推進部で仕事をしたい!」と思ったんです。

FC推進部とはどんな部署?

―入社後はどんな部署を経験しましたか?

松山:仮配属(※)では商品部と広報・宣伝部(現:マーケティング部)を経験し、商品ができるまでの流れや考え方を学んだり、CM制作の現場や実際に家を建てたお客様宅へ取材に行ったり、実際の広告を制作している現場などを体験しました。仮配属後はリフォーム推進部に1年間配属した後、現在のFC推進部に配属となりました。

※仮配属とは?:当社では5月~9月の間に2つの部署を経験し、各部署の業務内容を知ることや社内コミュニケーションをとる一環として、仮配属という制度があります。

―FC推進部とはどんな部署ですか?

松山:FC推進部は加盟店の営業・経営支援をメインに加盟店の窓口となる部署です。
※私たちの会社ではこの部署にいる人たちを「加盟店のカウンセリングをする人」を意味するカウンセラーと呼んでいます!

FC推進部の業務は多数ありますが、主な流れは3つです。

  1. 加盟店の課題発見と解決策の提案、経営計画の立案

  2. 課題に対して、プロジェクトを立ち上げ企画を考案

  3. 企画実行&振り返り

この3つのPDCAを回し、加盟店の悩みや困りごとを解決していくことがメインの業務となります。

またFC推進部のミッションは「加盟店の売上向上」であり、そのミッションを達成するために常に思っていることは、

加盟店のよき理解者となり、チームとなって臨むこと

です。

これはFC推進部の3つの業務を行う際に大切なことだと思っています。まず加盟店を知ることが第一です。「何に困っているのか?」「どんなことに悩んでいるか?」などの、現状を把握できていないと加盟店の業績UPに貢献できません。親身になって加盟店に寄り添い、目標に向かって一致団結して実行することが大切です。

次に、加盟店の悩みごとがわかってもそれを一人で解決することは難しい場合がほとんどですし、いいアイデアも出てきません。本部の先輩や他部署の人たちに協力してもらい、チームとして課題解決したほうが効率的ですし、よりよいアイデア・解決策を検討することができるのでチームで対応するようにしています!

―なるほど。FC推進部業務に「加盟店の課題を発見し、解決策を提案する」とありましたが、配属してすぐにできることですか?

松山:すぐにはできません(笑)
加盟店も1つだけではなく複数の加盟店を担当するのですが、住宅は地場産業なので、その加盟店がある地域にあわせて提案しなくてはいけません。はじめは「何を加盟店に聞きに行けばいいのか?」「加盟店にとって有益な情報として何を伝えればいいの?」などわからないことだらけでした。

そんなとき助けてくれたのは、加盟店の社長と会社の先輩方でした。
配属されて数ヶ月過ぎた時にある加盟店の社長から「このままじゃお前ダメだぞ」と言われました。それから社長とたくさんの話をしました。社長からは現在やりたい企画から加盟店の実情をヒアリングし、私は社長からの話を聞いて本部に持ち帰り先輩方にどうしたらそのやりたいことを実行できるのかを相談し、提案を社長に持ち込みました。それからですかね、段々とカウンセラーとして「こんなことが必要なんだ」と感じたり、「この加盟店の本質的な悩みは何だろう?」など加盟店に寄り添った考え方ができるようになったと思います。

先輩方からは「この件どうなっている?」「これってどこまで進んでいる?」など声かけてもらったり、加盟店の悩みごとを相談して一緒になって解決策を考えてくれたり、部署関係なく色々なことを教えてもらいました。また、カウンセラーに特に必要な「コミュニケーション」についても、当時仮配属でお世話になった先輩に「笑顔で元気にいけ!」とアドバイス貰ったことは今でも心がけていることです!

仕事で重要なことは“信頼関係を築く”こと

―FC推進部で嬉しかったことはなにかありますか?

松山:加盟店の社長から頼ってもらった時は特に嬉しいと感じます。「お前だから話すことなんだけど…」や「ちょっと相談に乗ってほしい」と言ってもらえた時にカウンセラーとして認めてもらえていると感じて、嬉しくなりますね。
あとは、あるプロジェクトで大成功し、報告資料に日々のカウンリングの話も入れて報告した時のことです。その報告を聞いたカウンセラーの先輩方から「自分がカウンセリングしていることの自信になった」との言葉をいただき、周りの人にプラスの影響を与えることができたことは嬉しかったですね。

―そう言ってもらえると嬉しくなりますね!そんな加盟店から信頼されている松山さんは、カウンセラーとしてどんなことを心がけていますか?

松山:加盟店へのレスポンスの速さは常に意識しています。最近では災害が多く、常に何かが起きても迅速に対応できるようにしなくてはいけないと思っています。加盟店からの連絡をすぐにキャッチして、それを本部に伝達することや、悩みを聞いたらなるべく早く解決できるように心がけています。そういった小さな積み重ねが、加盟店との信頼関係を築けることに繋がると思っています。

―なるほど。小さな積み重ねが大切なのですね。

松山:そうですね。密に連絡が取れると加盟店がいまどんな状況かもすぐに把握できますしね。
まぁすぐに連絡をもらえるようになるには、まず加盟店とのコミュニケーションが上手くできていないといけないんですけど…。なので私は加盟店の方々と対面で話せるときはできる限りコミュニケーションをとって、私という人を知ってもらうと共にその人のことも知るようにしています。

野球と同じで“チーム”で目標に向かうのが面白い

―仕事のおもしろさ、魅力は何ですか?

松山:加盟店の経営計画達成・成長をさせていくために考え・行動し、結果を共有することで喜びも悔しさも共有しあえることに魅力を感じます。
特に今は、エリア特化型の商品や営業スキームの開発を行っています。これまでは店舗ごと加盟店ごとでの業務や企画がメインでしたが、近隣エリア全体の各店オーナー、社員、そして本部を巻き込んだ活動をしています。正直苦労することが多く、大変ですね(笑)

ただその悩みを共有できる人が社内外問わずいて、共に活動できるチームを組めてやれていることが嬉しく、またこの活動が実った時の期待がすでに高まっています!
野球をやっていたからかチームなって、みんなで目標に向かって考えて実行することが楽しいと思うのかもしれませんね。

―今後の目標はありますか?

松山:加盟店の悩みや相談ごとなどを、チームとして向き合うことのできる仕組みを構築したいと考えています。加盟店の悩みなどはチームとして解決できるようにしていますが、カウンセラーが個人で向き合うことも実は少なくはないんです。同じ悩みを持つカウンセラーが情報共有し合いながら、解決策をチームで考えられる仕組みをつくれたらもっと効率的に業務がすすめられると思います。今をより良くするために行動していきたいですね。

時間が足りない?プライベートと仕事の両立について

―プライベートと仕事のバランスはとれていますか?

松山:これはいまの悩みなんです…
           個人的には取れていないと思っています(笑)

―とれていない!?それは「仕事が忙しくて」ですか?

松山:いや、そうじゃないんです(笑)
子どもがいて、妻も働いているので子どもの送り迎えや家族との時間確保にフレックスタイム制度も使っていますし、日曜日には野球もしています。他にも土曜日には子どもとどこかに遊びに行ったり、ゴルフに行ったりと…
他の人から見れば「十分充実している!」と思われるでしょうが、個人的にはまだまだで常に「もっと時間が欲しい!」と思っています。

仕事もプライベートも自分にあったスケジュールをつくることができるので、不満などはないのですが、仕事も遊びも「一生懸命頑張りたい!」タイプなので “バランスが取れているか?”と聞かれると、何とも言えないですね…(笑)

(左)仕事中は凛々しい姿ですが、子どもといるときはまた違った姿ですね!
(右)ビジネスカジュアルが推奨されているので、社内だけの打ち合わせの時は私服で出勤も。

※加盟店に訪問する時は基本的にジャケットを着ていますが、この時はイベントの途中ということもあり、いつもの訪問中よりラフな格好をしています(松山)

―最後に学生にメッセージをお願いします。

松山:何事もあきらめないこと。自分に自信を持っている人は、夢や目標に向かって一直線に進めると思いますが、自分に自信がない人はそうできないと思います。自分がそうでしたから(笑)
これは私の大学時代の話ですが、ケガをして一度野球をやめました。本心としてはまだまだ野球をやりたかったのですが、ケガをしてしまい「もういいか」と妥協してしまいました。そのことをいまでも後悔しています。もしやめていなかったら将来の道がほかにもあったかもしれませんから。なので、「妥協しちゃだめだ」と伝えたいです。
あとは、やろうと思ったことはすぐにやめないこと。野球部の先輩に「5年はやめるな。1,2年でやめてしまうと、その本質を知ることなくやめることになる。」と言われたことがとても心に残っていて、それからは何事も続けてみようと心がけるようになりました。

皆さんにはあきらめて妥協せずに、自分自身と向き合い、やりたいことや目標をもってこれから頑張ってください!

―松山さんインタビューありがとうございました!

※2023年5月にインタビューを実施しています。


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