稲田まい子 (いねだ まいこ)

18歳からSLEで22歳よりステロイドとお友達。穏やかなお付き合いが続いていたのですが…

稲田まい子 (いねだ まいこ)

18歳からSLEで22歳よりステロイドとお友達。穏やかなお付き合いが続いていたのですが、45歳過ぎた頃からお友達が私を裏切り始めました。ムーンフェイス、体重増加、痛風発作、白内障、子宮筋腫、大腿骨頭壊死…割と色々コンプリート。折角なのでその処置の記録など残してみようと思います。

最近の記事

白内障手術「多焦点レンズ」「日帰り手術」不安&不都合な真実編

さて、いいことづくしかのように記録している私の多焦点レンズの手術経過ですが。 勿論、手術、そして人工のレンズを入れる訳ですから良いことばかりではありませんでした。 そこんとこを今回は正直に書きます。 1・手術直後から視力が安定するまで 手術直後、視力ははっきり言って全然安定していませんでした。 最初に手術をした右目に関していうと、いきなり遠くがはっきり見えて感動したのも束の間、近くが全く見えなくなっていたのです。 これはもうかなりショックなことでして。 今まで手元

    • 白内障手術「多焦点レンズ」「日帰り手術」その感想編

      さて、私の白内障手術では自費診療でめちゃくちゃお金が掛かる(両目100万円←ロコツ!!)多焦点レンズを入れた訳ですが。 一番気になるであろうその「感想」について。 結論から申しますと 100万かけた甲斐があった この一言に尽きます。私はね。 なにしろとにかくメガネ、コンタクトを気にせず生活出来るというのは本当に楽で快適!! おまけに昨年だったかな?戦争の影響でソフトコンタクトレンズも輸送の影響を受けたりして品薄になったというニュースがあって・・・前の私だったら発狂し

      • 白内障手術「多焦点レンズ」「日帰り手術」手術中妄想編

        注・今回はもう本当になんの参考にもならないしょうもない内容です 2018年に初めて白内障手術を受けた時はもうそりゃ緊張と恐怖で余裕が無かったのですが、2021年10月に受けた時はまあ二回目三回目となりますのでほんの少しですが気持ちに余裕がありました。 とは言っても相変わらず 無理やり目を見開かされて、怖いものから決して目を背けることが出来ない恐怖 は変わりません。これ、やっぱ怖い んで、「怖い怖い、やっぱり怖い😱」と思いつつ目を見開かされていた私。 目を見開いた状態

        • 白内障手術「多焦点レンズ」「日帰り手術」手術の流れ編

          さて。 今回は前回の時と違い、日帰りでの手術ですが、基本的な流れは同じです。 ただ今回大きく違うのは両目を手術するということ。 これねーやる人は両目一気にやるらしいんですが、私は当然ビビりなので片目づつ。 スケジュールはこんな感じでした。 先に右目の手術を受け、その1週間後左目を受けます。 ここのクリニックの手術日が木曜だけなので、これは仕方ないスケジュール。 他はどうなんでしょうかね? ま、基本的に数日前から点眼が始まり、手術、そして翌日に眼帯を外してチェックを受ける

        白内障手術「多焦点レンズ」「日帰り手術」不安&不都合な真実編

          白内障手術「多焦点レンズ」「日帰り手術」費用・手術決心編

          左目の白内障手術を受けたのが2018年2月。 それから数年後の2021年初頭。 私は右目の白内障も発症いたしました。 この時通っていたのはいつもの大学病院とは違う街のクリニック。 なんかここの先生の威勢の良さが合うというかなんというかで、通い始めて数年になり始めておりました。 で、その先生が 「あー稲田さん、そろそろ右も手術しないとねー」 「どうする?人生最初で最後のチャンスで目が良くなる可能性があるけど」 的なことを言ってきたのです。 そう、多焦点眼内レンズのスス

          白内障手術「多焦点レンズ」「日帰り手術」費用・手術決心編

          白内障手術「単焦点レンズ」「一泊入院」編③

          で、手術が終わってから病棟に移るのですが、その後はまあ特にこれと言ってやることはありません。 翌日の診察までは自由。 ただね、私はこの時裸眼視力が両方0.01位でしたのでメガネが無いと何も見えない日常だったんですが、術後は先にも述べたように「カッポリとしたワイヤー?浅いザル」みたいな大きな眼帯をくっつけられている状態なので、メガネがかけられなくて・・・ 元々視力が弱い上に片目というハンデ状態で、結局何も出来ませんでした。 ひたすら愛するXJAPANの楽曲をイヤホンで聴き

          白内障手術「単焦点レンズ」「一泊入院」編③

          白内障手術「単焦点レンズ」「一泊入院」編②

          それでは当日から手術、そして翌日の流れをば 手術は2018年の2月に受けました。 手術の数日前から点眼薬を指すように指示されますので、忘れないように点眼をします。ちなみに私は最初の一日をすっかり忘れておりました・・・良い大人は決して忘れないようにして下さい。 入院手続きとかあったと思うのですが、ちょっと詳細は忘れました。 術衣の様なものに着替えてから、確か待合室の様なところに連れて行かれて、瞳孔を開く目薬を点眼して待った気がします。 待合室内、四、五人位いましてね。

          白内障手術「単焦点レンズ」「一泊入院」編②

          白内障手術「単焦点レンズ」「一泊入院」編①

          話したいことの構成がなんだかうまく出来ません・・・ えーと、多焦点レンズを語る前に、先に受けた「単焦点レンズ挿入術」の方を描かないといけないかとも思い出し、そっちから書くことにします。 白内障になったら濁った眼内のレンズを人工のレンズと取り替える手術をするのですが(ざっくりとした説明)、この時入れる人工のレンズは大きく二つに分かれます。 単焦点レンズ 「近く」「遠く」一点に焦点を合わせたレンズ。保険適用。 多焦点レンズ 「近く」「真ん中」「遠く」の複数の点に焦点が合う

          白内障手術「単焦点レンズ」「一泊入院」編①

          白内障多焦点レンズの手術を受けたおはなし

          なんかこの数回の投稿記事を改めて見るとめちゃくちゃコッテリと濃いぃ絵柄になっていて自分で鬱陶しくなったので少し軽やかなトーンで描いていこうと心に決めました。色も薄めに・・・手抜きではありませんw さて、私は40代半ばで早くも白内障になりました。 これもステロイドの長期服用による副作用でございます。 そんな訳で 2018年2月に左目(通院している大学病院で一泊) 2021年10月に右目(上野のクリニックで日帰り手術) をして貰いました。 ちなみにですね、私はとんでもな

          白内障多焦点レンズの手術を受けたおはなし

          副作用・ムーンフェイスとの付き合い方②

          2010年秋、前の記事であげた写真の頃、私の体脂肪とムーンフェイスは最高潮に達しておりました。 私のプレドニン量が一気に増えたのが2008年ですので、2年間副作用も脂肪も溜まりに溜まっていた状態だった訳です。 いやもうこんなじゃつらくて人にも会えない!!と思い、2010年の秋に戦うことを決意しました。 戦う方法はスポーツジム。 とは言っても2008年の急な体調変化から2年、家の中に籠るような生活をしていたものですから、笑っちゃう位体力がありませんでした。 最初は椅子

          副作用・ムーンフェイスとの付き合い方②

          副作用・ムーンフェイスとの付き合い方①

          実は私は姉がS L Eだったので、ステロイド「プレドニン」の副作用は嫌と言うほど知っていました。 なので発病した18歳から22歳までの4年間、担当医から幾度となくプレドニンを勧められるも頑なに拒否。 20代前半のうら若き乙女としては何より副作用の「太る・ムーンフェイス」が耐え難かったんですよね。 ・・・が、流石に22歳の時もうしょうもない程高熱が続くようになり(なんか確か20日間位40度前後の熱が下がんないの、あれ、ほんとしんどかった)プレドニンを飲むことを承諾した次第

          副作用・ムーンフェイスとの付き合い方①

          はじめまして

          はじめまして。 稲田まい子と申します。 「いなだ」ではなくて「いねだ」です。 18歳の頃からSLEという病気とお付き合いしてはや32年。 幸いなことに割と小康状態を維持したまま過ごす時間が多かったのですが、45歳を超えた頃から色々と「仲違い」するようになってきました。 どれこれも直接命の危機に直面するほどのものでは無いのですが、まあ、その都度それなりにしんどい思いをしつつ乗り越えてきた感じです。 闘病記録、というほど参考になったり感動を呼ぶ内容では無いのですが、今ま