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リヴァプール補強戦略研究所

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haru
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リヴァプール財務&戦力の分析と補強案


現戦力分析GK

アリソン 能力97→
特に相手と距離を詰めるポジショニングと弾く方向の見極め、キャッチングと集中力と反応速度が素晴らしい。ジャンプ能力は縦にも左右にも高いのでクロス処理も上手でセービング範囲も広い。走れば時速30km/hを超える脚力があり、守備範囲も広い。キック精度がエデルソンなどに比べ劣る点、繋ぐ判断力で-3点。GKの能力は異次元で文句のつけようがなく、クルトワを僅かに凌ぐ歴

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クロップ退任。今後のリヴァプールで何が起きるのか


2015年10月のリヴァプールに最高の監督だったクロップクラブのボトルネックとなっていたクロップが今季限りで退任すると発表。同時にクラヴィーツ、リンダース、マトスの現コーチ陣、シュマトケがSDを今季限りで退団と発表された

まずクロップに感謝を申し上げたい。素晴らしい選手を数多く抱える現在のリヴァプールにクロップが相応しくない事は既に何度も述べているが、彼が就任した2015年10月のリヴァプール

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2023-24シーズン前半戦振り返り&これからどうすべきか


前半戦のリヴァプールが予想より少し良かった理由3点1 機械的な出場時間の管理ローテを導入した
2 クオンサーがクラヴァンレベルで格下相手には使えた
3 ソボスライの守備力が想像以上に高かった 

遠藤やグラーフェンベルフが居なくてもプレミアリーグとヨーロッパリーグの2冠を達成できると言いながら全く期待できないと書いたのは監督の戦術が10年遅れたハンデ戦だからである

劣った監督の戦術でも勝点90

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リヴァプールファン歓喜のローテ導入でPL優勝確率が微増


遂にローテを覚えた某監督最も過密日程となる12月を前にELベスト16が決まった。リヴァプールが復活したのは優れた選手を獲得した補強の影響で、監督は足を引っ張っている。ただ足を引っ張る部分の状況が少し変わった

監督が足を引っ張っていたのは主に2つの要素である
1つ目は戦術面。個を活かすため連携を設計する能力が著しく低い点
2つ目はローテーションが出来ず主力のコンディション管理が下手すぎる点

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リヴァプール復権の大半はエドワーズ等の功績

リヴァプール再建は2015年の8月から移籍関係の責任者となったマイケル・エドワーズの功績が大きい。彼が移籍部門のトップになったのは時期と監督が代わった時期が同じだったため、クラブに成功をもたらしたのはクロップと勘違いしているファンは多い。だが、CLに参加できない一流半のクラブに成り下がった古豪リヴァプールを復活させたのはエドワーズらデータ分析班の功績が大半でありクロップの功績は非常に少ない

1章

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リヴァプールに必要なのは?

リヴァプールは育成と補強により3人MFの戦力を作れれば来季に4冠を達成できるだけの戦力を有している。それほどFW、DF、GKの戦力は他クラブとかけ離れた戦力を有しているし、MFの戦力不足は致命的です。チアゴがケガで離脱した時には中堅クラブよりも明らかに戦力が劣るMFを放置した監督の罪は重い。またトップ選手の高齢化に伴うローテ起用も必須です。91年組のフィルミーノ、ダイク、マティプ、チアゴ、92年組

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クロップを今シーズン中に必ず辞めさせろ

レアルに2‐5で妥当な敗戦となりました。我々の戦力と彼らの戦力を比較するとこんな感じです

GKアリソン95ケレハー87アドリアン78
CBダイク91マティプ91コナテ88ゴメス84ナット77
FBロボ93アーノルド91ツィミカス87ミルナー79ラムジー78
MFチアゴ93ファビーニョ88ケイタ85バイチェティッチ83ヘンド78
10フィルミーノ92ガクポ83カルヴァーリョ84
STサラー93ジョ

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2023冬リヴァプール補強は登録枠がありません

上でも書いた通り、現状を見ると言うまでもなくMFが全く足りていません。ファビーニョのように守備が良い4番型のMFも、低い位置からパスでコントロールしながら守備も出来る6番も、FWとMFを繋ぐ仕事をする8番も足りてません。GK、CB、LB、FWはスタメンも控えも居ます。今後ラムジーの成長を加味するとRBも近い将来には控えが出来そうなのに、MFだけ異常に戦力が低い状況です。しかし残念ながら登録枠の問題

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リヴァプールの問題点、解決策、今後想定される事態とは…

リヴァプールが繋がりや過去のクロップの貢献という価値観を捨て長期的にタイトルを争い続けるためには、今季がどんな結果に終わろうとも23年の夏にはユルゲン・クロップを解任するべきである。その後任としてトーマス・トゥヘルを招聘し、マイケル・エドワーズを呼び戻すべきだ。理由は3点

クロップを解任すべき理由1 クロップは強いチームの監督に向いていないユルゲン・クロップは古豪クラブの再建において世界最高の実

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エドワーズのユナイテッド加入報道に対する邪推

エドワーズはクラブにクロップ続投は限界で俺を呼び戻せとプレッシャーを与える為にユナイテッドの噂を流したんじゃないかと邪推している
※ここから先の文章は過去の報道を除いてエドワーズ信者の私なりの憶測である点に注意してください

エドワーズ退任の流れをおさらい7月19日 ヘンドが退団の恐れと報道

8月16日 ヘンド契約延長の見込みと報道

8月30日 エドワーズの契約が延長されない可能性が浮上

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リヴァプールのMF補強は何処へ向かうのか

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リヴァプールは適切なMFを買う。ただし夏に話がまとまる可能性は低く、冬か来夏になる可能性が高い。理由は下記の通り

1優秀なオーナーによって適切な投資が継続的に行われている
2現行ルールより厳しい新FFPルールが来年から施行される為、予算が限られている
3評価していた選手(

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リヴァプール21-22シーズン所属選手の振り返り

シーズン開幕時の21-22シーズン目標は下記の通りでした

PL優勝(最低3位) CL優勝(最低ベスト4) EFLまたはFA杯5回戦敗退
対して結果は下記の通りになりました

PL2位CL準優勝 FA杯/EFL杯優勝

正直4つの大会を並行して戦えるようになるとは全く思いませんでした。しかしながら今季は多くの新戦力が台頭してMF以外は4つの大会をこなせるだけのスカッドに成長しました。しかしながらこ

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2022夏移籍市場でリヴァプール理想の編成が完成する-足りない最後のピースとチアゴの控え問題を解決する3選手とは?-

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上記の前編ではケイタがトップクラブと戦うには不十分であること、彼を超えるIHを獲得するのが困難なこと、システムの変更によって最後の1ピースとチアゴとアーノルドの控え問題を解決できると書いた。今回はその続編で今夏に誰を獲得するのかについての予想である

現戦力の現状確認その選

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ケイタはリヴァプールに足りない最後の1ピースになりうるか?-リアルナビ・ケイタは何処に行った?-

幻の「リアル」ナビ・ケイタまず前提として現状のリヴァプールにおいてGKにアリソンCBにダイクとマティプかコナテ、LBにロバートソンでRBはアーノルド。中盤の底にはファビーニョが入り、チアゴが低い位置から長短のパスで前線の選手にパスを出してディアス、マネ、サラー、ジョタ、フィルミーノの中の3人にボールを提供する形となっており、10個のポジションにワールドクラスの選手を揃えている。またレギュラーの控え

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