熊大冒険者組織書庫

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熊大冒険者組織書庫

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    • 1990年3月12日(月)

      【熊大迷宮:黒髪てへろく舞台】 「行けるところは行った感じかな」  菊川 竜二が作成している迷宮マップを見ながら川崎 志郎がこう口にした。熊大迷宮を探索している黒髪てへろく部隊は本日迷宮入り口から見て北東のエリアを探索している。マップを見る限り迷宮は正方形の形をしており、迷宮の入り口が正方形の左下の頂点部分にあり、全体が南西部、北西部、北東部、南西部に分かれているようだ。南西部、北西部についてはこれまでの探索で全て終わっており、本日北東部のマップも埋まった感じである。 「さて

      • 1990年3月15日(木)

        【戦士鍛錬場:川口 耕輔・判 祐市・右田 良子】 「一通り配ったかな」 「多分大丈夫そう」  バレンタインデーにもらったチョコのお返しを1人1人に手渡しながら戻ってきた川口 耕輔が発した言葉を聞いて、判 祐市が返事を返した。ここは戦士鍛錬場。本日もたくさんの戦士が鍛錬を行なっている。昨日はホワイトデーであったが、川口と判は探索日だったので鍛錬場に来ることができず、バレンタインのお返しができなかったのである。そこで本日1日遅れとはなるが、もらった女の子たち1人1人にお返しを渡し

        • 1990年3月14日(水)

          【罠解除士鍛錬場:富田 剛・森 瑠美・林 真一郎】 「森さん、これお返しです」  林 真一郎は可愛くラッピングされたクッキーを森 瑠美に差し出す。午前中の罠解除士鍛錬場。本日は林と森、富田 剛が鍛錬を行なっている。本日はホワイトデー。バレンタインデーにチョコレートをもらった男性が女性にお返しをするというイベント日である。先月のバレンタインデーにチョコレート をもらった林が森にお返しのクッキーを準備していたのだ。 「林さん。わざわざお返しいらなかったのに。でもありがたくいただい

        • 固定された記事

          1990年3月13日(火)

          【岩田屋伊勢丹:鈴木 圭介・林 真一郎】 「何かいろいろあるもんやなあ」 「まあ適当でいいんじゃないかな」  周りを見渡しながら鈴木 圭介が漏らした言葉を聞いて、林 真一郎が返事を返した。ここは『岩田屋伊勢丹』。本日午前中は探索を行っていた鈴木と林は、探索終了後に街に出てきて、現在『岩田屋伊勢丹』にいるのである。明日は3月14日でホワイトデーになる。今年もバレンタインデーは冒険者になったこともあり、知り合いも増えたことから結構な量の義理チョコをもらったのである。もらった時から

          1990年3月13日(火)

          1990年3月11日(日)

          【報告:加藤 愛奈】 お疲れ様です。加藤です。 本日時点の各部隊の状況を報告いたします。   ◆黒髪てへろく部隊 └地下1階探索中 ◆王家の紋章部隊 └地下1階探索中 ◆今週のスポットライト部隊 └地下1階探索中 ◆スター千一夜部隊 └ 地下1階探索中 ◆私をスキーに連れてって部隊 └ 地下1階探索中   ※特記事項 ・第2期冒険者募集が終了し、1次審査中です。 以上、ご確認お願いいたします。

          1990年3月11日(日)

          1990年3月10日(土)

          【ハイライト:山口 可奈・太田黒 佳美】 「最終的に応募総数は97名ですか」 「結構な倍率になったわね」  目の前に束ねた募集用紙を見ながら山口 可奈が口にした言葉に太田黒 佳美が言葉を続けた。午後9時を過ぎたスナック『ハイライト』。本日は客も多く、順番にカラオケを歌う声が響いている。いつもはボックス席に座る山口と太田黒だが、本日はカウンターでお酒を楽しんでいる。たまに座るカウンターで飲むお酒はこれはこれで良いものだ。 「今回から説明会1回になって、適性試験と身体検査で60人

          1990年3月10日(土)

          1990年3月9日(金)

          【戦士鍛錬場:前田 法重・村川 慎太郎・右田 良子】 「うーん、やっぱり無理じゃね?」  前田 法重の声が戦士鍛錬場に響く。午前中の戦士鍛錬場。本日も戦士数人が鍛錬に訪れている。一緒に鍛錬を行なっている前田と村川 慎太郎、右田 良子は今後進入するであろう暗闇の空間での戦闘のために、目を瞑った状態での鍛錬を実施している。 「今まで意識しなかったけど、この鍛錬場も迷宮と同様の特殊物質が存在しているので多少気配は感じる気がする」 「罠解除士が亜獣の気配を探知できるのだから、私たちも

          1990年3月9日(金)

          1990年3月8日(木)

          【某サークルO部室:渕上 幸太郎・河本 多喜二】 「よっしゃオオアラシ!」 「引き強えーなー」  札を床に叩きつけて叫んだ渕上 幸太郎に、呆れた表情で河本 多喜二が返事を返した。ここは某サークルO部室。本日午前中は探索を行った渕上と河本であるが、探索終了後はレストラン『北食2階』で昼食を取る。その後何をするかで悩み、『スタジオ』に行こうかとも考えたが、とりあえずサークルの部室に来てみたのである。すると他には誰もいない様子だったので、再度どうするか考え、とりあえず部室備え付けの

          1990年3月8日(木)

          1990年3月7日(水)

          【熊大生協:扇 開次・山村 静香】 「もう、開次どうするの?もう明後日締め切りだよ」  熊大生協食堂に山村 静香の多少大きな声が響く。周りで食事をしている学生たちが少しざわついたが、扇 開次はまったく動じた様子もなくカツ丼を食している。先ほどの大声は冒険者組織2期生の募集の締め切りが明後日に迫っていることについて山村が扇に尋ねたのである。扇と山村は親同士が仲が良いこともあり、幼稚園から幼馴染としてずっと一緒に過ごしてきた。冒険者組織に興味を持っている山村が一緒にやろうと扇を誘

          1990年3月7日(水)

          1990年3月6日(火)

          【紅丸:川崎 志郎】 「うむ。うまい」  炒飯を口に運んだ川崎 志郎は思わず言葉を漏らした。ここは中華料理屋『紅丸』。夕食の時間であり、店内はほぼ満席状態である。川崎はカウンターの端側に座り、美味しい料理を堪能中である。現在目の前には炒飯と餃子が鎮座しているが、実はこの前に川崎は回鍋肉定食を食している。しかも大盛りだ。大盛り回鍋肉定食をペロリと平らげた後で、追加で炒飯と餃子を頼んだのである。実は川崎は隠れた大食漢であり、たまに本気で量を食べたくなる時があるのである。それが本日

          1990年3月6日(火)

          1990年3月5日(月)

          【熊大迷宮:黒髪てへろく部隊】 「原田大丈夫?」 「大丈夫っすけど大石さん一応回復してもらってもいいですか」  前田 法重の質問に原田 公司がこう回答した。熊大迷宮で探索を行なっている黒髪てへろく部隊は、4回亜獣と戦闘した後、初めて出会う亜獣である傭兵5隊と遭遇した。傭兵は今まで出会った亜獣に比べてかなり強いが、前田や川崎 志郎に攻撃を当てれるほどではない。ただ、喰らう人である原田は基本的に攻撃は喰らうので、周りから見るとタコ殴られてるように見えなくもない。実際傭兵の攻撃はほ

          1990年3月5日(月)

          1990年3月4日(日)

          【報告:加藤 愛奈】 お疲れ様です。加藤です。 本日時点の各部隊の状況を報告いたします。   ◆黒髪てへろく部隊 └地下1階探索中 ◆王家の紋章部隊 └地下1階探索中 ◆今週のスポットライト部隊 └地下1階探索中 ◆スター千一夜部隊 └ 地下1階探索中 ◆私をスキーに連れてって部隊 └ 地下1階探索中   ※特記事項 ・第2期冒険者募集中です。 以上、ご確認お願いいたします。

          1990年3月4日(日)

          1990年3月3日(土)

          【道:中島 一州・前田 法重・原田 公司・富田 剛】 「いやー、一州さん、改めて言いますけど体には気をつけてくださいね」 「前田君それ俺のセリフやよ」  中島 一州のお猪口に日本酒を注ぎながら前田 法重がこのように口にした。本日某サークルRの集会に参加した後、今年卒業する先輩たちの追いコンが街で盛大に行われ、解散となった後この4名は『道』で飲み直している。とは言っても街の飲み会の時点でかなりの量のお酒を飲んでいたので、原田 公司と富田 剛はかなりお眠な状態になっている。中島は

          1990年3月3日(土)

          1990年3月2日(金)

          【罠解除士鍛錬場;富田 剛・森 瑠美・林 真一郎・山口 可奈】 「山口さん質問があります」 「あら、富田君が質問って珍しいわね」  鍛錬中に山口 可奈が現れたので富田 剛は思っていた疑問を山口に尋ねた。午前中の罠解除士鍛錬場。本日は富田と森 瑠美、林 真一郎の3人が鍛錬を行なっている。基本的に富田が発現させる罠を森と林が順番に解除するということを行っていたのだが、山口が現れたので鍛錬を一旦中止し、山口に質問を始める。 「2期生が入ってくるじゃないですか。4月に。俺たちがそうだ

          1990年3月2日(金)

          1990年3月1日(木)

          【熊大教養部掲示板:富田 剛・四谷 謙詞】 「同じ冒険者でどうしてこんなに差がつくのかなあ」 「そりゃあ講義に出ないからだよ」  掲示板に掲示されている成績表を見ながら富田 剛がため息を吐きながら言葉を漏らし、それを聞いた四谷 謙詞は冷静に返事を返した。ここは熊大教養部棟。後期試験も全て終了しており、全科目の評価が掲示板に張り出されている。富田と四谷は同じ熊大文学部の史学科であり、カリキュラムの詳細は違うものの、同じ講義を履修していることも多い。その同じ講義の評価を見比べると

          1990年3月1日(木)