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決断力

GWに3冊本を読もうと決めた。

そのうちの1冊、
羽生さんの「決断力」という本。



決断力 羽生善治


今から20年くらい前に書かれた著書だけど、
将棋の内容に限らず、
仕事や日常の過ごし方、
考え方について
タメになる事柄が散りばめられている。


今、羽生さんは52歳。
30代にして、この内容を執筆したことに
驚きを感じてならない。


頂点を極めた人はやはり違う。

そして、今将棋界には超新星
藤井聡太さんがいる。
まさにAI時代の申し子で、
羽生さんとは対極となる修行を
積んできている。


将棋にはいろんな戦法があり、
時間の使い方の妙や神経戦であること、
デジタル社会になり、
対局の仕方が大きく進化していることなど、
とにかく読んでいて面白かった。


特に参考になった章を2箇所程。



才能とは、継続できる力であること


才能のある人、それは即ち
物事を継続して取り組むことができる人のこと。



プレッシャーは、その人の持っている器の大きさにかかるもの


つまり、経験値が大切であり
いろんなことを経験して幅を広げることが
プレッシャーを乗り越える糧になる。


羽生さんはオールラウンダーの
プレイスタイルだそうだ。

得意な形にこだわらず、
幅広く受けて
相手が得意な形で攻めてきても
それをあえて受けて立つ。

そうすることにより、
様々な戦法を学ぶことができ、
自らの視野を広げることができるからだそう。


まだまだ学ぶことがたくさんある。


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