最近の自分に疲れた話

人間関係は難しい。

ひろゆき曰く、人は変わらないそうだ。
だからこそ、自分が柔軟になるべきだと。

どんな自己啓発本を読んでも
同じようなことが書いてある。

人は自分が一番大好きらしい。
それは間違えないと思う。

職場でもそうだが、自己顕示欲が強くて
周りのことを考えず、
自分が一番という人が必ずいる。

そういう人が上司にいると、
昭和的な考え方で私は合わせていって、
うまく調整し、だいたい乗り切ってしまう。

周りからは調整上手とか、
バランスが良いとか、
任せておけば大丈夫とかよく言われる。

でもこれは自分の本質を隠しているだけ。

エンジンがかかると、はっきりとズバッと
人の心を傷つけてまでも、
切り込んで勝負にいってしまう自分がいる。

だからこそ、なるべく自分を抑えて
コントロールして、
物事がスムーズにいくように
取り繕っているのだ。
家庭でも同じ。

歳を重ね、
40代になるといろんなことが見えてくる。

最近は全てが見え過ぎてしまうぐらい、
次の展開も読めるし、その先に何が隠れているのか、
その人が何を言おうとしているのか、
しようとしているのか、嫌なほど見えてしまう。

人を見極めるのも得意な分野で、
昔デパートで接客をしていたから
その経験が役立っているのかもしれない。

だいたい数言話せば、
その人のキャラクターや性格、考え方
人生観もほぼほぼ分かってしまう。

もう、最近はそんな自分に疲れてしまった。

何も見えない、気付かない、分からない
若い頃の自分に、ふと戻りたい。