いとうみよ

自分の思いを文章にします。それで、自己理解したいのです。

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最近の記事

一人暮らしの中の病

昨年末より一人暮らしになり、少しずつその生活にも慣れてきた。そんな中、今更ながら「コロナ」に罹患した。 どこでどんな具合に感染したのか全く覚えがない。いや、あるとしたら東京駅の外で行われた推しのフリーライブ。 そんなに人と密着していなかったし、混んではいたけど、それほど・・・ それか、行きのバスの中で後ろに座っていたじいさんが、痰が絡んだような咳を数回。後ろからだからまともに浴びる形になり、それはすごく嫌だった。マスクもしていないようすだったし。 それ以外、人との接触は仕事の

    • コロナに罹った

      おとといの夜、なんとなくだるいので早々に眠った。真夜中に発熱し体中痛くなった。 ずっと前に罹患したインフルエンザのようだったので、とにかく眠った。 昨日、病院に行こうかと思うものの、ふらふらで運転もできないと思ったので一日中眠っていた。 今朝、熱も下がってすっきりと目覚めたので病院に行ってきた。 「コロナですね。ばっちり出てます」と先生に言われた。 5日間は家から出ちゃ駄目。10日間はできるだけ人と接触しないこと。と言われた。 こんな時は一人暮らしで良かったと思う反面、面

      • 夏が来る

        65年前に生まれたときよりずっと暑くなった日本。 夏に生まれて、夏が大好きだった。 なのに最近は暑すぎて外に出るのが嫌だし、夏が来るのが怖い。恐ろしいくらいに。熱帯地方でもないのに、蒸し蒸しして汗が体にべっとりとじっとりと張り付く。エアコンをつけるとその汗を冷やすので寒くてつめたくて、結局着替えることになっちゃう。 汗をかいたまま我慢して、背中がぐっしょりになる。 そんな毎日になる、夏が来る。 仕事をしていたときには夏休みがあったから(教員だった)子どもがこない静かな学校も

        • 醜い

          先日、突然襲ってきた自分への「醜い」という感情。 確かに、老いて体も顔も大きく変化している。どんなに頑張っても体重は減らず、むしろどんどんおなか周りにお肉がたまっているし、今まで履いていたパンツもきついし似合わないと感じる。顔はたるみ、目の下や顎のあたりには重力に逆らえなくなった肉がある。それでも「こうして年を取っていくんだ」と多少自分の老いを受け入れてきていたつもりだった。 石田ゆり子さんの顔を見ていて、急になんだかヘンテコな感情が芽生え、気がついたら私は泣いていた。 何

          体のこと

          年をとると、体がだんだん不自由になっていく。若い頃には平気だったこともできにくくなる。座って立ち上がるときには「いててて・・・」となる。物を拾うときにしゃがむ姿勢がきつくなる。 そんなに食べていないのに、どんどん太って妊娠していたときくらい体重がある。だから何を着ても全然似合わない。 お風呂に入るとき、お風呂には全身がうつる鏡があるので、否応なしに自分の体を見ることになるけど、できるだけ見ないようにしてる。なんでこんなことになっちゃったんだろう・・・と思わされる。 じゃぁ運動

          okane

          定年退職をして、早6年が過ぎようとしている。昨年からはようやく年金が入るようになったが、定年から5年間はほぼ無収入だった。幸い、父と叔父の年金があり、食費などにはそれほど困らなかった。また自身の退職金も少しだけあったので、必要経費はなんとな~く足りていた。 ただ、新しい洋服や旅行や、外食、などの贅沢はできなかった。年寄り二人と犬もいたし、お金がなかったし・・・。 65才を向かえると、介護保険料を取られるようになる。そして健康保険は国民健康保険になり、その金額が目が飛び出るほど

          ちょっとわかんない

          Facebookで、友達申請がときどきあるけど・・・ 別れた亭主から友達申請がきた。 ちょっとわけがわかんない。 もちろんスルーさせてもらってる。 高校の友達が地方から帰省するときに、なぜかこっちにいる私たちが場所を予約したり、準備するんだけど、いつも接待するのが私たちっていうのもわけがわかんない。 旅行の予約もこっちにいる私たちなのもわけがわかんない。 きっと相手はわかってない。予約も大変なことを。 弟が長男で、両親の面倒をみるのだろうけど、 私が最後まで面倒をみた。

          ちょっとわかんない

          庭のこと

          今度、小さな庭を拡張するべく大きめな物置を壊そうと思う。 拡張した場所には梅の木を植えようともくろんでいる。 一人暮らしになるとは思ってもみなかったので、必要以上に大きな駐車場(4台分ある)を半分庭にしようかなと思ったりもしたが、それよりも庭にある大きめの物置を壊した方が手っ取り早い。その代わりに大きな駐車場には新しい物置を買って、工具や草刈り機などをしまおう。 庭にはできるだけ実のなる木を植えたかった。プラムなんかも植えたいが、庭が小さすぎて難しい。夏みかんの木は植えたも

          ともだち

          一体、どこからで友達で、友達と知り合いなどの関係性をどこで区切るのだろうか・・・・。 私は、この関係性を非常に濃いものとして感じてしまいがちだ。距離感が近くなると、自他の区別が曖昧になりがちになる。 友達のことをきつい言葉で非難してしまったり、勝手に決めつけた人柄を他者に話しながらまるで“自分の物”のように扱いがちだ。 親しいと思うとそうなってしまうのだが、どうしてそうなってしまうのだろう。 大学生の頃にも交際していた男性に対して、ひどい評価を下し、他者に面白おかしく話すのだ

          パーソナリティー障害

          人生の中で、いったいこの人はどうしてこういう考え方をするのか訳がわからないって人に出会うことが何度かあった。 たぶん本人の中ではそれが正義で、間違っていないと思うのだろうけど・・・。 周囲の人々を振り回し、いかにも自分は正しいことをしているのだから、と正義を振り翳す。周囲の人々は疲弊し、根負けし、結果その人の言う形に成らざるを得なくなる。 理屈に合わない理不尽なこともその人にとっては「正しい」のでどうしようもない。そして、自分自身のことを理解しない世の中を恨み、憎み、孤立する

          パーソナリティー障害

          不安と自由

          娘たちが引っ越して、愛犬も虹の橋を渡り、ひとりぼっちになっちゃったんだけど・・・・。 初めはなかなか1人に馴染めなくて、不安の方が強くなってしまった。不安が強くなり自律神経が乱れ、ややパニック発作気味になっていた。 自分がそんなことになるなんて思いもよらなかったからより一層不安が募ってもうお先真っ暗! 病気になって1人で倒れたらどうなるんだろうとか、パニック発作が頻繁に起きたら家から出られなくなっちゃうんじゃないかとか、どんどん歳をとるのにできなくなることも面倒になることも出

          不安

          12月に愛犬が亡くなり、娘夫婦が他県に移住した。 両親も数年前に亡くなり、生まれて初めて1人暮らしになった。 自分の意識は寂しくはないし、1人でいたってへっちゃらな気持ちが強いのに、無意識の私は相当なストレスと不安を感じているようだ。 まず、突然パニック発作が起きた。車を運転しているとき急に息苦しさや動悸、頭がぎゅうっと上に持ち上がるような感じ。これは恐怖だった。おそろしくて、高速道路上で止まってしまいそうになる。運転などできない!という気持ちになる。恐怖。本当に怖かった。そ

          もみじという犬

          今朝、愛犬のもみじという名前の犬が天に召された。 もみじは17才と2ヶ月だった。長生きだ。 もみじはパピヨンという種類で、耳の毛が長くなりその形状が蝶ににているのでパピヨンというらしい。 もみじは、比較的頑固で、あんまり愛想がなく、社会性はいまいちだった。 もみじは、死ぬまで病気らしい病気もせず、けがもせず、病院に行かなければならないことはなかった。 もみじは、私が犬のお店から連れて帰ったが、ほとんど両親にかわいがられて甘やかされて育った。 もみじはとても頭が良かった。 もみ

          もみじという犬

          娘夫婦の引っ越し騒ぎ

          娘の連れ合いの会社が、業績不振でなくなることになった。そして親会社のほかの製造部門をやっている、茨城県に引っ越すことになった。 これは、転勤ではなく、移住。住み慣れたこの場所から生まれて初めて他県に移住をする。 もちろん私はこの家にこのまま住むが・・・。 会社の都合でこのようなことになったわけだが、娘の連れ合いが自分の嫁の母親の行く末を心配し、ここで仕事を探すという選択もあったと思う。しかし、自分の実家により近い、茨城に移住することに決めていたようだ。 娘は最後までとても嫌

          娘夫婦の引っ越し騒ぎ

          動物を飼うということ

          パピヨンという犬を17年前に買った。 ずっと健康でほとんど病院のお世話になることもなく無事に毎日を送っていた。 2年前に父が88さいで亡くなったが、そのパピヨンはそれからも生き続け、今は17才。 数ヶ月前から徘徊のようにぐるぐると同じところを歩いたり、排泄の失敗をするようになった。 そしてここ1ヶ月はほとんど毎晩の夜泣きと捻転を繰り返し、家族が安眠できない状況になってしまった。 病院に相談に行ってもやはり認知症でしょうと言われ、それに効く薬はないので、サプリを使いましょうと言

          動物を飼うということ

          車でトコトコ

          仕事を引退したら、車でトコトコ巡りたいところへ自由に出かけたいと思っていた。車で寝てもいいしテントで寝てもいいし、ホテルで休んでもいい、と色んな妄想を描きながら楽しみにしていた。 ところが。 引退したら60才という高齢になっていて、車で全国を走るような体力も気力もなくなっている。どうしたわけか、通るのが苦手な道路もできてしまい、苦手な道路ではパニック障害のようになってしまう。道が狭く片側が崖のようになっていて、山の上のほうだったり長い川の上など。とにかく、そのような道路にさ

          車でトコトコ