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不安と自由
娘たちが引っ越して、愛犬も虹の橋を渡り、ひとりぼっちになっちゃったんだけど・・・・。
初めはなかなか1人に馴染めなくて、不安の方が強くなってしまった。不安が強くなり自律神経が乱れ、ややパニック発作気味になっていた。
自分がそんなことになるなんて思いもよらなかったからより一層不安が募ってもうお先真っ暗!
病気になって1人で倒れたらどうなるんだろうとか、パニック発作が頻繁に起きたら家から出られなくなっちゃうんじゃないかとか、どんどん歳をとるのにできなくなることも面倒になることも出てくるのに全部1人でやらなくちゃならないのかとか。神様はどうして私にこんな罰を与えるのかとか。だってもう面倒見てもらえる立場なんだよ?なぜに〜?
・・・と毎日悶々としていた。
ところが、最近は自分が好きなようにしていていいんだってことがようやくわかってきたみたいで、何時に起きても何をどう食べても、食べなくても、テレビで何を何時間見ても、何時に寝ても、誰にもな〜んにも気を遣わなくていいんだって!
掃除はそこそこ汚れたらやればいいし、洗濯も1人分だから毎日やらなくて良いんだから。自由〜。
自分の勝手気ままなこの生活を手に入れたらもうもしかしたら元の生活には戻れないんじゃないか?とさえ思うようになった。
確かに、全部自分でやらなくちゃならないけど、1人ってことはやらなくても良いってことでもあるしね。とにかく誰かに合わせなくていい。家族に気を遣わなくていい。
娘もきっと夫婦水入らずの毎日に満足していると思うんだ。私に気を遣って生活するよりね。私のために食事を作らなくていい、風呂を洗わなくていい、掃除機をかけなくていい、母親の分まで洗濯しなくていいんだもんね。
不安を手放せば自由だけが残った、そんな感じです。
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