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アメリカ自動運転車の事情

アメリカでは自動運転車の開発が盛んにおこなわれてます。 

中でもあの大手IT企業グーグルが2009年に立ち上げた自動運転開発部門その名も WAYMO

すでに公道の走行とシミュレーションを合わせて人間が運転する数百年分のテスト済みです。

現在は実際に複数のアメリカの州で公募で集めた一般人を乗せて公道を走行してます。

すごく乗ってみたい!

その他、シェアリングタクシー会社UBERも自動運転のテストを負けじと行っています。公道のテスト走行中に事故を起こし一時中断していましたが、また最近再開しています。

日本でもトヨタが自動運転開発に取り組みを行っていますが、道路法の問題もあってなかなか進まないようですね。

ましてや事故でも起こした日には バッシングの嵐、すぐにでも中止、AIは信頼できないの猛烈な反対運動がおこる気がします。

どちらがいいとは言いませんが、アメリカのハイリスク・ハイリターンに対して日本はゼロリスクでサムリターンを得ようとする風潮があるような気がします。

日本が世界に誇る自動車技術を生かして自動運転、AI先進国になってほしいと願っていますが、このままでは遅れをとりそうです・・・

テクノロジーライフサイクルでおなじみアメリカのジェフリー・ムーアさんが提唱したキャズム理論というものがあります。

縦の山の高さがそのテクノロジーを採用する人数、横は時間軸となります。 アメリカでは現在、自動運転車はまさにEarly Adopter(初期採用者)、WAYMOでいう興味のある一部の人だけが乗車してみるということです。 

Early Adopter(初期採用者)からEarly Mjority(前期採用者)の行くまでに大きな溝 CHASMがあります。ここをを乗り越えることがその後実生活で普及する鍵となります。多くの新商品はこれを超えれずに消えていきます。

個人的には資金力、影響力のあるグーグルが先導するWAYMOがこの溝を超える日は近いかと思います。

日本ではまだInovators(革新者)=トヨタのような開発企業の段階です。

ちなみに今話題のビットコインのような仮想通貨はEarly Mjority(前期採用者)の段階です。

企業への初期投資または流行市場を分析するうえでとても役に立つかと思います。

早く自動運転車が一般化してほしいな~

CHASMの詳細については


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