便利になるほど余裕がなくなる

スマホ、アプリ、SNS、アンドソーオン。
世の中、どんどん便利になっています。便利になれば時間にゆとりができるはずなのに、忙しくなっている気がしませんか。

Web会議は便利です。僕もありがたく使っています。だけど、新幹線の中でぼんやりする時間はなくなりました。
幕末に活躍された坂本竜馬さん。動き回っていた印象がありますが、きっと手紙書いた後は昼寝をしたり、考えを整理する時間は沢山あったように思います（僕の勝手な想像かもしれませんが）。

複数の業務を並行で動かし、速度と成果を求められ、ゆとりを持つことは難しく。便利になればなるほど、のんびりできなくなって。それに情報もどんどん入ってくるから焦ったり、不安になったり。優しい人や責任感のある人ほど、しんどそうに見えます（僕の主観ですが）。

とはいえ、便利なツールを排除するのは現実的ではなく、有難く使いながら、ゆとりを持つスキルを磨くことが一層、大切になっていくように思います。

いろんなやり方があるとは思うのですが、一つだけ紹介させてもらうと。

ゆっくりと呼吸をする。お腹や鼻腔で出る息と吐く息を感じる。
ただそれだけです。
溢れるtodoや自然に浮かでくる不安と、少しだけ距離を取ってみてください。

呼吸に集中する。とても単純なことですが、実は意外に難しくて。

仕事のこと、テストのこと、家族のこと、恋愛のこと、子どものこと、などなど。忙しい日常に慣れ過ぎて、隙間時間にスマホを見て、何もしない時間がなくなった中で、呼吸しかしない。何もしない。たかが数分ですが案外、難しいと思います。
それに、いつの間にか、頭に何かかが浮かんできて、ひきずり込まれてしまいます。（脳の自然な反応です。それに気づいたら優しくそっと、呼吸に意識を戻してみてください）

もし、よければ試してみてください。

話は逸れますが、ライジングサン。藤井風さん、すごいですね。音楽ってすごいなと思います。こういう時間を過ごすことも大切ですね。

かしこ