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個展の額の試作品、紙すきの村様に展示していただけることになりました。ありがとうございます。

ぴんぽんぱんぽ~~~~~~~~~ん。

小さな造船所からのお知らせです。

個展の額の試作品「額2023」を用いた作品を、埼玉県比企郡小川町の「紙すきの村」様に展示していただけることになりました。

現在、個展関連の展示は

北青山

熊谷

小川町

にてご覧いただけます。

それぞれ期間が違います。

参宮橋での個展と併せてお楽しみいただけたら幸いです。



紙すきの村様は、2021年の「小川和紙を使ったアート展 第5期ART on OGAWAWASHI SizeA4 project」にてご縁をいただき、

その後、折に触れ素敵な手漉き和紙をわけていただいています。

今回の個展でも、金箔をしっかりさせるのに手漉き和紙を使用しました。また、金箔と手漉き和紙は職人さんの愛がいっぱい入っていると思ったので、肉体を失った船を表現するのにピッタリだと思いました。

今、紙すきの村様では第10期のアート展が開催されています。

こちらの会期に合わせ、作品を4点展示していただけることになりました。
(かつて収蔵していただいた「あるよるのはなし」も展示していただいています。)

あたたかいお取り計らいに感謝申し上げます。

作品は、個展の試作品です。

今回の個展は(というか「も」)、色々な試みを経て完成に至りました。額もそのひとつで、ギャラリー様とのお打ち合わせを重ねるうちに、結局額は無しになりましたが、良い経験になりました。
何枚も何枚も手漉き和紙を切り抜いて重ねた額も試作しました。4通り、つくりました。これらの額が用いられた作品を、今回紙すきの村様にて展示していただけることになりました。

手漉き和紙たちが大変身して里帰りした感じです。

じっくりご覧いただき、色々あたたかいフィードバックをいただけたもの励みになりました。

少し前までは熊谷市のピッチーノ様にお邪魔していた作品たちです。旅をしているみたいでなんだか楽しいです。素敵な展示の機会を連続でいただき、大変感謝しています。

ちょうど、個展のDMをお届けするために伺い、先日撤収した作品をうっかり車に積んだままだったので、そういえばあの時の手漉き和紙たち・・・と思い、ご覧いただけたらと思い勇気を出してみたのがきっかけでした。

紙すきの村様は、工房とお店とギャラリーがあり、とっても素敵なところでずっと居たいです。お店のかたも、とっっっても感じが良くて、口下手な私に優しく接してくださるのも大変有難く思っています。和紙とその周辺、あるいは全然違う分野の貴重な情報も色々お教えいただき感謝しています。

手漉きの和紙づくりに真摯に取り組んでいらっしゃるご様子(販売まで含めて)や、作家へのあたたかい眼差しに感銘を受けております。

「小川和紙を使ったアート展」は今後もおそらく実施されるので、全ての「つくる人」におすすめしたいです。全国から参加できます。素材の手漉き和紙をいただけます。代わりに、作品をお届けします。展示の機会をいただける他、収蔵もしていただけます。この仕組み、魔法だと思います。手漉き和紙が気になってる私みたいな人にピッタリだと思いました。

これまでの感じを拝見していると、インスタ等に募集の投稿もされるようです。

次回は12月頃とのこと。



今回展示していただくことになった作品の関連記事を置いておきます。
(昨日の時点では、お話がまとまった段階です。今頃もう展示されているか今後されるかわかりませんが、お忙しい中ありがとうございます。)

Twitter(そう、あの頃はまだ完全に「Twitter」でした)に少し投稿していた気もしますが、辿るのが難しいです・・・。

ありがとうございます。それでは、また。

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