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私が読んだ本の記録

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読んだ本記録してます。 日常の中で本を読む習慣を。
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2023年1月の記事一覧

江國香織「きらきらひかる」
アル中の妻とホモの夫。この本を読んで、家族とか友情とか恋人とかこれらの違いって意外となくて、ただお互いがお互いに愛を持っていれば成り立つんだなぁと思った。お互いを大事に思っているから苦しい、幸せ。私はこの本に出てくる2人の関係性が何故か凄く素敵に見えた

辻 仁成
「冷静と情熱のあいだ」
2人の男女の愛への冷静さと情熱を感じた。2人はどちらを選ぶのか、現実を見た冷静さか、忘れられない相手への情熱か。結局、愛も友情もどちらも取ることはできない。あいだを取ることしか。でも、逃してはいけない何かが生まれた時人は情熱を取るのかもしれない。

江國香織
「冷静と情熱のあいだ」
かつて愛した人が忘れられないあおい。この本は一つの恋愛が女性視点、男性視点で2人の作者によって書かれている。舞台がイタリアで、生活の描写が非常に多く、女性側を描いた江國さんのストーリーは気付けば自分もあおいになって人生を生きている気がした。