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母と私【4回目】

こんにちは👼今日はカウンセリングしたての、新鮮な感想になりそうです。
今日は主に私と母のお話になります。
母にかけられた言葉たちが出てきます。苦手な方はご自身と相談した上で、しんどいなと思ったら見ないでくださいね。


母の嫌がる娘像とは?

前回のカウンセリングの際に、母の嫌がる娘像について考えようという宿題が課せられました。

私の考えは大きく分けて以下の3つです。
嫌な娘像①:母自身が他人にマウントを取られる要因を増やす子どもになる
嫌な娘像②:母から自立した人間になる
嫌な娘像③:母の子供の役割放棄をする

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嫌な娘像①:母自身が他人にマウントを取られる要因を増やす子どもになる

  • 良い大学に行かない

  • 一般職に就かない

  • 何をしているのか分からない子どもになる(フリーランスなど)

  • 母の周りの人より、社会的地位の高い子どもにならない

などが具体例として挙げられるでしょうか。
母は異様なまでに権威に縋る人です。圧倒的な権威に執着します。

見栄を張り、常に序列の中で生きるのです。他人を馬鹿にするかされるかという二元論です。彼女は娘である私自身までをも序列の中に組み込み、可哀想な子として扱っていたように感じます。簡単に言うと、「馬鹿にされたくない」のでしょう。

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嫌な娘像②:母から自立した人間になる

  • 精神的自立

  • 経済的自立

  • 母以外の大人で頼れる人=母以上に信頼できる大人を作る

などが具体として挙げられます。言い出したらキリがないほどですね。
彼女には私が自立した先に、自分が捨てられる未来しか見えていません
彼女はいつも「どうせお金が無くなったらママのことなんか捨てるんやろ」と言います。
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嫌な娘像③:母の子供の役割放棄をする

  • 女性性を生きること

  • 帰省しない

  • 親孝行をしない

こちらは②と重複している部分もあるでしょう。
私は女性(大人)ではなく女児(子ども)のままで居続けなければいけません。洋服で露出がある、夜間の外出、夜間のバイトは彼女に取って穢らわしいものです。

私は帰省するたびに、
「水商売やってないよね」
「パパ活やってないよね」
「整形した?」
「顔が違う」
「太った」
「痩せた方がいい」
「痩せた」
「痩せて気持ちが悪い」
「その服見たことない」
「髪が傷んでる」
「何その爪」
「メイクが違う」

などと言及されます。

大学生になって家を出るまで、私は一人での外出を許されたことはありませんでした。学校も、塾も習い事も全て登下校送迎でした。

彼女にとって、私が自分の足で、一人で行動し、母の子どもらしくない格好をすることなど「子ども」としてあり得ないのです。

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母と父の価値の中で生きるということ

このような「嫌な娘像」を考えていくうちに、私は一体どこまで自分の価値判断で生きているのだろう?と不安になりました。

本屋さんでは、気づけば「両親の買ってくれそうな本」があるコーナーしか見ていませんでした。ショックでした。

「両親が買ってくれなさそうな本」のコーナーに行って、2冊本を買いました。罪悪感でいっぱいで、こんなものに(本自体の価値評価ではないです)お金を払って良いのだろうかと思案しました。気力のいる作業でした。

また、現在塾講師のアルバイトとして勤務しているのですが、カウンセラーの方に「どうして塾を選んだの?」と言われた時に、冷や汗が止まりませんでした。

どうしてだろう、せっかく自分で選べるのに。ここにも、母と父がいるなと感じてやりきれませんでした。

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言葉による縛り

「あんたは温室育ちだから」
「世間知らずだから」
「未熟児で生まれて可哀想だった」
「甘やかされてきたから、バイトなんてできない」
「運動音痴だから」
「鈍臭いから」
「先生が向いている」
「すぐ怒る」
「真面目だから」
「内弁慶だから」
「ビビリだから」
「留学に行けばいいのに」

私は数えきれない言葉たちに、縛られています。

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大学生活を普通に送れない

2024年3月に、大学をストレートに卒業できないことが判明していた私は両親と話し合いをしました。しんどくて、卒業なんかどうでも良かった。生活がやっとで、どうしようかなと途方に暮れていました。

両親と話す前に、ある先輩にこのことを打ち明けました。
先輩は「休学したらいいんじゃない?」と、私の考えの中には無かった提案をしてくださいました。

そうか。私って休学してもいいんだ。このまま無理矢理行っても苦しいだけだから、休んで、別のことをやろう。

何かが変わるような気がして決意しましたが、両親には勝てませんでした。今思えば、なぜあのような結論になったのだろうと言うくらいです。休学を決意したはずの私は、両親との話し合いを経て、おかしな方向に向かって行きました。

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相談相手は誰でも良いわけではない

何百万円もの学費を払った大学を卒業できない。両親にとっては大ごとでしょうね。人生の中で面と向かって話したことのない父が、私の下宿先までわざわざやってきました。母とも電話で長時間話し合いを重ねました。

諭すように、寄り添うようにされた私は戸惑いました。今までこのような父の姿を見たことが無かったからです。もしかして私が意地を張っていて、大人気なく接し、相談をしなかったから悪かったのかな。反省しなきゃ。心の底からそう思いました。

父の発言はこうでした。
「就活の面接とかしていて思うけど、休学にも理由が必要」
「休学の申請には正当な理由がいるから大変」
「そんな理由じゃ教授会を通らない」
「学費は気にしなくていいから」
「最低限でもいいから単位を取ればいい」
「高卒なんかでどうする」
「大学に行かないと何もしなくなる」

もう他は覚えていません。とにかく世間体の話でした。
当時の私は、先述した通り、「私の頑固な性格のせいで今まで事態が悪化していたんだ」と思い、猛省し、両親に感謝をし、休学を撤回しました。休学を提案してくれた先輩も、両親より長い付き合いではないし、結局子どものことは親しか分からないのかな。そう思いました。

母は猛省した私を見て満足そうでした。成長しているんだと言われました。

今ならこの考えは違うと分かります。彼らは私の話なんて一つも聞いていなくて、世間体を鑑みたときに私がどう評価されるかを憂慮していたのです。
「大学を卒業できないかもしれない」「高卒になりそうな」「大学3年生」の「娘」にアドバイスをしていたのです。

少なくとも休学を提案してくれた先輩は、「私の話」を聞いて「私」にアドバイスをしてくれていたなと感じました。休学しておけばよかったなあ。相談する相手を、話を聞く相手を間違えました。

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さいごに

死にたくなる時もあります。何故、私ばかりがと思う時もあります。
病院に行けるわけでもない、診断が降りるわけでもない。

でも私は、どんなに死にたくなったとしても両親を恨んで生きます。恨みで生きられるのなら、生きます。両親に対してどこまでも残酷になることで私が救われるのであれば、そうしたいと、強く思います。

感情的になりすぎましたね。これも記録の一環ということで素直に残しておきます。拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました🌙

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