見出し画像

LITALICO研究所ニュース|2019年5月18日号

「LITALICO研究所」は、”障害のない社会をつくる” というビジョン実現に向けて、社会課題に対するさまざまな研究活動を展開しています。
「LITALICO研究所ニュース」では、2~3週間に一度、障害のある人を取り巻く環境や支援に関する研究・政策の動向を中心に、LITALICO研究所スタッフが気になったニュースをピックアップしてお届けします。

*障害者雇用

民間企業の障害者雇用で、雇用者数が過去最高を更新。雇用達成率は下がったとのこと。


先般の中央省庁における障害者雇用数の水増し問題を受け採用が進められていましたが、4月時点の新規採用者は約2,700人になったようです。


*不登校・学校

不登校の子どもたちが海外留学するケースについてのニュースです。

悩みがあったらLINEで相談を。東京都では通年で相談を受け付けるそうです。


*LGBT

東京五輪・パラリンピック スポンサー企業におけるLGBTなどの性的少数者への取り組み状況に関する調査結果が報じられています。


*難病

政府の生命倫理専門調査委員会で、受精卵のゲノム編集が容認されたとのこと。遺伝病の予防が期待される一方、倫理面での課題も指摘されています。

ゲノム編集した受精卵を人の胎内に戻すことについては禁じる方針。

生まれる可能性は99%ない、と言われた難病のある女性が無事出産されたニュースです。


*虐待

千葉県野田市の小4女児虐待死事件を受け、厚生労働省・文部科学省は緊急点検を行い、虐待の可能性がある子どもなどの調査・確認を行っていました。その結果についてのニュースです。


衆院本会議で虐待防止法案が審議入りしています。親の体罰禁止が明記され、再発防止策が焦点になるとのこと。

文部科学省は、学校や教育委員会向けの虐待対応マニュアルを策定しました。

全国の児童養護施設などで起きた「子ども間の性的な問題」に関する調査が行われていました。1,371人の子どもたちが性被害・性加害などの当事者になっていたという結果が報じられています。


*聴覚障害

さて、「令和」は手話でどのように表現するのか、ご存知ですか?

***

先日、手話を使える社員から聞いたのですが、LITALICO(りたりこ)を手話で表現するときは、LITALICO(りたりこ)の「り」という指文字を使って、さらに「人」の字をかくように動かしていくそうです。
それでは。(M・M)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?