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親子間とか家や家族の世代間に受け継がれる「悪い習慣」消滅した方がいい、とかなり昔から思っている。

例えば子どもへの支配度とか、人格に対する決めつけとか期待値の範囲を含めての話。

例えば家業が(うちが)ペンキ屋だから息子のお前もペンキ屋に決まっている、それ以上の出世や成功を望むなんて(お前の分際で)けしからん

みたいな考えを含む。

私の場合は、良いでも悪いでもなく特別期待されて育ったわけでもなかったかな。

世の中には子どもを自分の所有物のようにみて、支配しようとしてしまう親もいるようで。

悲しいなと思います。

知らず知らず、子どもの成長の芽を摘んだり、自我や自尊心をくじいたりしてしまってるかもしれない。

それ悲しい、一体だれが幸せなのか。

生物は通常、子どもが成長すると親は死にます。というのは、一つの空間で親世代と子世代が競争すれば必ず親世代が勝ってしまうためです。親が勝てば、種の存続は望めません。

「ツキを引き寄せる洗脳術 自分を磨き上げる秘密のメソッド34(著)苫米地 英人」

種の保存は私達の本能の目的のひとつ

個人的には子どもはもったって持たなくたってどちらでもいいと思っています。私自身、今の夫と15年間入籍しなかったので、結婚ていうのも別にしてもしなくてもいいどちらでいいと思います。

遺伝子の存続を目的に考えるなら、子の世代は親の自分よりも社会的に成功して繁栄を目指してもらう方が確率あがる。

多くの人は自分が育ててもらったのと同じように子どもに関わってしまいますね。

無意識レベルの習慣とか信念(ビリーフシステム)とかアイデンティティっていうのは

意識的に深いレベルで情報処理しないと、簡単には変わりません。

自分の子どもに対抗意識もつのは変

日本社会を少なからず支配している儒教精神もあって、もし

子は親に従う(服従?)すべきだ

(人は目上の人に逆らうべきではない)っていう信念が強すぎれば

子どもと「競争」したり「対抗意識」を持ったりする自分でも他人からみても意味がわからない親が出来上がってしまいます。

親に勝ってもいいし負けてもいい

幸か不幸かそんな親を持ってしまった子の方の場合どうするか。

状況の100%を親のせいにするのもできない。関係性ってお互いありきのものだから。

私はその場合、親を乗り越えて勝つ選択をして欲しいと思う。負けたいならそうしてもいいけど。

というか、それは自由意思で決めて良いと思う、という意味ですが、個人的には勝つ選択をして欲しい。

勝つ選択をするとしたら、本音で本気の勝負になるかとは思う。

オブラートにくるんだ関係でいるよりは、相手を理解するっていう意味ではお互いを傷つけないと思う。

親より成功(幸せという意味の)すれば、あなたは「子育てに成功した幸せな親」をつくることができるし。

どうせ、大人になればもう個人の意思で決めることがほとんどですよね。

もし、親に気を使って苦痛に満ちた生活をしているとか、メンタルがグラつく悪影響があるとかであれば、なおさら個人的な選択にかけていく方がいい。

親があなたと張り合っていたり、なんとか負かそうとするとかで、もしそれが本当に気のせいでないなら

愛を込めて「勝つ」選択

をして欲しい。

あなたが生まれた意味は、自分で意味づけしていいものだし、誰かに決めてもらうものでもないし、生まれた時から決まっているわけでもないし

誰もが誰かの期待に応えるために生まれてきたわけではないので。

親よりパワーアップ、レベルアップしてみるっていうことは個人も社会も世界もそれだけ幸せと豊かさが増えるっていうことなので。

もしあなたが子どもをついついけなしてしまったり、頭ごなしに決めつけてしまう事がある親だとしたら、種の存続って何だっけ?と思い出して欲しい。

親としての自分を踏み台にして成長してもらうのが繁栄だっていうこと。

自分の命よりも子どもを優先するのは、人間だけの美談というわけじゃなく動物にさえ備わっている生命のプログラムなんです。

せめて動物以下にはならないで欲しいし、子どもが居るせいであれができないとかこれができないとか、子どもがいうことをきかないとか言いたいならば、子どもの方も迷惑してるように感じる。

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