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#1 お気軽に導入できるテレワークツール:oVice

  こんにちは。より良い働き方をもたらすITソリューションを提供する株式会社LIONICEの友です。

 最近東京では、また4度目の緊急事態宣言が発令されましたね。先が見えない状態が続いています。今回の緊急事態宣言で出社されていた方もまた在宅勤務になったり、生活面でも様々な制約が始まってきたかと思います。皆さんの場合はどうでしょうか?

2021年テレワーク現況
「東京」では、テレワーク(在宅勤務やリモートワークなど)の実施状況は、「経営層(役員)」において業務時間全体のうち在宅勤務の時間が平均23.5%を占めており、「管理職」では同27.1%、「内勤職」では同30.5%、「外勤職」では同27.2%…

 コロナが始まってから一年半経過。日本では、徐々に在宅勤務の導入率が伸びてはいますが、政府が推進している「テレワーク7割以上」を達成するにはまだまだ乗り越えねばならない壁があります。では、テレワーク時にあげられる課題とはなんなのでしょうか。

テレワークのデメリット・課題

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引用:独立行政法人労働政策研究・研究機構.2021/04/30 https://www.jil.go.jp/press/documents/20210430b.pdf

上記以外にもテレワーク鬱、仕事の制約などが挙げられています。

 このような課題を解消し、テレワークのメリットを最大限に引き上げるためには、いかに最適なテレワークツールを賢く採用できるかにかかっています。テレワークが決してベストとはいえませんが、ITツールをうまく活用することで、対面とは違ったメリットが発生する可能性もあります。実際にテレワークがうまく定着された企業は、今後もテレワークを続けたいという意見も多い傾向にあります。それでは、 今回の連載では、テレワークの課題を解決でき、気軽に導入できるソリューションをいくつかご紹介していきたいと思います。

 まず、最大の課題である、 「出社時と比べて、職場の人とのコミュニケーションが取りづらい」はどのように解消できるのでしょうか。最近、面白いソリューションを見つけたので、今回は、oVice(オヴィス)というテレワークツールをご紹介したいと思います。

 皆さんは普段、テレワーク時、どのようなやり取りをしているでしょうか。チャットだけだと相手の表情や口調が伝わらないので、言いたいことを理解しきれない部分も少なからずあります。とはいえ、ビデオ会議を開くにはなかなか負担にも思えます。テレワークだけど出社しているように社内のコミュニケーションを増やしたい、気軽に話しかけたい、という方(企業様)は今回ご紹介するサービスを活用してみるのはどうでしょう。

oVice(オヴィス)とは?:テレワークだけど出社しているような感覚

オンラインでのコミュニケーション不足を解消できるバーチャル空間の中でアバターを使いオンライン画面上で自由に動いて話しかけられるサービスです。別途の設置なしでウェブブラウザーへ接続するだけで、オフィス感を味わうことができます。

一言でいうと、ウェブ会議+チャット+オフィス空間の総合ソリューション

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oVice(オヴィス)デモサイト

既存のテレワークツールを組み合わせ、可視化したソリューションでより便利で気軽にコミュニケーションが取れます。基本的な操作は、アバターを動かし、相手に近づけて話しかけることです。

現実空間をオンラインで再現したものですので、近い声は大きく、遠い声は小さく聞こえ、範囲を脱すると聞こえない仕組みが導入されています。

アバターを動かすと円が表示され、その円が声が届く範囲になります。これで、わざわざチャットを送ったり、ウェブ会議を開かなくてもちょっとしたことならすぐに会話を始めることができます。 

 それでは、いつもこのオフィス画面を開いてオーディオとスピーカーをオンににしなければならないのか!そうでもないです。他のページを見ている場合、誰かが近づくと通知がきますので、通知がきたらまた戻れば大丈夫です!普段お家で業務している場合だと、スピーカーをオンにしオーディオはオフ、通知がきたらオーディオをオンにすることをお勧めします!

oVice(オヴィス)の主な機能

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主な機能

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ウェブ会議画面

他にも「ウェブ会議」、「画面共有」、「チャット」、「スピーカー」、「ミーティング」、「メモ」機能など様々な機能が備わっています。また、「Youtube」、「Iframe」、「掲示板機能」を使って様々なコンテンツをオフィスの各箇所に配置することもできます。ウェブ会議の場合、実際使ってみましたが、既存のウェブ会議に遜色のない機能だと思いました。声も途切れることなく、画質も良好でした。

まさに出社しているような空間配置

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 会議室・サイレントルーム

 空間もカスタマイズできますので、目的や用途に合わせてスペースを配置できるのも面白いです。普段はオフィスとして使い、ウェビナーやイベントの時はそれに見合った空間をリデザインして活用するのもいいかもしれません。
 基本的に空間づくりには、「会議室」が作れます。会議室を予約したり、他の人が入れないように中からロックすることもできます。他に、邪魔されたくない、集中したいという場合は、「電話中」、「作業中」のような「サイレントルーム」を作っておくと、誰もにも話しかけられず、業務に集中することも可能です。

社員の状況が可視化が出来ていて、まさにオフィスに出社しているような感覚です。

セキュリティ:外部の人が勝手に入るのが不安ですが…

 URLを知っている外部の人が勝手に入ってしまったらどうしよう。と不安に思われる方もいるでしょう。でもご安心ください!「プライベートスペース」に変えることも可能ですし、また「パブリックスペース」にしていても、自社ポリシーに合わせて下記の機能を活用し、外部のアクセスを制御することができます。

oVice(オヴィス)アクセス制御機能
- メンバーホワイトリスト
- 来訪者ホワイトリスト
- Blacklist
- SSO

これがあるとより便利になりそう!

 メモや掲示板機能はまだ一方的なお知らせ!的な形になっていますが、より双方的にコミュニケーションができるよう、ホワイトボードのような機能があると便利だと思いました。共有されている資料や画像の上に皆で描く機能が追加されると、よりスムーズにコミュニケーションが取れるのではないかと思います。

最後に…

 ここまでがoVice(オヴィス)のご紹介となります。今まで経験したことのない、とても新鮮で斬新ななソリューションでしたので、ぜひ皆さんデモサイトや2週間無料トライアルを活用して実際使ってみてください!今回ご紹介したソリューションで皆さんのコミュニケーション課題が少しでも解消できればと思います!他に私たちはこれを使っているよ!と面白いソリューションがあればコメントでご紹介いただければと思います。

それでは、 次回は、二番目の課題である「個人の業務の進捗や達成度の把握が難しい」の解決ソリューションをご紹介します!


株式会社ライオニス


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