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在るという真実

厚い雲に隠されていたって、太陽はちゃんとそこに在る。

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わたしという肉体から見えた視点からは雲に隠れているけれど

太陽は変わらずそこに在る。

ただ厚い雲が前を通過しているだけ。
しかも、ずっとこのままじゃない。

ただいまは、この視点からは、こう見えるだけ。

少し角度を変えたら全く違う世界が広がっている。

どれか一つだけが正しくて後は偽物、嘘っていうそういうことじゃない。

どれもが正しくて真実。

そこから見たら、そう見えたんだもの。
それに従って、自分自身を守るために本能的に行動しただけ。

だからと言って、その全てに免罪符が適用されるわけじゃない。

表面的に見えることはあまりに現実感を伴って感じられるから
あまりに強烈な実体験だから
それだけが真実って思ってしまいがちなんだけれど

フィルターにかけていることを自覚する

ただ、厚い雲がかかっているだけ。

ずっとそのままじゃない。



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