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時代が求める人とは?

世間の常識として、専門分野に特化すると成功する確率が高いと言われています。
世の中はどんどん複雑になり、

「専門化」を通り越して「超専門化」に突き進んでいます

小さな分野の専門家が増えているということです。

たとえば総合病院です。
私が通院している新潟市民病院は34の診療科があります。
あまりに細か過ぎて、どこの診療科にいったらいいのかわからなくなることがあります。

また、マルコム・グラッドウェルが提唱した

「1万時間の法則」も成功法則として有名です

専門分野だけを1万時間費やせば、世界のトップレベルになれるというものです。
アスリートやミュージシャンらの研究から導き出したもので一世を風靡しました。

つまり、

超専門家×1万時間の法則=成功の近道

だと言われていたのですが、これに一石を投じる人が登場しました。


その名も、アメリカの科学ジャーナリス「デイビッド・エプスタイン」です。
今までの成功法則に真っ向勝負を挑んだのが彼の著作

「RENGE(レンジ) 知識の幅が最強の武器になる」

です。

エプスタインは、「超専門特化」や「一万時間の法則」で結果を出せるのは、チェスや囲碁などのボードゲームやゴルフなどの

同じパターンが繰り返し現れるものに限られる

と釘を刺します。
そして、この本の冒頭で、

プロゴルファー「タイガー・ウッズ」と
プロテニスプレイヤー「ロジャー・フェデラー」

を比較します。


生後7ヶ月でパターを引きずって歩くようになり、2歳になる頃にはクラブを使ってボールを打っていたタイガーウッズ。
一方、フェデラーはサッカーや水泳など様々なスポーツを経験した結果、
最終的にテニスを選びました。
幼少期からゴルフ一筋だったタイガーウッズと、遠回りをしたロジャーフェデラーですが、どちらもゴルフとテニス界のトッププレイヤーです。

なぜ、この本を紹介したのかといえば、今はルールや常識が日々変化する流動的な時代だからです。
そうなると大切なことはレンジなんです。
たくさんの分野の知識や経験をした人・・・

つまり、

レンジの幅の広い人間の方が、社会の様々な課題を見つけれる

ということです。
一見、遠回りと思えることでも

自分の能力を最大限に発揮するためにはたくさんの挑戦や実験が必要

です。

エプスタインは、タイガー・ウッズ型の人間を育てることばかりを考えると、キャリアを途中で変更する天才が現れなくなると言います。
効率を無視した非専門化によって、様々な課題を見つけられる人を増やすことで、世の中をよりよくできるというのです

最後に、ロジャー・フェデラーの言葉を!
「タイガーの歩んできた道は僕とは全く違う」


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