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生活習慣病治療の有効性を測定するための初の指標を発表

米国生活習慣病学会(American College of Lifestyle Medicine)は、生活習慣病治療の効果を測定するための最初のパフォーマンス指標を公開した。この指標は、生活習慣の介入と他の非生活習慣治療との客観的な比較を可能にする。

生活習慣病学(Lifestyle Medicine)は、心血管疾患、2型糖尿病、肥満などの慢性疾患を治療するために、治療的生活介入を主要な手段として使用する医学の専門分野である。生活習慣病の治療においては、寛解や長期進行の記録に関する指標が欠如していることが、この実践の広範な医療への統合への障壁であったため、このパフォーマンス測定指標は重要であるという。

この新しい指標は、心機能、高血圧、2型糖尿病、代謝症候群、炎症性状態など、10の疾患やリスク要因に焦点を当て、3ヶ月後の治療成果を基にしている。専門家パネルは、これらの指標が広く採用されることに期待している。

出典は『American Journal of Lifestyle Medicine


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