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近いうちに行きたいと思う旅行、「国内旅行」が8割超

コロナ禍の中で、旅行に行く機会が失われてしまった人も多いはず。計画したもののあきらめてしまった旅行や、ずっと行きたかった場所へ旅行をする「リベンジ旅」がいま話題に。そこで今回は、10~60代の男女を対象に、旅行に関する調査を行いました。

1.どの年代でも「国内旅行」が8割超と高い

プライベートで行く旅行として、近いうちに行きたいと思う旅行について聞いたところ、全体では「国内旅行」が8割超、「海外旅行」は2割超という結果に。

年代別でも、すべての年代で「国内旅行」が8割台となっています。圧倒的に高い割合となっている理由の一つとして、国内の旅行支援(「全国旅行割」※2023年2月時点)で、通常よりもお得に旅行ができるということもありそうですね。

「海外旅行」をみると、他の年代と比べて20代の割合が高く、特に20代女性では3割超ともっとも高い割合でした。

また、男女別にみても「国内旅行」が人気で、男女ともに8割超の高い割合となっていました。

一方で、旅行に「行きたいと思わない」という人の割合は、どの年代でも1割前後にとどまっています。

2.旅行先の見つけ方・探し方は?全体では、インターネットの「検索結果/WEBページ」がTOP

国内・海外旅行に行きたいと思う人に、行きたい旅行先をどのような方法・場所で見つけたり、探したりしているか聞きました。

全体でもっとも高い割合となったのはインターネットの「検索結果/WEBページ」で37.3%でした。2位以降は、「まわりの人からの話」「テレビ番組」「旅行雑誌・ガイドブック」が3割前後で続きました。また、SNSの中では「Instagram」がもっとも高い割合となりました。

年代別にみると、10~20代では「Instagram」の割合が4割台後半で1位となっています。特に10~20代女性では6割超の高い割合に。30代女性でも4割超と高めでした。

10~20代では、「Instagram」のほかにも「YouTube」「Twitter」「TikTok」といったSNSが他の年代よりも高い割合となっています。10代では「TikTok」がTOP10に入っており8位でした。
また、20代では「まわりの人からの話」も36.5%の高い割合で2位にランクインしています。

30代以降では、インターネットの「検索結果/WEBページ」が1位に。特に30代では4割超と高くなっています。一方で、10代では2割台にとどまりました。

また、30代では「旅行雑誌・ガイドブック」が3割強で他の年代よりも高い割合です。
60代では、「旅行会社のパンフレット・チラシ」が25.9%で3位にランクイン。特に、60代女性では約3割と高くなっていました。「テレビ番組」については、年代による差はほぼみられませんでした。

男女別にみると、男性よりも女性のほうが高い割合だったのは「まわりの人からの話」「テレビ番組」「Instagram」でした。特に、「まわりの人からの話」においては、20代女性で4割超と高くなっていました。また、「TikTok」は10代女性で3割超と、他の年代と比べて特に高い割合でした。

一方「YouTube」は、女性よりも男性のほうが高い割合で、特に10~20代男性で3割超の割合となっていました。また、「地図サービス(Google MAPなど)」は、割合は低いものの20~30代男性で1割台と他の層と比べて高めでした。


若い年代では、身近な存在となっているSNSを情報収集ツールとして活用し、旅行先を探したり、見つけたりしている様子がうかがえます。30代以降の年代では、インターネットで旅行先を探すことがメインとなっているようですが、60代ではインターネット以前からある紙のツールで探している人も多くいるようです。自分に合った方法で、すてきな旅行先が見つけられるとよいですね。

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【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2023年2月17日~2023年2月18日
有効回収数:5247サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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