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マンガを週1日以上読む人は、10~30代で5割超

今回は10~60代の男女を対象に、ふだんマンガをどのくらい読むか調査を実施。電子版や紙の本など、マンガをどのようにして読んでいるかについても聞きました。

1.30代以下では「マンガを週1日以上読む」という人の割合が5割超

マンガ・コミック・マンガ雑誌など紙の本、電子書籍をすべて含め、ふだんどのくらいマンガを読んでいるか聞きました。

全体では、26%が「マンガはまったく読まない」と回答。頻度としてもっとも高い割合となったのは「ほぼ毎日読む」で24%です。「ほぼ毎日読む」「週4~5日読む」「週1~3日読む」を合わせた【週1日以上読む】という人の割合は、全体で45%となりました。

年代別にみると、「ほぼ毎日読む」という人は10~30代で3割超の高い割合になっています。また10~30代では、【週1日以上読む】という人の割合も高くなっており、いずれも5割超でした。

一方で、年代が上がるにつれて「マンガはまったく読まない」という人の割合が高くなっていることがわかります。特に50代では3割超60代では4割超と高い割合です。

グラフにはありませんが男女別にみると、男性は「ほぼ毎日読む」と「マンガはまったく読まない」という人の割合が拮抗しており2割超女性は「マンガはまったく読まない」がもっとも高く3割弱でした。また、【週1日以上読む】という割合は、30代以上では女性よりも男性のほうが高く、幅広い年代でマンガが親しまれている様子です。

2.マンガを読むときは「電子版を無料で読む」が全体で6割超

ふだんマンガを読む人に、どのようにしてマンガを読んでいるか聞きました。

全体では「電子版を無料で読む」が6割超でもっとも高く、次に「本屋などのお店で紙の本を買う」が3割台後半。3位以降は「インターネットで紙の本を買う(Amazon、楽天ブックスなど)」「古本屋などで紙の本を買う(古本屋・リサイクルショップなど)」「電子版を買う・有料でダウンロード」が、いずれも1割台の僅差で続きました。

年代別にみると、すべての年代で「電子版を無料で読む」が1位となり、男性よりも女性の割合が高くなっていました。20代では「電子版を無料で読む」の割合が7割超と、他の年代よりも高い割合になっています。

10代では、「本屋などのお店で紙の本を買う」が6割弱の高い割合です。10代女性では割合がもっとも高く6割強でした。また10代では、「家族・友だちから紙の本を借りる」という人の割合もほかの年代と比べて高くなっています。ランキング外ですが、「図書館・図書室で借りる」もほかの年代と比べて高いことから、10代は紙の本を貸し借りすることに慣れているのかもしれませんね。

「本屋などのお店で紙の本を買う」人の割合は、若い年代ほど割合が高い傾向がみられます。30代では、「電子版を買う・有料でダウンロード」の割合が高く、2割超で3位にランクイン。60代では「家族・友だちから紙の本を借りる」の割合が、10代に続いて高い割合となっています。孫・子世代や友人から借りて読む機会が多いのかもしれません。特に60代女性で割合が高めでした。

男女別では、「マンガ喫茶・ネットカフェで読む」は男性のほうが高い割合で、特に30~50代男性で1割台となっていました。


マンガはストーリーの面白さから大人が引き込まれる作品も多く、子供から大人まで多くの人が楽しんでいるのではないでしょうか。ドラマや映画の原作となる作品も多くあります。いまはスマホでも手軽にマンガを楽しめるようになり、自分のお気に入りの作品を見つけて楽しめるとよいですね。

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【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2022年10月14日~2022年10月17日
有効回収数:5254サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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