見出し画像

【書店向け】書店で使えるお得なPayPayクーポン

「最大5%戻ってくる!」などのPayPayクーポンを実施している書店のキャンペーンを見かけたことありませんか?
還元率だったり実施内容が気になる書店さんも多いかと思いますので、実際の実施例や導入方法をまとめています。


こんにちは、LINE BOOKUOKAサークルです。
LINEヤフーコミュニケーションズの福岡拠点にいる元書店員メンバーが集まって、書店や図書館の盛り上げやデジタル化(DX)を推進しています。

今回は、書店で実施されているPayPayクーポンの事例や導入方法をまとめてみました。


書店でのPayPayクーポン実施例

紀伊國屋書店、丸善ジュンク堂書店、長谷川書店(ネスパ茅ヶ崎店)
明文堂書店(金沢ビーンズ店)、まるぜん書店、ブックスミスミ オプシア

大手チェーンからローカル書店まで、PayPay決済を導入しているさまざまな書店がPayPayクーポンのキャンペーンを行っています。

実施例まとめ
・ポイント還元率:5%~10%
・対象金額:1,500円~3,000円以上
・実施期間:2週間~1ヶ月、3ヶ月
 ※ 利用回数1回までの場合あり
 ※ 1回あたりの最大付与ポイントが1,000ポイントまでの場合あり

主な実施例まとめです。店舗により実施内容は異なります。

書店でPayPayクーポンを導入するには?

PayPayクーポンとは

店舗の目的に合わせて、独自のクーポンを発行しPayPayアプリ上で配信可能なサービスです。
「新規顧客、リピーターを増やしたい」「客単価をあげたい」などのお悩みを解決します。

導入コスト
■ PayPayマイストア ライトプランの場合
・初期費用:1,980円 / 加盟店
・月額利用料:1,980円 / 店舗
・PayPayクーポン利用料:PayPayクーポンが適用された売上金の3%
・ユーザーへ付与したPayPayポイント原資:3%~10%

※ 2024年4月1日時点の情報になります。最新情報はPayPay公式サイトをご確認ください。
※参考)加盟店様向けヘルプ「Q PayPayクーポンの利用料はどこで確認できますか?

サービス利用料金についての詳細は、PayPay公式サイトの「PayPayクーポン」ページをご参照ください。

PayPayクーポンの作成方法

PayPayクーポンは、PayPay for Business内の「クーポン」メニューから作成できます。また、クーポン作成後は審査があり、3営業日ほどで審査結果が通知されます。

詳しくは、PayPay for Businessの「加盟店様向けヘルプ」ページをご参照ください。また、魅力的なPayPayクーポンを作成するコツも紹介しています。

書店でPayPayクーポンを導入する際の注意点

再販制度で本自体の値引きはできない

「再販制度」とは……
正式には再販売価格維持制度。出版社が書籍、雑誌の定価を自社で決め、書店などで定価販売ができる制度のこと。出版社と販売会社(取次)、販売会社と書店、それぞれの間で再販契約を結んでいる。

出版科学研究所
出版業界を支える制度(再販制度と委託制度)

購入時にその場で書籍や雑誌を値引きすることはできません。
ポイントのキャッシュバックで購入者へ還元するクーポンが有効です。

クーポン審査と景品表示法について

ポイントカードを導入している店舗も増えていますが、ポイント還元率の設定には景品表示法の理解が大切です。PayPayクーポンもポイント還元が関わってくるため、クーポンの作成にあたっては景品表示法および運用ガイドラインに基づいた審査が行われています。


書籍や雑誌は値引きなどができず、お客さまへ還元するキャンペーンの実施はハードルが高いですが、PayPay決済を導入している書店さんであれば、独自のポイントカードなどを用意しなくても、PayPayクーポンでポイントキャッシュバックをすぐに実施できます。

また、PayPay登録ユーザー数は6,200万人に到達(※)しています。
PayPayクーポンをご活用いただき便利でお得に本を購入できる機会が増えることで、書店業界が盛り上がるといいなと思います。

それではまた、よい本との出会いを。

(※) 2024年2月時点 PayPay公式サイト

editor: watanabe

関連記事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?