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(1日目)フルリモートな我々が「開発合宿」で顔を合わせてやったこと ~バリューズカード、キャリア・アンカー、Toil~


はじめまして!2022 年 12 月から株式会社 Linc'well(以下リンクウェル)にフロントエンドエンジニアとして入社しましたちゃんかつです!すでに社内に私と同じ名字の方が 2 人いたので、社内では「ちゃんかつ」で通してます。よろしくおねがいします。
普段は福岡からフルリモートワークをしているので、仲間たちとはビデオカメラを通してのみ話してます。
リンクウェルでの3日間に渡る「開発合宿」でとてもいい体験をしたので共有させてください!!

弊社で行っている開発合宿とは

半年に一度、開発チームが全員集まって、事前に用意されたお題に従って全員でいろいろやっています。
つまり、毎回合宿で行う内容は変わるということです。
今回はterapastassshunkaratanaがメインとなってお題を考えてくました!!本当にありがとうございました、そしてお疲れさまでした!

この日の合宿

当日は会社から近くの銀座にある貸し会議室を借りて、昼から 5 時間ほど行いました。
羽田空港から銀座へ到着し、立地良すぎだろって思いつつ会場に着くと、すでに到着していた社員の方々に遭遇しました(それはそう)。
初めてみなさんに会いましたが、ビデオ越しでは分からないいろいろな情報(身振り手振りとか癖とかパソコンに向かい合ってる時の挙動とか)が得られてよかったです。こういうのはリモートワークではなく、出社して顔つき合わせて仕事していた時代だと普通だったよなぁと思っていました。

お互いの人生観を知ろう!バリューズカード編!!!

そして合宿がスタートし、相互理解のためのワークとしてバリューズカードというゲームを行いました。
バリューズカードとは、あるお題に沿って自分の手持ちのカードを取捨選択していき、最終的に 5 枚まで絞るというものです。
今回我々は人生で大事な 5 つの価値観をテーマにゲームを行いました。「不労所得が行き着く先」という話をしながらゲームを行っていたのを覚えています。それ以外はうろ覚えです。
そしてできあがったのがこちらです!

ちゃんかつは正しくはひらがな表記です。


このカードが出来上がるまでも「へぇ〜それ捨てるんだ」って会話になり興味深かったのですが、ここで重要なのはこのカードをなぜ残したのかを伝え合うことです。
いろいろなカードがある中で、なぜこのテーマでこの 5 つを持ち続けたのかでその人の価値観を知ることができます。私の場合だと「創造性に個性をプラスしてエンジニアリングの側面から社会に役立つ貢献をして生きた証を残したい。それを実現できるために自己成長を怠らない。しかし、自分の心身が豊かでないと他人に尽くすこともできないのでそこも大事にしたい」という話をしました。
このように、その人の人生観を知ることで、どんな考えを持っているのかを知ることができ、一緒に仕事をする仲間との距離を近づけることができました。

働き方の軸を知ろう!キャリア・アンカー編!!!

続いては 働き方の軸を書き出して理解するキャリア・アンカーを行い、それを全員で共有しました。

「キャリア・アンカー」とは、MITのエドガー・H.シャイン教授(組織心理学者)が提唱しているキャリア形成の概念です。キャリアにおけるアンカー(錨=不動点)を指しています。

個人が自らのキャリアを形成する際に最も大切で、他に譲ることのできない価値観や欲求のこと、また、周囲が変化しても、自己の内面で不動なもののことをいいます。

キャリア・アンカーとは | 人事用語集・辞典 | 人事のプロを支援する HR プロ
  • 自分はいったい何が得意なのか

  • 自分は何をやりたいのか

  • 何をやっている自分に意味や価値を感じるのか

の 3 つに関して、それぞれ 3 つ考えを書き出しました。
そしてできあがったのがこちらです!(以下は私のキャリア・アンカーです)

真ん中右のやつ、かっこよくないですか??


この調子で全員が書いたものを見て、「この人はこういうタスクを渡せるとモチベーション高く成果発揮してくれそう」「こういう状況のときはこの人に頼ろう」といった、自身の働き方の軸を改めて考え直すだけではなく、その人の働き方を知ることで、仕事上での付き合い方のイメージをつけることができたのがとても大きな成果でした。そして今回、「不労所得」とは誰も書いていませんでした。

トイルの解消

この日の最後はよりサービス開発に注力できるように、効率化すると良い箇所の改善をおこなうトイルの解消です。
人数の関係で、以下の通りチーム分けを行いました。

  • フロントエンドA

  • フロントエンドB

  • バックエンド

各自で、日々の業務で不満に思っているのでなんとかしたいことを洗い出し、制限時間内に改善できそうなトイルを選びました。

「トイルとは、手作業、繰り返される、自動化が可能、戦術的、長期的な価値がない、サービスの成長に比例して増加する、といった特徴を持つ作業です。」

SRE の原則に沿ったトイルの洗い出しとトラッキング | Google Cloud 公式ブログ

思いっきり社内の話をしているので画像は見せられませんが、

  • リリース作業、一部自動化可能であればしたい

  • バンドルしたあとのサイズを計測したい

  • GitHub の PR と Jira のチケットを紐付けて、PR の状態によって Jira のチケットの状態を変えたい

など、時間があれば取り組みたいものがたくさん出てきました。このトイル解消は 1 日目の余った時間と、3 日目に取り組むことになります。成果やいかに!!!

初日はこれで終わり、そして 2 日目へ

初日は「バリューズカード」と「キャリア・アンカー」による相互理解がメインの日だったように感じます。
よりよいサービスを提供するために同じ組織に集まった人たちで、相互に知ることで連帯感が生まれ、よりスムーズな業務遂行が行えるんだと私は思っています。そのためにこの日やったことはとても有意義なものでした。
実は初日は全社で忘年会を行ったので、少し早めに切り上げて社員全員で銀座でパーティーを行いました!!銀座でパーティーをまさか人生で果たせるとは思いませんでした!銀座のユニクロデカかったです。
以上!!!めちゃくちゃ話してめちゃくちゃ悩むことになる2日目へ続きます!!

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