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数Aの知識で、宝くじを考える

私は普段から “宝くじ=当たらない” と思っているので、宝くじを買った経験がないのですが、たまに「宝くじでも当たらないかな~」と思うことがあります。

買ってもいない宝くじが当たる確率は、当然0ですが、では、仮に宝くじを買う場合、どんな種類の宝くじをどれくらい買えばいいのでしょう。


少し気になったので、まずは宝くじの公式サイトを覗いてみました。(こちら

そして、公式サイトの情報を元に、あれこれ計算してみることにしました。

と言っても、一等が何千万円・何億円といった宝くじが当たるとも思えないし、確率を計算したところでどうせピンと来ないだろうと思ったので、

一等の当選金額が小さく、これは割と当たりやすいのでは?と思えた、「着せかえクーちゃん」を例に考えてみることにしました。


以下、一部を有料記事として、なんやかんやと書き連ねておりますが、高校数学A相当の知識があれば、サクッと計算できることばかりなので、わざわざ記事をご購入いただくより、コンビニでコーヒーでも購入された方が有益だと思います。


1.「着せかえクーちゃん」とは

詳しくは公式サイトでご確認いただければ、と思いますが、ザザッとまとめると以下のとおりです。

*1口=100円の、ネット専用くじ

*5種類の絵柄から1個ずつ、計4個を選ぶ

*絵柄は重複可

*4個の絵柄と、その並び方によって当選金額が決まる

*一等…10,500円、二等…500円、三等…100円


2.一等から三等までの当選確率

5種類の絵柄から1個ずつ、絵柄の重複を認めて、選んで並べるので、考えられる絵柄の並び方は、全部で625通りです。

※5 × 5 × 5 × 5 = 625


このうち、一等となるのは、「申込絵柄と並びの順序が当せん絵柄にすべて一致」する場合なので、1通りしかありません。

よって、一等が当たる確率は、1/625 です。


次に、二等となるのは「申込絵柄4個のうち3個と並びの順序が当せん絵柄に一致」する場合なので、これは16通りあります。

※4 × 4 = 16

よって、二等が当たる確率は、16/625 です。


最後に、三等となるのは「申込絵柄4個のうち2個と並びの順序が当せん絵柄に一致」する場合なので、これは96通りが該当します。

※4 × 4 × 6 = 96

よって、三等が当たる確率は、96/625 です。


3.元が取れる確率・得する確率

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