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子どもが「話を聴いてくれた」と満足できるママの返事は?

子どもと会話していると、
「オウム返し」でのコミュニケーションって
本当に大事だな、と思います。


以前の私は、子どもの言葉をそのまま受け取っていませんでした。

子どもが「怖い」と言ってるのに、
「大丈夫だよ、怖くないよー」。

子どもが「痛い」と泣いているのに、 
「なんで?転んだの?泣かないの〜」。

という返事をしていました。

これはよくある会話で、
一見、優しいお母さんの言葉がけ、
にも見えますが、

子どもが「怖い」と言っているものに対して、
お母さん(私)が「怖くない」と否定している。

これを繰り返していると、
否定された返事を受け取った子どもは
「お母さんは、私の話を聴いてくれない」
「お母さんは、いつも私の話を否定する」と感じてしまいます。

そうすると、
親としては、話を聴いているつもりでも、
「”やっぱり”お母さんは私の話を聴いてくれない」と、
子どもは、”聴いてくれない”の証拠集めをするようになる。


”私は” 怖くない、
”子どもは” 怖い、は、どちらも真実です。

とても怖がりで、過剰な表現をしているだけと思わず、
子どもが「怖い」と言ったら、
「(あなたは)怖いんだね」と、

そのままの気持ちを受け取れば良かったんですね。。。


そうすることで、
まずは、子どもが自分の気持ちを分かってもらえたと安心する。

相手の気持ちを受け取ってから、
大丈夫だよ、と伝えて、
より安心させてあげることもできると思います。

これは子どもとの会話を例にしましたが、
大人同士のコミュニケーションでも、同じこと。

もちろん、夫婦間のやり取りも変わってきて、断然良くなりますね。

***

私はコーチングを学んで、
「あなたはそう思うんだね」をうまく伝えられてなかったなと思いました。

「私は正しい」と言っているつもりは、ありませんでしたが、

「相手の意見も尊重している」と言いつつも、
言葉として出したときに「私はこう思う」を主張。

「あなたは間違っている」、「私が正しい」
と言ってるのと同じでした。

こうして今、書いていても、
そんなことしてない!と言いたくもなりますが、

気が付いた時は、
傲慢な自分が、急に恥ずかしくなったような、
イタタタタ、、、という感じでした。

相手の話したことであっても、
オウム返しすることで、自分の口から出た言葉として、
自分の脳に認識されます。
そこで、ふと、立ち止まれるのです。

相手を信じること、尊重すること、
みんな違ってみんないい、
という言葉を知ってはいましたが、
コーチングを学んで、やっと分かってきたなぁと感じています。

これからの仕事にも活かしていきたいです。