ステージに立つ人全員に知ってほしい本番前の緊張感への打ち勝ち方
こんにちは♪
私は昨日、演奏会本番でした。前々からとても楽しみにしていた本番だったので出演できることが嬉しく、とても楽しく演奏ができました。もちろん反省点はいくつかありますが次に活かしていけるように頑張っていきたいと思います。
これまでの経験上、最後までミスせずに上手くいった本番はほぼないに等しく、演奏には必ず反省がつきものです💧
もっとこうすれば良かった、ああすれば良かった、うたうところはもっと歌えば良かった、強弱の差や響きがあまり意識できてなかったなどなど。
演奏会もそうですが、コンクールや試験、オーディションなど絶対に失敗してはいけない場面では物凄く緊張感が走ります。
こういった時の緊張って計り知れないですよね。私も手が震えたり足が震えたりそのせいで指が回らなくなったりと色々と経験してきました。
どんなにリラックスして落ち着いて吹くことを頭の中では考えていても実際にステージに立つと全てが怖くなって逃げ出したくなってしまいます。
緊張することで一番怖いことは本来自分の持っているスキルや表現を十分に発揮することができなくなってしまうことです。そして暗譜の本番であれば「次の音なんだっけ…!?」あんなに練習して間違えたことなんてなかったのに緊張して楽譜の音が頭から飛んでしまうことがあります。(私も沢山経験してきました…😭)
こういった時、皆さんならどう対処していますか?今回は私が大学の卒業試験から学んだ本番の緊張を少しだけ解く方法をお伝えできればと思います♪
本番を迎えるにあたり最も意識したことことは毎日を本番と思って練習することです。
皆さんは普段の練習でどれだけ本番を想定した練習ができていますか?
舞台袖で待っている時間何をするか考えていますか?ステージ上での演奏のイメージはできていますか?緊張感を感じていますか?本番の衣装を着て練習していますか?
言い出したらキリがないですがこういった細かいところまでめちゃくちゃイメージするんです。
私自身卒業試験前の1週間はルーティーンの鬼でした。
試験の時の私の実際のメモを貼らせていただきます📝
試験前最後の1週間、これを毎日行っていました。
私なりの工夫や本番前の温度を気にしたりかなり細かいところまでイメージしていました。
舞台袖の持ち物もあらかじめリストにしてメモに残しておきます。そうすることであれも持っておけば良かった!💧ということが無くなります。
次にステージ上➕演奏中のことについてもお伝えできればと思います。
まず、演奏を始める前、少しリラックスする時間を取ることです。
自分の番になりいざステージへ歩き始めると緊張してすぐに演奏をはじめなきゃ!と思ってしまいがちです。私もそうでした。
だけど制限時間が決まっているわけでもないし、決まっていても大体吹き始めてからの時間でスタートすることが多いです。
客席にお辞儀をしたら後ろを向いてチューニングをします。この時に楽器の状態をもう一度チェック。リードはしっかりとした位置にあるか、楽器の繋ぎ目部分は、ずれていないかなどをチェックします。そして一度深呼吸をして、準備が整ったら客席の方を向き演奏を始めます。
この時間を作ることで少しだけ緊張感を落ち着かせることができます。
そしていよいよ演奏スタート!
演奏中皆さんはどんなことを考えていますか?
中には知り合いを見つけたり他のことを考えている方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、そういった行為は音を見失うことに繋がります。
楽譜を見ていても見ていなくても、音楽を意識できていないことになります。
楽譜のことだけを考える。それが良い演奏をする上でのコツだと私は思います。
そしてどの音にも自分がどう演奏したいか計画を持つことも大切です。
自分の出している音のアタック、音質、音色、音程など全てにこだわりを持って練習することで本番中余計なことを考えている暇なんて無くなります。とにかく曲のことだけを考えるんです。
以上が私が卒業試験から学んだ緊張感を少しだけ軽減し打ち勝つ方法でした。
ここまでやってもやっぱり私は本番緊張してしまい、演奏に悔しさが残りましたが結果的に良い結果を残すことができたのでこのルーティーンをやって良かったと思っています♪
良い緊張感を持ち皆様にとって素敵な演奏ができることを祈っております♩
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