ブランドローンチから2ヶ月。ただただ感じていることだけを吐き出すnote
こんにちは、「道具へのカンシャ」が芽生える体験を届けるライフスタイルブランドlilo(リロ)を運営する堀です。
2021年1月29日に、liloをローンチして早2ヶ月が経ちました。最近は、営業やら資金調達に時間を費やしていましたので、なかなかnoteを書く時間を取れずにいました。とはいえ、この間も壁にぶつかったり、乗り越えたりを繰り返しておりましたので、いろいろと考えることはありました。
今回は、liloブランドをローンチして2ヶ月が経った今の状況を、3つくらいに分けて書き記そうと思います。この記事の着地点は正直私も不明です。興味のある方だけに読んでいただけたらと思って、楽に書いております。読んでいただける方も、どうか楽に読んでくださいませ。
①徐々にliloが形になってきたと実感しています
まず、今の私たちの生活のメインであるliloが、徐々に形になってきていると実感できるようになりました。私たちは、今年の1月29日にliloの予約販売を開始しましたが、その時に私たちの手元にあったのは、「道具へのカンシャ」という価値観を届けたいというざっくりとしたブランドビジョン、商品(信楽焼のダッチオーブン)、必要最低限だけ記したshopifyのストアだけでした。予約販売開始後できるだけ多くの方にliloを知っていただくためにSNSで発信したり、営業を繰り返す中で、ブランドミッションの洗練化や製品のパフォーマンスの明確化、shopifyストアのリデザインなどに取り組むんできました。
一つ一つ振り返っていこうと思います。まず、ブランドミッションの洗練化に関しましては、clubhouseでの発信が一番大きかったです。私と共同創業者の古谷とともに、いろいろなclubhouseのルームに飛び込んでは、liloブランドのフィロソフィーや商品の特徴について話しました。そりゃもう私も古谷もアツくなってliloの全部を伝えたくなって、話がまとまってないのに永遠に話し続け、ルームからどんどん人が減少していました笑
これはいかん!ということで、ブランドミッションの伝え方について2人で何度も磨きました。そして、たどり着いたのが「道具へのカンシャ」が芽生える体験を届けるライフスタイルブランドというコンセプトです。詳しくは公式online storeを読んでいただけたらと思います。あと、もしよかったら私たちのclubhouseもフォローしていただけると嬉しいです。以下のプロフィールの名前で検索したら出てきます。
次に、liloダッチオーブンという商品の特徴に関しては、営業をする中でliloのどんな機能が刺さっていて、どんな機能が刺さっていないのかを学ぶことができました。前提としてliloダッチオーブンには大きく6つの特徴があります。①高い遠赤外線効果と熱伝導性、②上蓋も耐熱加工をしていること、③軽いこと、④アウトドアでも使えること、⑤手入れが簡単なこと、⑥桐箱までこだわっていることです。もともと営業するときには、①〜⑥まで順番に説明していたのですが、説明の後半になると先方の担当者の「へ〜」が聞いてない時の「へ〜」になっていました。
そこで、改めて何が刺さっていて、何が刺さっていないのかを整理すると、”おいしさ”と”軽さ”だけが異常に刺さっていていることに気づきました。そりゃそうか、料理って”おいしい”が正義だし、既存のマーケットには重い無水調理鍋やダッチオーブンしかないから。それ以外の4つの機能もliloにとっては重要な特徴ですし、それが刺さることももちろんあるのですが、大半の人にとってこのお鍋を使うことによって料理がどのように変わるのか、そしてマーケットの既存の商品より軽いのかというところに興味が集約することが分かりました。ですので私たちが商品について説明する時も、liloの特殊陶素材が生み出す①高い遠赤外線効果と熱伝導性と②軽さについてだけ話すようになりました。他の機能は後から見ていただく感じです。
実際にstaub鍋(競合商品)を愛用されている方にliloを使ってもらっても味の違いを実感していただけていますし、既存の無水調理鍋が平均4kg(同じ22cmサイズ)のところ、liloは1.7kgと半分以下の軽さを実現しています。この辺りは公式online storeでも見せ方をもう少し改善しなければならないと思っておりますが。
そして、まだまだ構築途中ですが、lilo公式online storeも大きくリデザインすることができました。当初はどちらかというとliloダッチオーブンが前面に出たようなサイトデザインでありながら、liloのブランドの雰囲気もそこに混ざっているような感じで混沌としていました。先述の通り発信と営業を通じてブランドミッションと商品パフォーマンスへの解像度が高くなってきたので、それらをしっかりと分けたようなデザインに変えました。とはいえ、まだまだ表現したいデザインの5%もできていないので、事業が軌道に乗ってききたらそこに投資できるようにしていきたいと思っています。このように、ローンチから紆余曲折しながらも何とか形になってきたなというのがこの2ヶ月間でした。
②ブラッシュアップをしようと思います
先述のようにliloブランドの認知度を高めるような活動もやりつつ、やはり会社なので数字的な計画も立てなければなりません。銀行からお金を貸していただいたり、投資家の方から投資していただいたりする際には必ず必要であり、「会社がこうやって伸びる(ている)から融資(投資)してください」と説明する必要があります。その計画の中でこの4月の売上のメインは、クラウドファンディングで立てる予定をしていたのですが…クラウドファンディング(Makuake)って世に出ていない商品しか実施できないんですね!そんなことも知らず、4月の売上はクラウドファンディングで立てて…とか思っていたので、計画を変更せざるを得なくなりました。
ですので、発信や営業で学んだことを生かして、4月はブラッシュアップすることに時間を割こうと思います。先週ようやく初回予約いただいた一部のお客様にlilo届けることができたので、その方々とのコミュニケーションもたくさんとっていきたいと思っています(在庫が不足しており、まだお届けできいない方、大変申し訳ございません)。liloをご購入いただいた方とは、たくさんコミュニケーションをとっていきたいと考えておりますので、「liloコンシェルジュデスク」というものを新設しました。こちらのLINEでliloの使い方やレシピのご紹介をさせていただいたり、商品についてのご意見をいただいたりしていきたいと思います。また、このコンシェルジュデスクでは、liloを購入する前のお客様とのやりとりも行っております。今、liloについて興味があるけど、不明な点がある、聞きたいことがあるという方は、ぜひ下記のLINEをご登録いただきお気軽にご質問していただけたら嬉しいです。
▼lilo コンシェルジュデスク▼
https://lin.ee/9PwU6OB
③ライフスタイルについて
あとは最近の私自身のライフスタイルについて。これはちょっとliloのことと関係あるようで、ないようで、実はあるというお話なのですが、最近私自身のライフスタイルについて考えることがあります。というのも、今までメキシコ留学に行った時から、東京のスタートアップで働いていた時も、起業してからもそうなのですが、毎日朝から晩まで、平日も土日も関係なくずっとパソコンと睨めっこしてたのですが、あまり生産的じゃないなと思うようになりました。共同創業者の古谷と一緒にやっているという環境が一番大きくて、彼はONとOFFの切り替えがとても上手です。週末はキャンプに行って、自然と触れ合い、人と話し、リフレッシュして平日はガッツリ働く感じ。一方の私はといえば、”なんとなくの不安”に常に苛まれていて、ずっとパソコンの前にいないと落ち着かないという感じでした。この”なんとなくの不安”に共感していただける方は少なくないのではないかと思っています。その結果、なんとなく心身が怠く、古谷や家族以外の誰とも話すこともなく、趣味もなく典型的な「面白くない奴」になっていました。そのことが、また自分を苛立たせたり…笑
そんな私を古谷が外に引っ張り出してくれて、電波の届かない山奥までキャンプに行ってから、だいぶライフスタイルへの考え方がだいぶ変わりました。仕事はできるだけ決めた時間できっちりと終わらせて、仕事以外の分野にもインプットの時間を割き、できれば週末は外に出て新規の出会いをしてみています。そうなると、脳がリフレッシュされて自分の環境ってなんて素晴らしいんだろうと思えるようになりました。大好きな滋賀にいながら仕事はでき、好きな道具を生業にでき、自然には近いし、固定費は大きくないし笑
もっと余裕をもったライフスタイルで生きながら、仕事もクリエイティブに、そして楽しむ感じじゃないとダメだなと反省しました。あまり余裕のない人からモノを買いたいとも思わないですしね笑
まとめ
今回は、liloブランドローンチから2ヶ月がたった今の心境をただただ綴るという記事でした。オチもなくて「こんな記事書いていいのかな」と思いつつ、ありのまま私たち自身を言語化し発信していくことこそがライフスタイルブランドだと考え、こんな記事も書いてみました。
liloでは伝統ある信楽で生まれたダッチオーブンを取り扱っております。liloは陶磁器製のダッチオーブンで、いつもの食事に”深み”を生み出してくれる存在です。ご興味を持っていただけた方はぜひlilo公式online storeを覗いてみてください。
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