小1息子の勘違い言葉
2歳の娘はまだまだ小さいので、言い間違いが多い。
「上手に発音できない」というのが大きな理由かと思う。
現在小1の息子は、話すのが割と早かった。
言い間違いもそんなにしていなかったように思う。
ところが、最近になって「言い間違い」というか「勘違い間違い」な言葉を使うことがあり、大笑いしてしまった。
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「口に、膀胱炎ができた」
一瞬、何を言ってるのかわからなかった。
口に!?膀胱炎!?どゆこと!?
息子はおしっこを我慢する癖があり、そのたびに夫や義父から「膀胱炎になるよ!」と言われていた。
また、季節の変わり目などに口に口内炎ができることがよくあり、「口になんかできた~」と言って触っていた。
「それは口内炎って言って、口の中の病気や。触らん方が良いよ。時期に治るから」とたしなめていた。
息子の中で「○○炎」というのがごっちゃになって、「口の中に膀胱炎ができた」という発想になったのだと思われる。
口の中に膀胱炎って、どういう状況よ。
「365度、回る」
スマホのカメラ機能がお気に入りの息子。
ある日、「このパノラマってなんや?」と聞いてきた。
「何回も写真を分けて取って、つなぎ合わせられるんや」と、夫が実際に実演して見せてくれる。
私もパノラマ機能なんて使ったことがない。
「ほら、こうやって360度ぐるっと回りながら撮ると、一枚の繋がった写真になるやろ」
撮れた写真を面白そうにのぞき込む息子。
さっそく、自分もやってみたくなったらしい。
スマホを持って2階の義母の元へ行き、「パノラマで写真を撮るよ!」と大張り切り。
「さぁ、365度回りながら撮ると、おもしろいことがおこります!」
え、365度って。
「ケンちゃん、365度やったら、1周回ってさらにもう少し回るってことか?」
ちょっと意地悪な義母は息子の言葉を茶化す。
おそらく、1年が365日というのと混ざってしまったのだと思われる。
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今月から小学校2年生になる息子。
新しい知識をまた、たくさん吸収するだろう。
その過程で、言葉と言葉がごっちゃになることもあるかもしれない。
それもまた、息子のひとつの成長過程と思って、楽しく見守っていきたい。