見出し画像

レゴで学べるのはロジカルシンキングだけじゃなかったと気づいた

まずは見てほしい。息子5歳の作品がこちら。

すべてクルマらしい

親ばかで申し訳ないが、どれもこれも素晴らしい。
なにが素晴らしいかというと、「配色センス」と「左右のバランスが良く考えられている」こと。

たとえば、「1」という数字が入ったブロックが前方についている作品。
左右のバランスがちゃんと考えられている。
右と左でパーツを揃えているのだ。

配色にも注目してほしい。
たとえば、手前の青色のクルマ。
青と黒と白を基調にした配色で、ライトには黄色のクリスタルパーツを使っている。
胴体部分も、ただの白色パーツではなく、プリントパーツを使っているところに工夫が感じられる。

上述した2つの作品に使われているのは、夫が小学生の頃から使っているレゴで、30年ものになる。
大きめのタッパーにバラバラと部品が入っているので、「欲しいパーツ」を見つけるのはなかなか大変だ。
タッパーの中を「ジャラジャラ」と音をたてて探す姿をよく目にする。そうやって、「自分が想像する作品のゴール」に向かってひとつひとつの部品を揃えていくのだ。

レゴブロックといえば、私は四角いパーツのイメージが強い。
私がレゴをまともに触ったのは、夫と結婚してからなのだが
息子に「一緒に何か作ろう」と言われても、私が使えるパーツは四角いパーツくらい。
たとえば、「1」という数字が入ったクルマに使われている、端っこの三角の青色パーツ。これを使いこなそうと思っても、私には無理だ。
けれど、息子はいともたやすくそのパーツを「いい感じ」に使ってしまう。
すごいなぁと感心するばかりだ。

この、「自分が想像するゴールに向かって試行錯誤していく」というのが、いわゆる「ロジカルシンキング」というやつで(と、私は理解している)
レゴの学びの醍醐味のひとつだと思っている。

けれど、息子の作品を見るにつけ、どうもそれだけじゃないんだなぁと最近気づいた。レゴを通して、色の配色や全体のバランスを見るなど、デザイン性も学べるのだなぁと。(他にも、集中力がつくとか、いろいろあるけれど)

先日の母の日。
息子にカーネーションを選んでもらった。
こんなところにも、配色センスがいきている。


この記事が参加している募集

最近の学び

子どもの成長記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?