あなたも「あやうく一生懸命生きるところだった」んじゃない???
日本タイトルだけ大賞で大賞になっていた
「あやうく一生懸命生きるところだった」
大賞だけあって、タイトルで引き込まれるじゃないか…
このゆるい、ゆるい、ゆるい、ゆるい絵も、なんだか味に見えてくる…(笑)
本屋に寄ったら、何か1冊は買って帰ってくることを
最近の決まりにしている。
できれば、いつもは読まないようなもの、
ネットではスルーしてしまいそうなものを選ぶようにして
手に取ったのがこの本だった。
感想
日本タイトルだけ大賞と言うだけあって
「タイトルだけ」だからね!
中身について、あまり期待しすぎても…と思うのだけど
まだまだ頑張りたい!と思っている私には
ちょっと痛いところでもある。かな?
著者は韓国人なので、韓国の現状を書いているのに
日本と同じだな~と思うところが多数。
我慢が多くて生きづらいのは同じなのかもしれませんね。
ただ…
もう少し頑張れよ!
本当にそんなんで大丈夫なのか?
みんなが同じように真似したらどうするんだよ!
って言いたくなる内容もあります(笑)
だけど、
頑張って、頑張って、疲れ切った人へ
力を抜こうよ、ちょっと休もうよ!と言うメッセージとしては
大いにありだと思います。
まぁ、そんな感想です。
内容
日本より学歴社会と言われている韓国。
貧しい生活だった著者が
一流の大学を卒業すれば!と
3年の浪人生活の末、4度目のチャレンジで
美術大学として有名なホンデ大学に合格する。
しかし、学費を稼ぐために
バイトに明け暮れ、何とか卒業するも
思ったほど就職先が良かったわけでもなく、高給取りでもなかった。
引きこもったり、転職したりしつつも
自分の思い描いていた生活にはならず
世間の常識や、いろんな縛りにあらがって?
とうとうフリーになってしまう。
とっても気が楽になった。
が、収入の当てもないので、貯金を食いつぶす生活。
貯金がなくなったら、仕事をしようかな…と。
そんなことを、ゆるゆると書いている本です。
こういう状況で書いた本なのでしょう。
この本がベストセラーになったので
もしかしたら、思わぬ印税生活ができているかもしれませんね~
ということは、一生懸命に生きなくてもいいよ!は
当たりなのかもしれません!?
おすすめ度
東方神起のメンバーの愛読書としても話題となったそうです。
間違いなく、超がんばってますからね。
庶民の「分かる~!」とはレベルが違ってるほど
努力をしている人だと思うの。
自分に単純にそのままはあてはめられないかとは思う。
でも!
今現在、すごく頑張って疲れている人には
心にしみる本だと思います。
読み物としては、まぁまぁ面白かったけど
おすすめできるかと言うと、ケースバイケースと言う感じで…
そんなこんなで、⭐2つ。
その他の読書記録内容
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