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なぜ、女性の起業は長続きしないのか?

息の短いビジネスを目指す人はいないと思うけど(笑)

結果的にそのやり方は長続きしないよね…とか
短期的な集客方法だよね…というのはあると思う。

中小企業庁の白書によると、
男女に限らず、起業1年での個人事業主の廃業率37.7%
(中小企業庁の白書より)

しかも女性起業家の廃業率は、男性の2倍とも言われているとか…

なぜ、女性の起業は長続きしないのか?

いくつかのパターンに分けて考えてみた。


自己中心型ビジネス

これは、男女に限らずのことだけど
自分中心なサービスであったり…
お客さま二の次の考えだったり…
お客様を金づるやカモとしか見てなかったり…
自己中心型のビジネスは、ファンがつかないので、長続きはしない。

文字にすると、当たり前だよ!と思うけど、けっこういる。


男性的な集客で失敗する

男性と女性の考え方の違いは、ビジネス以外ではよく聞くと思うのだけど
意外と、集客に対する男女の考え方の違いを言う人は少ない。

男性が好む集客方法と、女性が好むものが微妙に違うように感じるのは私だけでだろうか?

男性の講師から教わった女性起業家が、自分自身のマーケットも女性なのに、男性張りの集客方法に突然変えたところ、それまでのお客さんがいなくなった例は何度か見ている。

特に女性は、同性に対する見方は厳しく、ちょっとした違和感でも、感じとってしまうところがある。

また、女性特有のはずではないのだけど、
今の日本「お母さん」「奥さん」に対する期待や役割が非常に大きい。
実際問題、家事や育児、介護を女性が担っている割合がとても多い現状なので、それらとの両立をしながら、男性と肩を並べてビジネスをするのはなかなか難しい。

せっかく男性社会で男性と同じように働くのが難しくて起業したのなら、男性と同じ方法ではなく、女性らしく、しなやかに起業すればいいのにと思うだが…。


知識不足

実は、私はこのパターンが一番多いのではと思っている。

経済産業省委託「女性起業家に関するアンケート 調査」によると
男性以上に、女性に多い起業時の課題は
「経営に関する知識・ノウハウ不足」と「事業に必要な専門知識・ノウハウ不足」と言われている。

私の周りを見ていても、女性は自分サイズの小さな起業から始める分
知識がないままで始めてしまうパターンがとても多い。
中には開業届の存在を知らぬまま始めていて、起業と言えないパターンもあるほど。

コロナ禍で、開業届を出していなかった女性起業家の多くが、売り上げが下がったにもかかわらず、保証を受けられていないのではないか?と懸念している。

知識不足、情報不足とは、時に致命的になりうるのです。


まとめ

自分サイズから始める女性起業は、準備不足、知識不足の見切り発車型が多いと思われる。
周りを観察していても、のちのち、知識不足からくるトラブルに巻き込まれるパターンが多い。
自衛のためにも、最低限の知識、法律は学んでおくべきだろう。

また、初期投資などせずリスクが少なく始められ分、トラブルが起こったときに『だったら、やめようかな…』と、安易に廃業する人も多いのかもしれない。

私は、2014年に起業し、
決して多いとは言えないが、稼ぎ続け6年が経過しています。

私自身、準備不足、知識不足で見切り発車した口です(笑)
その後、たくさんの方に教えてもらいながら、ルールを守りながらなんとか起業を続けています。

そんな私だからこそ、遠回りせず、必要な情報は知っておこうね…と思うです。

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